【初心者向け】グッピーの飼育方法とは、種類、値段、産卵などすべて教えます

投稿日:2021.10.18|
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グッピーは中南米が原産の熱帯魚で、魚体そのものはメダカと似ていますが種としては遠縁です。水質への適応力が高くて丈夫なので飼育しやすく、繁殖も容易なことからアクアリウムの入門に最適な魚種の1つとされています。
また、色や模様、ヒレの形などがバリエーションに富むため、鑑賞性・コレクション性ともに高く、現在でも盛んに品種改良が行われ様々な品種が作出されています。
ここでは、グッピーについて種類や飼育法、繁殖法などをご紹介します。
目次
初心者向け!グッピーの飼育方法を動画で知る!
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グッピーの特徴や飼育方法を音声付きでご紹介しています。
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グッピーとはどんな魚か?

グッピーの特徴・生態
グッピーはカダヤシ目カダヤシ科に属する淡水魚の1種です。
原種はベネズエラからギアナ、トリニダード・トバゴやバルバドス諸島に分布しており、流れが穏やかな河川などに生息しています。
体長はオスで3~4cm、メスで5~6cmとメスの方が大きくなり、個体ごとに異なる体色と美しく伸長するヒレが特徴です。卵胎生と呼ばれる繁殖形態を持ち、メスの体内で卵をふ化させてから稚魚を出産します。
繁殖が容易なことから、国内外で品種改良が盛んに行われており、様々な品種が流通しています。寿命は1年ほどですが、繁殖力が強く条件が整えば1カ月ごとに30~100匹の稚魚を産むことがあります。繁殖を行うのであれば、増やしすぎにご注意ください。
グッピーの主な品種
グッピーは今日までにたくさんの品種が作出されています。ここでは現在流通している主な品種と価格相場についてご紹介します。
グッピーの品種についてはこちらの記事も参考にしてください。
ブルーグラス・グッピー
グッピー人気の立役者となった品種です。鮮やかな青色に染まる尾ビレに暗色の班模様が入ることが特徴です。価格は1ペアで1000円前後が相場です。
レッドグラス・グッピー
グッピーの代表種で、背ビレと尾ビレが赤く染まり、黒色の不鮮明な模様が入ります。価格相場は1ペアで1000円前後です。
ドイツイエロータキシード・グッピー
尾ビレの付け根部分が黄色に染まるドイツイエロータイプです。
RREAと呼ばれるアルビノ種を基にして作出されたタイプも存在します。価格相場は1ペアで2000~3000円ほどです。
RREA グッピー
レッドグラスグッピーのRREAタイプです。ノーマルタイプと比較すると尾ビレが透き通り、美しさが際立ちます。価格相場としては1ペアで2000~3000円程です。
モスコブルー・グッピー
光の当たり方で変化する全身の青色が美しい品種です。価格相場は1ペアで2000~4000円ほどです。
ブルースタースペードテールグッピー
尾ビレの中央が伸長するスペードタイプの品種です。体色は淡いグレーみを帯びた乳白色をベースとしています。価格は1ペアで3000~4000円くらいが相場です。
エンドラーズ・ライブベアラー
厳密にはグッピーの近縁種なのですが、グッピーと同等に扱われています。グッピーの原種に近い魚体と黒色やオレンジ色の模様が美しい品種です。価格としては1ペアで1500円ほどが相場です。
グッピーの基本的な飼育法

グッピーに最適な水温
グッピーの飼育が可能な水温は22~28℃ほどですが、低温では白点病が、高温すぎてもエロモナス症状などが出やすくなるので、年間を通して25℃前後に保った方が良いでしょう。
夏と冬はそれぞれ、水槽用クーラーや水槽用ヒーターなどの温調機器を用いて水温を調節してください。
機材はそれほど高価なものでない、標準的なもので大丈夫です。
グッピーの病気についてはコチラの記事も参考にしてください。
グッピーの好む水質

