コリドラスをカラー別に紹介!種類や魅力とは!白コリ・青コリなど!
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ナマズをギュッと縮めたようなフォルムに、可愛らしい仕草を持つコリドラスは、カラーバリエーションが豊富でコレクターも多いという一面を持つ人気の熱帯魚です。
今回はそんなコリドラスの種類や魅力をカラー別でご紹介。
ページの後半ではお店でコリドラスを選ぶ際に見ておきたいポイントなども解説していきますので、飼育を検討中の方は是非チェックしてみてください。
目次
プロアクアリストの意見をもとにコリドラスをカラー別に解説
このコラムは、東京アクアガーデンに在籍するプロアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
コリドラスはとても種類が多い熱帯魚ですが、カラー別にみると覚えやすいです。
青コリや赤コリ、白コリは丈夫で、東京アクアガーデンで取り扱うことが多くあります。
ここでは、コリドラスの種類を体色の特徴別にご紹介します。
カラー別!コリドラスの種類と魅力
今回ご紹介するのはこちらのコリドラスたちです。
- 青コリ:パレアタス
- 赤コリ:アエネウス
- 白コリ:アルビノ、パンダ系
- 白黒コリ:シクリ、アトロペルソナータス、シュワルツィ
- 橙コリ:ベネズエラオレンジ
- 緑コリ:コンコロール、ブロキス・スプレンデンス
- 黒コリ:ベネズエラブラック
- 金コリ:イルミネータスゴールド
どれも魅力がたっぷりと詰まったお魚たちなので、お気に入りの種類を探してみてくださいね。
コリドラスの飼育方法やおすすめの餌について解説した記事もありますので、合わせてご確認ください。
青コリ:パレアタス
南米のパラナ川が原産のコリドラス・パレアタス。
青や緑色に輝く体色と模様の入り方から、青コリや花コリという愛称で古くから親しまれています。
飼育の容易さはコリドラス界の中でも随一と言って申し分ないほどで、丈夫さや繁殖のしやすさも人気の理由のひとつです。
ただし高水温には弱い一面があるため、夏場の水温管理には気を付けましょう。
温厚な性格のため、同種・多種ともに同サイズ程度であれば混泳も楽しめます。
赤コリ:アエネウス
コリドラスの中でもっともポピュラーな品種がコリドラス・アエネウス。
赤みを帯びた体色から赤コリとも呼ばれています。
こちらの品種もかなり丈夫で病気にかかりづらく、ある程度の高水温にも耐えられる初心者向けのお魚です。
ただしコリドラスは全般的に薬を苦手としていて、病気にかかってからの立ち直りが難しい面があります。
薬浴する場合は規定の1/3~1/2程度の濃度で様子を見ましょう。
白コリ:アルビノ、パンダ系
アルビノやパンダに代表される白いコリドラスたちは爽やかな見た目で人気です。
アルビノは白い見た目に反して水質・水温変化に適応しやすく、パンダよりも飼育が容易なほど丈夫さがあります。
どちらも食欲は旺盛なので、餌付けで困ることはほとんどないでしょう。
むしろ、肥満になることもありますので、餌の量には十分に注意するのがおすすめです。
白黒コリ:シクリ、アトロペルソナータス、シュワルツィ
目元に入った黒いバンド模様や、体に入る黒ゴマのような模様がとっても可愛らしい品種たちです。
シクリやアトロペルソナータスはコリドラスの中では割と大きく育ち、最大で6~7cm程度にまで成長します。
シュワルツィはそのなかでは5cmほどと、小型です。
白黒のコリドラスは、導入時の水質の急変にやや注意が必要ですが、水質に慣れてからは目立った病気もしない丈夫さがあります。
気が弱い面があるため、餌を横取りされていないかしっかりと観察してあげましょう。
気性が荒いタイプとは分けて飼育するのがおすすめです。
橙コリ:ベネズエラオレンジ
ベネズエラのトゥイ湖に生息するベネズエラオレンジ。
その名の通り淡いオレンジ色の体色にほんのり緑がかった光沢が目を引く美しいコリドラスです。
