水槽機材の使い方が分からない!アクアリウム入門での機材設置のコツ

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アクアリウムを始めるには、ろ過フィルターや水槽用ヒーター、水槽用照明など基本的なものだけでも数多くの機材を用意する必要があります。
飼育する生き物によってはさらに、プロテインスキマーやCO2添加装置といった専門的な機材を使用しなければならず、初めてだと何をどう設置したらよいのかわからなくなってしまうことも。
説明書を読んでも専門用語が多くて、挫折してしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一見難しそうに思える水槽機材の設置ですが、ポイントを押さえて一つ一つこなしていけば誰でも正しく設置することができます。長期運用していくためにも、自力で設置できるに越したことはありません。
この記事では、初心者が特に迷いやすい代表的な水槽機材の使い方や設置のコツを分かりやすく解説します。あると便利なアイテムも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに水槽機材の設置ポイントを解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
アクアリウムでは一つの水槽を運用するためにたくさんの機材が必要となります。
配管や配線が複雑で初めてだと戸惑ってしまいますが、コツを抑えて落ち着いて設置していけば、誰でも正しく設置することができるでしょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽機材の設置ポイントを解説します。
使い方がわかりづらい?水槽機材の設置方法7つ

初めての水槽設置で、使用方法がわかりづらい水槽用機材と言えば配線や配管が複雑なものや、使い始めるために初期動作が必要なもの、専門性が高いものではないでしょうか。
ここでは、初心者の方が使い方で特に戸惑ってしまう、
- 外部フィルター
- 水槽用クーラー
- 水槽用ヒーター
- 水槽用照明
- プロテインスキマー
- 冷却ファン
- CO2添加装置
の7つの機材について、設置方法や使い方のコツを解説します。
商品によって細かな仕様は異なりますが基本的な使い方は変わりませんので、設置にお困りの方はぜひご覧ください。
外部フィルター
水槽の水をきれいにろ過してくれるろ過フィルターの中でも、パワフルで汎用性が高い外部フィルターは、少々扱いが複雑なため初心者の方が難しいと感じる機材の代表格です。
外部フィルターの設置でつまずくポイントは主に以下の3つでしょう。
- 機種の選定
- 配線、配管
- 初期動作(呼び水)
まず、機種の選定方法ですが、基本的には水槽の水量に合ったものを選べば問題ありません。水を汚しやすい大型魚を飼育する場合は、5回転(1時間で総水量が移動する回数)を目安に選定します。
次に配線や配管について。外部フィルターを使用するのに必要なパーツは、本体(ろ過槽+ポンプ)+配管+ホース+タップ+ストレーナーで、これらを説明書に沿って組み立てます。
この中で特にコツがいるのがホースの長さです。長くし過ぎてしまうと水流が弱まってろ過能力が落ちてしまうため、なるべく短く、曲がる部分が少ないように設置すると運用しやすいでしょう。
最後に初期動作ですが、外部フィルターは設置をした後に”呼び水”というフィルター内に水を通す作業が必要になります。吸水口を水中に沈めて、ホースに口をつけて軽く吸い込めば水が通りますが、加減が難しいため、初めての時は呼び水を行うアイテムや自動呼び水機能付きの機種を使用すると安心です。
運用を始めたら、ろ材の目詰まりを防ぐために2~4週に一度飼育水ですすぎ洗いをします。
吐き出し口を水面を揺らすような角度で設置すれば、酸素が溶け込みやすくなり、油膜の発生も防げるのでおすすめです。
水槽用クーラー
水槽用クーラーは、水槽の飼育水を冷却して水温を維持する水槽用機材です。
以前は海水魚や高水温に弱い熱帯魚など一部の水槽で使用される機材でしたが、近年の猛暑の影響から最近は、一般的なアクアリウム水槽でも設置するケースが増えています。