グッピーは日本の水道水の平均的なpHならば問題なく飼育できます。
水質に関してはあまり神経質になる必要はありませんが、グッピーはpH6.5~8.0の中性~弱アルカリ性を好みます。
一般的な熱帯魚水槽用の水草や、ネオンテトラなどの熱帯魚は弱酸性を好む種類が多いので、混泳させたい場合は、双方に影響がない中性付近を保つようにしましょう。
グッピーを飼育する水槽
グッピーのみを数匹飼育するのであれば、30cm水槽でも十分です。しかし、30cm水槽に入る程度の水量では水温や水質が安定しにくいため、小まめなメンテナンスが要求されます。
また、とても繁殖しやすいので気づいたら手狭になっていた、ということも起こりえます。
ある程度の水量があった方が管理が楽になるので、初心者の方には60cmクラスの水槽での飼育を推奨します。
グッピー飼育に向いているろ過フィルター
フィルターに関しては、小型の水槽で少数を飼育する場合は、外掛け式や投げ込み式でも十分です。
60cm以上の水槽で多数を群泳させたり、他種と混泳させたい場合は、ろ過能力の高い上部式や外部式をおすすめします。
水草も同時に育成したい場合は、CO2を逃がしにくい外部式を導入すると良いでしょう。
フィルターについてはコチラの記事も参考にしてください。
グッピーのエサ
グッピーは雑食性のため何でもよく食べてくれます。
エサはグッピー用の人工飼料を中心に、たまにブラインシュリンプやアカムシなどの生餌を与えると良いでしょう。
与え方は1日に1~2回、2~3分以内に食べきれるだけの量を与えます。複数飼育や群泳させる場合は、餌が全体に行き渡るように注意してください。食べ残した餌は水質の悪化を促進してしまうので、可能な限り取り除いてください。
餌についてはコチラの記事も参考にしてください。
グッピーの水槽レイアウト

改良品種のグッピーはヒレが大きいため、泳ぎが得意でない品種も多いです。強い水流はストレスになってしまうので、フィルターからの排水やエアレーションによって強い流れが生じないよう、配置に気を付けてください。
また、大きなヒレは遊泳中に引っ掛けて傷つけやすいです。レイアウトを配置する時は、グッピーの遊泳スペースを確保すること念頭において配置しましょう。水草を導入する際も、アヌビアス・ナナのような葉が硬い種類だとヒレを傷つけやすいので、柔らかいものを選択してください。
混泳について
グッピーは性格が温和な魚種なので、混泳相性は良好です。まず、同種との混泳ですが、グッピーは通常、同種で群れを形成するので問題なく混泳できます。
また、他種との混泳はグッピーを攻撃してこない、同じくらいの大きさの魚種であれば可能です。例としては、メダカや小型カラシンに加え、コリドラスやローチ、オトシンや小型プレコなどが挙げられます。
グッピーとの混泳についてはコチラの記事も参考にしてください。
水草とも混泳は可能ですが、水質とグッピー保護の観点から、CO2の添加なしに育つ葉が硬くない種類を選択してください。例としては、アヌビアスナナやマツモ、スプライトなどが選択肢に入ります。
水草についてはコチラの記事も参考にしてください。
繁殖について

グッピーは非常に繁殖力が強い魚なので、初心者でも簡単に繁殖を楽しめます。
雌雄の見分け方

種類により多少の差はありますが、基本的にオスはメスよりも体が一回り小さく、尾ビレが大きいという特徴があります。また、尻ビレに「ゴノポディウム」と呼ばれる生殖器官があるので、それの有無でも判別が可能です。
オスは体長2cm前後、メスは3~5cmに成長すれば、性成熟しているので繁殖が可能です。
オス、メスの見分け方についてはコチラの記事も参考にしてください。
繁殖方法
グッピーの繁殖は非常に容易で、水槽内に複数のオスとメスのペアを入れ、飼育に適した環境(水温・水質)を維持すれば、それだけで繁殖します。グッピーは卵胎生なので、産卵床や産卵基質となる水草などを導入する必要もありません。
グッピーの繁殖についてはコチラの記事も参考にしてください。
グッピーは交尾後、約1カ月で稚魚を出産します。メスの腹部が大きくなり、底の方でじっとしていたり、逆に盛んに遊泳したりするなど、普段と異なる様子を見せ始めたら出産が近い証しです。
稚魚の安全を考慮するならば、市販の産卵ケースに移すか別の水槽に隔離すると良いでしょう。
しかし、水槽内に水草などで、稚魚が隠れられる場所を豊富に用意すれば、特に隔離する必要もありません。
一般的な卵生の魚種とは異なり、稚魚は誕生後からエサを食べられるので、成魚と同じようにエサを与えてください。最初はブラインシュリンプなどの生餌を中心に与えると、成長を促進させることができます。
グッピーの稚魚は餌の食いつきが良いので、人工飼料でも問題なく育成できます。
産まれたばかりで人工飼料が食べられないようならブラインシュリンプ(冷凍でもOK)、安定してきたら人工飼料に切り替えると良いですよ。
グッピーの稚魚についてはコチラの記事も参考にしてください。
繁殖の注意点

