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丈夫で酸欠に強く、特別な機材が無くても飼育ができるベタ。
暖かい季節は水槽用ヒーターを設置せずに飼育しているという方も多いのですが、水温が下がる秋~春先にかけてはヒーターで加温をするのがおすすめです。
ベタは確かに丈夫ですが低水温には弱いため、水温が下がるとストレスから病気になってしまうこともあるからです。
しかし、いざ水槽用ヒーターを探してみると、ベタを飼育する水槽は小さな容器が多いため、適合する水槽用ヒーターが見つからず困ってしまうことも少なくありません。
そこでこのコラムでは、ベタ飼育におすすめの小型ヒーター7選と、ベタ用ヒーターの選び方を解説します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにベタにおすすめの小型ヒーターを解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
水槽用ヒーターは水槽の水量に応じて選ぶのが基本です。
ベタ飼育では小型の水槽や容器を使用していることが多いので、水槽用ヒーターも水量に合わせた小型の物を選びましょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、ベタにおすすめの小型ヒーターを解説します。
ベタにおすすめな水槽用ヒーター7選
水質の変化や酸欠に強いことから丈夫な魚というイメージのあるベタですが、元々は東南アジアに生息する魚ですので低水温は苦手です。
日本で飼育する場合は寒い季節には、水槽用ヒーターで水温を25℃前後に維持してあげるのが良いでしょう。
ここではベタ水槽におすすめの水槽用ヒーターを7種類ご紹介します。
エヴァリス オートヒーター ダイヤルブリッジ R50AFII
エヴァリスの『オートヒーター ダイヤルブリッジ R50AFII』は、水温を22~31℃の間で設定できる温度可変式の水槽用ヒーターです。
温度変更はダイヤル式なので操作が簡単ですし、水温が変更できるので、病気の治療で水温を高めにしたいなどのイレギュラーにも対応できます。
空焚き防止機能付きで安全性も抜群です。
また、こちらの製品は本体を縦・横どちらの向きでも使用することができるので、小さな水槽でもスペースを圧迫することなく設置ができます。
エヴァリス プリセットオートヒーター 10
続いてご紹介するのは、同じくエヴァリスから『プリセットオートヒーター 10』です。
本体にサーモスタットやセンサーが内蔵されているのでこれ一つで水温管理が可能、本体がコンパクトなので小さな水槽にも設置がしやすいです。
水温は26℃固定なので難しい設定をしなくても、ベタの適水温を維持することができます。
エヴァリス プリセットオート 15 BETTA
エヴァリスからはベタ専用の小型ヒーターも販売されています。それが『プリセットオート 15 BETTA』です。
対応水量は4Lで、金魚鉢などの水槽以外のガラス容器にも設置できます。
サーモスタットやセンサーは内蔵されているので電源を入れるだけで使用可能、設定温度はベタが好む少し高めの27℃に固定と、ベタのことをしっかり考えて作られた水槽用ヒーターです。
GEX オートヒーターミニ SH10
GEXの『オートヒーターミニ SH10』も、水量4Lまでの水槽やガラス容器で使うことができる省エネヒーターです。
水温を自分で設定することはできませんが、24~28℃の間になるよう自動でコントロールしてくれるので、ベタ水槽の保温をしたいときに最適です。
小型で水槽内のスペースを圧迫しづらいのもメリット。空焚き防止機能がついていて安全性にも配慮されています。
GEX セーフカバーオートヒーター SH20
水量8Lまでの水槽で使用できるのがGEXの『セーフカバーオートヒーター SH20』です。
セーフカバーが付属しているヒーターで、ベタが熱源に触れて火傷してしまう心配がありません。
水温を26℃にキープできる固定式でサーモスタット不要なので、これ一台でベタ水槽の水温を管理できます。
縦・横どちらの向きでも使用可能なので、レイアウトに関わらず設置ができます。