そんな水槽用クーラーを設置するポイントは以下の3つです。
- 機種の選定
- 設置スペースの確保
- ポンプの選定と接続
水槽用クーラーは、水槽とろ過槽を合わせた総水量を基準に機種を選定します。水量ギリギリではなく、3割程度余裕を持たせた機種を選ぶと確実に水を冷却できて安心です。
設置の際は、必ず周囲に10cm以上のスペースを空けて吸排気を確保しましょう。
壁にべったりくっつけて設置すると、熱の逃げ場が無くなり冷却効率が落ちて故障の原因になります。防水仕様ではないため、水はねや結露が直接かからない場所に設置することも大切です。
そして、水槽用クーラーを設置する上で最も重要なのがポンプの選定です。
そもそも水槽用クーラーは水槽とクーラー内を水を循環させる関係から、基本的には外部フィルターかオーバーフロー式を採用している水槽でしか使用できません。
その上で、水槽の設計(外部フィルターかオーバーフロー水槽かや、ポンプの設置場所など)に合わせてポンプを選定します。
ちなみに最近は、ろ過フィルターを選ばず使用できる外掛け式の水槽用クーラーが登場しているので、もし扱いが難しいと感じるときは、こちらを候補にするのも方法です。
水槽用ヒーター
水を温めて水温を維持するのが水槽用ヒーターです。冬場はもちろんのこと、特に熱帯魚水槽では水槽用クーラーや冷却ファンによる水の冷やし過ぎを防ぐため、一年を通して稼働しておくのが望ましいとされています。
そんな水槽用ヒーターのお悩みポイントと言えば、設置する位置ではないでしょうか。適当な場所に設置してしまうと、いくら加温しても一部だけが温まり水槽全体が均一になりません。
水槽全体をムラなく温めるのにおすすめなのが、できるだけ底面近くの水流が当たる場所です。
設置方法は横置きが基本ですが、最近は縦置き対応の機種も増えていますので水槽のレイアウトに合わせて選ぶと良いでしょう。
ただし、いずれの場合も底砂に埋めるのは厳禁で、熱がこもって予期せぬ事故につながります。水換えの際には必ず電源を切り、素手で触れることや空焚きにも十分注意してください。
また、ヒーターは消耗品で寿命は1〜2年です。突然壊れることもあるため、常に予備を用意しておくと安心です。
吸盤が外れてしまう時は、劣化なのでキスゴムを交換することをおすすめします。
水槽用照明
水槽用照明は水槽内を美しく照らすのはもちろん、水草の育成を助けたり生き物のバイオリズムを整えたりなど飼育面でも重要な役割を担うアイテムです。
ただ、光量や点灯時間によってはコケの大量発生を引き起こすこともあるため、バランスを意識することが重要となります。
水槽の大きさにもよりますが、基本は1日6~8時間点灯です。毎日同じ時間に点灯・消灯するためタイマーを使ってきっちり時間を管理すると、環境を整えやすくなります。
もし、点灯時間を守っていてもコケが多いときは、30分~1時間程度点灯時間を減らして様子を見るのが効果的です。
また水槽用照明は完全防水ではありません。水槽上部に設置しますが、水滴や蒸気が当たり続けると故障のリスクがあるため、注意してください。
プロテインスキマー
プロテインスキマーは海水専門のろ過装置です。細かい泡でタンパク質などの有機物を吸着除去して、水質をきれいに保ちます。
全ての海水水槽に必要なわけではありませんが、水質に敏感な海水魚やサンゴを飼育しているときや、水質がなかなか安定しないときには設置を検討してみると良いでしょう。
設置方法は、水槽内に取り付けるタイプから外掛け式、ろ過槽に設置するものなど様々ですので、水槽環境に合わせて選定してください。
容量は水槽+ろ過槽の総水量の1.5倍以上のパワーがある機種を選ぶのがおすすめです。
設置から1~2週間程度は泡の量が安定せず、給餌後に急に泡が増えることがありますが、これは正常な反応なので慌てる必要はありません。落ち着くまで様子を見ましょう。
またスキマーをろ過槽内に設置する場合は、水位が合わないと十分に泡が発生せず効果が弱くなることがあるため、水位には気を配りましょう。
カップには汚れがたまりやすいため、数日に一度は洗浄して清潔に保つことが大切です。
冷却ファン
冷却ファンは、水面に風を当てて発生する気化熱を利用して水温を2~3℃ほど下げることができる冷却機材です。