グッピーは世代交代が早い魚種です。同一水槽内で世代が進むと、遺伝的多様性が低下し奇形や病弱個体が発生しやすくなります。繁殖を続ける場合は、外部から新しい個体を導入してください。
また、グッピーは適応力と繁殖力の強さから野生化しやすく、海外では在来種を駆逐して問題になっている地域もあります。
日本国内においても、冬でも水温が下がりにくい沖縄県や各地の温泉地で定着しており、環境省により「要注意外来生物」に指定されています。繁殖させる場合は、増やしすぎて無責任に放流することにならないよう注意してください。
増えすぎたときの対処法についてはコチラの記事も参考にしてください。
まとめ・グッピーの飼育方法について

グッピーは水質への適応力が高く、丈夫なのでアクアリウムの入門として最適な魚種です。また、繁殖もさせやすいため、色々な品種を掛け合わせて、色や模様の変化を楽しむアクアリストもいます。よって、初心者からベテランまで飼育しがいのある熱帯魚と言えるでしょう。
しかし、強力な繁殖力のせいで、増えすぎて困った事態に陥る方も散見されます。増やしすぎてしまった場合、他の魚のエサにしたり殺処分しなければなりません。グッピーのことを想うのであれば、繁殖はきちんと管理したうえで行ってください。
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投稿されたコメントやご相談と回答
グッピーを買っているんですが(稚魚から)なかなか餌を食べないんですがどうしたら良いでしょうか
実際に拝見しておりませんので、正確な回答ではないことをご了承ください。
グッピーの稚魚は口がとても小さいため、餌が大きすぎて食べられないことがあります。
ベビー用の餌やパウダー状の餌、ブラインシュリンプなどの極小粒の餌を与えるのがおすすめです。
こちらのコラムもご参照ください。
・グッピーの稚魚の育て方!死ぬ原因5つと大きく健康に育てるコツ5選!
https://t-aquagarden.com/column/guppy_baby
よろしくお願いいたします。
お世話になります。エビとグッピーとかを同じ水槽で育てたいのですが水槽の深さとかは24cm幅45位で大丈夫ですか?後ろ過フィルターは必要ですか?良く分からないので宜しくお願いします。
コメントありがとうございます。
45cm水槽なら問題なく育てられると考えられます。
しかし、グッピーが繁殖した場合やや水量が足りなくなる可能性がある点にはご注意ください。
ろ過フィルターは必ず必要です。グッピーとエビなら、外掛け式か外部式フィルター、スポンジフィルターで飼育しやすいでしょう。
こちらは30cm水槽向けのフィルターをご紹介したコラムですが、ご参照ください。
【2024年】おすすめ人気の小型ろ過フィルター10選!30cm小型水槽でも安心!
https://t-aquagarden.com/column/small_filter
よろしくお願いいたします。
返信ありがとうございます。又何か有ったら連絡します。
先日3/6にそちらでグッピー2ペアを購入したものです。
購入して次の日にメスが亡くなってしまい、もう1匹のメスも購入した当日水槽に入れてから弱っていました。
現在雄2ひきは元気なのですがメス1匹元気がない状態です。
何が原因か教えて頂きたいのですが、そういったアドバイスなどは頂けるのでしょうか?
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
水合わせ時にうまく馴染めなかったのではないかと考えています。
しかし、購入当初から弱っていた場合は、配送中に体調を崩したとも考えられます。
尚、弊社サイトで紹介している商品は、大手通販サイトのものです。
ご購入された商品については、販売店様へのご連絡をお願いいたします。
こちらのコラムもご参照ください。
・グッピーが死んだ!成魚・稚魚が突然死んでしまう4個の原因と対策を解説
https://t-aquagarden.com/column/guppy_trouble
何卒、よろしくお願いいたします。