GEX セーフカバー オートヒーター SH36
もう少し大きな水槽を使用しているときは、GEXの『セーフカバー オートヒーター SH36』がおすすめです。
先ほどご紹介したSH20のサイズ違いの製品で、こちらは約12Lまでの水量を保温することができます。
水温は26℃固定で温度設置が必要ありませんしサーモスタットも不要、 さらに空焚き防止機能や燃えにくい難燃性のカバーを使用しているなど、安全性にも優れたベタに優しいオート―ヒーターです。
テトラ 26℃ミニヒーター 50W
初心者でも手軽使用できると人気なのが、テトラの『26℃ミニヒーター 50W』です。
30cm水槽にちょうど良い水量20Lまでカバーできる小型ヒーターで、今回ご紹介した他のヒーターと同じくサーモスタットは不要。
水温26℃固定式のオートヒーターで加温中にはランプがつくので、電源が入っているかを目でしっかり確認することができます。
また、火傷防止のセーフカバーや、空焚きなどの異変が起こった時に自動で電源を切ってくれる事故防止機能もついているので、安全に使用できる点もメリットです。
ベタ用のヒーターを選ぶポイント
水温などの観点から見ると、ベタを飼育する水槽でも基本的には熱帯魚用の水槽用ヒーターを使うので問題ありません。
ただ、ガラス水槽以外の容器で飼育されている場合があることや、ヒレが長くヒーターに触れてしまう危険があることから、
- 水量に合っているか
- ベタの安全に配慮されているか
- ガラス以外の飼育容器の保温方法
の3点に注意する必要があります。
ここからは、ベタ用ヒーターを選ぶポイントを解説します。
水量に合っているか
水槽用ヒーターのサイズは、水槽の大きさに合わせて選びましょう。
大きすぎるヒーターは水槽内で邪魔になりますし、パワーが強いので万が一サーモスタットに不具合が出たときに、過加熱になりやすいです。
ベタを飼育するような小型容器ならば、小さなヒーターでも十分に水を温めることができます。大きなヒーターはそれだけ電気代もかかりますので、節約のためにも対応する水量を確認してから購入するのがおすすめです。
ベタの安全に配慮されているか
ベタはヒレが長いので、遊泳する際に水槽用ヒーターがヒレを引っかけたりしないかも確認しておきましょう。
安全カバー付きのものならば直接触れて火傷してしまう心配がありませんが、カバーの分スペースを圧迫されてしまうので、コンパクトさを優先した方が良い場合もあります。
水槽内のレイアウト変更も視野に入れながら、上手にスペースを確保できる機種を選ぶと失敗しにくいです。
ガラス以外の飼育容器の保温方法
水槽用ヒーターは水槽やガラス製の容器以外には取り付けることができません。
100円ショップなどで販売されているプラスチックの飼育容器やボトルなどを使用している場合は、ペット用のパネルヒーターを敷いた上に飼育容器を置くなどして水を温めるのがおすすめです。
水槽用ヒーターは定期的に買い替えよう
水槽用ヒーターは、アクアリウムの機材の中でも特に故障しやすい消耗品です。
製品や使い方によって異なりますが、寿命は大体1年程度ともいわれており、定期的に買い替えが必要となることを覚えておきましょう。
また、壊れるときは予兆なく突然動作しなくなることも少なくないので、いざという時のために予備を用意しておくことをおすすめします。
まとめ:ベタにおすすめなヒーター7選!超小型から温度調節機能付きまでご紹介です
今回は、ベタ水槽におすすめの水槽用ヒーターとヒーターの選び方などを解説しました。
ボトルアクアリウムでもよく飼育される丈夫なベタですが、低水温は苦手なので、冬場は水槽用ヒーターなどを使って保温をしましょう。
水槽用ヒーターは容器の水量に合わせて選ぶのが基本です。また、ベタの場合はヒレが長いので遊泳の邪魔にならないコンパクトなものを選ぶと、安全に使用できます。
水槽やガラス容器以外のボトルを飼育容器にしている場合は、パネルヒーターなどを使って水槽の外から保温するようにしてください。
ご紹介した水槽用ヒーターを活用しながら、寒い季節もベタ飼育を楽しみましょう。
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