水槽用クーラーを設置できない水槽や、簡易的な機材で飼育できるメダカや金魚の水槽でよく利用されます。
クーラーほどの冷却能力はありませんが、小型水槽なら十分に効果が得られるでしょう。
ただ、湿度の高い日は効果が薄くなってしまうことがある上に、水温を感知して下げるような機能はないため、冷却ファンだけで水温を確実に管理するのは難しいです。
また、冷却ファンで風を当てていると水が蒸発しやすくなるため、こまめに足し水をして水位を保つことも忘れないようにしましょう。
フタを外して使うことが多いため、魚がジャンプして飛び出さないよう、飛び出し防止の工夫も必要です。
CO2添加装置
きれいな水草水槽を目指すならば必ず導入したいのがCO2添加装置です。構成部品が多いため、初心者にはハードルが高く感じられますが、セット品を選べば比較的スムーズに導入できます。
CO2を添加する目的は、水草の光合成を活発にすることです。添加量は60cm水槽で1〜2bpsが目安ですが、多すぎると魚が酸欠になるため、ドロップチェッカーを使って緑色を目安に調整しましょう。
夜間は光合成が止まるためCO2は不要です。必ず電磁弁で停止しエアレーションを併用して、水槽内に酸素をしっかり供給してください。
拡散器の位置はフィルターの吐出口付近がベストで、水流に乗せて水槽全体に広げるイメージを持つとわかりやすいです。
アクアリウム入門にあると便利なアイテム

アクアリウムで使用する専門的な機材について解説してきましたが、水槽周りではその他にも、メンテナンスや水槽を守るために用意しておきたいアイテムがあります。
ここでは、初心者の方が揃えたい便利なアイテムをご紹介していきますので、参考にしてください。
バケツ
バケツは普段の水換えやメンテナンス、フィルタ―掃除や魚の一時隔離場所など様々な用途で使用できるアクアリウムの万能アイテムです。
100円ショップで販売されている安価なもので十分なので、最低でも2~3個ほど用意しておくことをおすすめします。
もし余裕があれば、10L以上入る大きなものを一つ準備しておくと、水換えなどが楽になります。
水槽用マット
水槽を安全に設置するため、水槽の下には専用のマットを敷くのがおすすめです。
ガラスやアクリルでできた水槽は、歪みや振動が加わり続けるとヒビや破損が生じることがあります。長期に渡って使用を続けている水槽は、なおのこと負担が蓄積しやすいです。
このようなとき水槽の下に専用のマットを敷いておけば、底面の負担を均等にし、安定性を高められます。
また、滑り止め効果があるため地震でも倒れにくくなりますし、騒音や振動の軽減にも効果的でしょう。
水槽を長持ちさせるうえで、安価ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムです。
メラミンスポンジ
水槽壁面やレイアウトアイテムなどの掃除で活躍するのがメラミンスポンジです。
軽くこするだけで頑固なコケや汚れを落とせて、しかも安価なのでコストを気にすることなく初心者の方でも気軽に使用できます。
ただ、強くこすりすぎるとまれに細かな傷をつけてしまう恐れがあるため、力加減には注意してください。力を入れずに優しく動かすのがポイントです。
また、もみ洗いするとカスが出やすいので、傷んできたらその都度交換するのがおすすめです。
まとめ:水槽機材の使い方が分からない!アクアリウム入門での機材設置のコツ

アクアリウムを始めるにはろ過フィルターや水槽用クーラー、照明など多くの機材が必要になります。
初めての設置で不安を感じる方も多いかと思いますが、予め設置や使い方のポイントを理解しておけば誰でも容易に設置が可能です。
メーカーやシリーズが違っても、基本的な使い方に大きな違いはなく、
- 水槽サイズに合ったものを選ぶ
- 安全に配慮する
- メンテナンスを習慣化する
の3点を意識すれば正しく運用できます。
初心者の方は、まずは基本に忠実に運用を始めて、様子を見ながら水槽環境に合わせた微調整をしてみましょう。水槽機材を上手に活用することで、魚や水草が元気に育ち、美しいアクアリウムを長く楽しめます。
ほかにもさまざまなコラムがありますので、ぜひご覧ください。
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