ホワイトプリステラは身体のほとんどが透けている、透明感あふれる小型魚です!
単体でみるとどこか儚げな印象ですが、複数匹集まるとほのかな光沢を放ちながら美しい『群泳』を見せてくれます。
特に光に照らされると、とても美しいです!
別名アルビノプリステラとも呼ばれていて、プリステラのなかで体色の白いものを指しますが、目は普通種と同じように黒い個体が多いです。
水草水槽内でのポジションは「控えめな清涼剤」というイメージですね。
赤や青、黄色などさまざまな熱帯魚の色合いがぶつかりがちな混泳水槽のなかで、穏やさを演出してくれる癒しの存在です。
とても大人しい性格なので混泳相手に困ることはありませんが、気性の荒い魚との混泳は控えてあげましょう。
カラシン類は飼育下で繁殖させることが困難な種類が多いのですが、プリステラは繁殖できます。
底床に卵をばら撒くタイプの産卵を行うので、ウィローモスを敷き詰めてやると卵が目立たなくなり、食べられてしまうのを防げますよ!
ところで、”大人しい性格”と上で書きましたが、プリステラは泳ぎが得意です!
動きがゆっくり過ぎないのも、水槽をさびしくさせない良いところですが、稀に水槽の外に飛び出してしまう事故が起こります。
これはプリステラに限らずですが、「小型魚ばかりだから…」とフタを閉めないで油断していると悲しいことになりがちです。
フタは必ず用意してあげましょう!