現在ではエクエスやベネズエラヌスなどの別称でも呼ばれています。
こちらも飼育が容易な上に混泳向き。物怖じしない性格の個体が多いため、水槽の全面に出て餌を食べる姿を観察することもできます。
体色のオレンジを目立たせるには、赤虫やブラインシュリンプなど色揚げ効果の高い餌を与えるのがおすすめです。
栄養に偏りが出ないよう、普段の餌と混ぜて与えましょう。
緑コリ:コンコロール、ブロキス
ペルーやエクアドルが原産のブロキス。
いかにもコリドラスといった具合の見た目ですが、実はこのお魚がコリドラス属として認められたのは最近のお話です。
メタリックな緑色の体色が美しいこちらの品種は、別名エメラルドグリーン・コリドラスとも呼ばれています。
体長はコリドラスの仲間としては大型で、最大9cmにまで成長するので存在感抜群です。
将来的には大型水槽で飼育することも視野に入れておきましょう。
また、同じく緑コリとして分類されるコリドラス・コンコロールも、頭部の青緑色から尾ヒレのオレンジ色まで美しいグラデーションが人気の品種です。
ブロキス・スプレンデンスとはまた違った魅力が楽しめるので、店頭などで見比べてみてくださいね。
どちらも性格は温厚で混泳向き。体も丈夫なため、容易に飼育ができます。
黒コリ:ベネズエラブラック
真っ黒な体とヒレ先の透け感のコントラストが美しい、ベネズエラブラック。
気品ただよう、黒コリの代表種です。
名前の「ベネズエラ」は以前ベネズエラオレンジの突然変異種だと思われていた頃の名残で、分布などははっきりとわかっていません。
飼育は容易ですがやや臆病な面があるため、荒い性格の個体とは混泳させない方が安心です。
温厚な性格同士の混泳であれば特に問題ないため、しっかりと餌にありつけているか見守ってやりましょう。
金コリ:イルミネータスゴールド
素朴な体色が多いコリドラスのなかで派手な体色が特徴のイルミネータスゴールド。
金色の光沢が存在感抜群の、ペルー原産のお魚です。
見た目とは異なり性格はおとなしく混泳向き。
水槽へ導入する際の水質の急変にはかなり敏感なため、水合わせは時間をかけて慎重に行ないましょう。
飼育環境に慣れてからも、定期的に水質をチェックした方が良さそうです。
1匹あたりの値段は2000円前後。コリドラスとしてはややお高めですが、シンプルなレイアウトのアクセントとしてお迎えるのも良いです。
コリドラスを選ぶときのポイント
コリドラスを選ぶ際に重視したいのが、
- 痩せていないか
- ヒレが欠けていないか
- 群れから外れず元気に泳いでいるか
こちらの3つのポイントです。
痩せている個体は病気を抱えている可能性が高く、導入してもすぐに弱ってしまうことがあります。
また、餌食いが良くない個体の場合もあり、活餌を中心に与えるなど給餌に工夫が必要な場合も。
同種同士を見比べて明らかに痩せている個体は避けておきましょう。
珍しいコリドラスはワイルド個体がほとんどなため、どうしても痩せていることが多く、そのあたりを意識して購入・選定する必要があります。
また、ヒレが欠けてしまっている場合は水カビ病にかかりやすく、群れから外れて泳いでいるときは衰弱しているなどトラブルを抱えている可能性が非常に高いです。
体の多きさやヒレの形、泳ぎ方などをよく観察して、健康そうな個体を選びましょう。
ショップに売られている生体の状態を見極めるポイントをまとめた記事がありますので、参考にしてみてくださいね。
まとめ:コリドラスをカラー別に紹介!種類や魅力とは!白コリ・青コリ・赤コリなど!
今回はコリドラス特集ということで、様々な体色が楽しめるコリドラスの仲間たちをご紹介してきました。
お気に入りの品種は見付かりましたか?
コリドラスは比較的丈夫ではありますが、一度病気にかかってしまうと立ち直らせるのが難しい魚でもあります。
詳しい薬浴の方法などを解説した記事がありますので、飼育する際はこちらのページもお役立てください。
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