青い金魚特集!青文魚などの品種から、おすすめ水族館・展示をご紹介
コラムでは各社アフィリエイトプログラムを利用した商品広告を掲載しています。
青色を持つ美しい金魚の種類や、青色の金魚が見れるおすすめの展示会などをご紹介します。
よく見かける金魚は、鮮やかな朱~赤色をしており、たまに黒い出目金を見かけることもありますが、大抵の金魚は赤色、というイメージです。
しかし金魚には赤色以外の色の品種も存在しています。
そこで今回は、青文魚などに代表される青色の金魚の世界について触れていきましょう。
目次
青い金魚も!さまざまな色の金魚たち
赤い金魚は~と童謡でも歌われているように、私たちは幼いころから金魚=赤というイメージを持っています。
しかし、金魚の身体は必ず赤色と決まっているわけではありません。
白や黒、青色に見える金魚もいるのです。
金魚の体の色は、どの色素を強く持っているかによって決まります。
よく目にする赤色の金魚たちは、赤い色素を多く持っているため、赤色に見えます。
一方青色の金魚たちは、黒い色素を強く持っており、そこに光や鱗の加減が加わることにより、青灰色のようなとても神秘的で美しい体色を見せてくれます。
青い金魚の品種5選
青い色の金魚というだけで、とても珍しいもののように感じますが、青い色の金魚は複数の品種があります。
主な品種をご紹介していきましょう。
青文魚
青い金魚としてまずご紹介したいのが、青文魚です。
頭に瘤をもつオランダ型の金魚で、昭和30年代に中国から日本に輸入されました。
黒い色素を強く持っており、渋みのある特徴的な黒~茶灰色をしていますが、飼育環境によって黒色の色素が増減するため、体色が墨色・銀色の2色に変化していきます。
退色後を『羽衣』、さらに白くなった個体を『白鳳』と呼び、それぞれが独特の青みを感じさせる「墨色」を持つ美しい姿です。
“体色を育てる”ように飼いこむことが、青文魚の楽しみと言えるでしょう。
天青
天青は、東錦の品種改良種です。東錦から赤色の色素を減らすように改良し、さらに黒色の色素と透明な鱗を増やすように作出されました。
透明鱗から透ける黒色の色素が、まるで空のような絶妙な色合いを持った、美しい金魚です。
青らんちゅう
頭のぽこぽことした瘤と丸っこい愛らしい体型が人気のらんちゅうにも、青色がいます。
それが、青らんちゅうです。
「青さ」という観点では、最も青い金魚と呼べる体色をしています。
金属質の鱗が美しく輝く様子も魅力的です。
青隼人和金
和金体型の金魚のなかでも、大きく成長する『隼人』系のなかで、青みのある鱗を持つ品種です。
体高がある大型の体格に育つため、飼育する場合は60cm~90cm以上の水槽をおすすめします。
羽衣模様の金魚
羽衣は、体の色が退色し、白黒模様になった金魚の総称です。
上記の青文魚の退色後の個体も羽衣に該当します。
また、青らんちゅうから作出された『羽衣らんちゅう』がいるなど、羽衣状態をより楽しめるように改良された品種もいます。
金魚にはなぜ、さまざまな色がいるのか?
金魚には様々な色や模様を持った種類がいますが、なぜこんなに色彩豊かなのでしょうか。
金魚の色を決める要素には、先天的な要因と後天的な要因があります。
まず、先天的な要因としてあげられるのが遺伝です。
金魚の色を決める最も大きな要因で、遺伝によって金魚の大まかな色はほぼ決まってしまいます。
次に後天的な要因ですが、これは飼育している環境や餌に影響を受けます。
これらの要因を組み合わせることで、新たな色、柄の金魚が生み出されます。そして確実にその色柄が産まれるよう交配を繰り返し、固定化していきます。
これが品種改良です。
金魚の種類が豊富なのは、こうした品種改良を重ねた成果と言えるでしょう。
珍しい金魚が見れる!おすすめの水族館・展示スポット・イベント
珍しい金魚に出会いたいと思っても、なかなか目にする機会はありません。
そんなときには、水族館や専門のイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。
いろいろな金魚に出会えるおすすめのスポットをご紹介します。
すみだ水族館:江戸リウム
東京スカイツリータウンの中にあるすみだ水族館は、日本最大級の金魚展示が常設されていることで、金魚好きの方には有名なスポットです。
約23種類の金魚が展示されている「江戸リウム」がリニューアルされ、さらに盛り上がる空間となりました。
江戸の粋などを表現した水槽や、珍しい種類の金魚の展示をいつでも楽しめます。
関東近郊にお住まいのならば、ぜひ足を運んでいただきたいスポットです。
アクアマリンふくしま
アクアマリンふくしまも、金魚の展示が有名な水族館の一つで、この水族館で品種改良された、新種の金魚が発表されたこともあるほどです。
金魚館には、成長すると体長50cm~60cmにもなる世界最大級の金魚ジャンボ獅子頭や、目の下の袋が特徴的な水泡眼など、珍しい金魚が複数展示されています。
もちろん青い金魚青分魚の展示もありますよ。
また、金魚を様々な角度から鑑賞できるよう、工夫された水槽も見どころの一つです。
さいたま水族館(羽生水郷公園)
埼玉県羽生市にあるさいたま水族館は、淡水魚専門の水族館です。
メインは荒川水系に生息する魚の展示ですが、金魚についてのコーナーも設けられています。
実は、埼玉県は隠れた金魚の名産地で、さまざまな品種の金魚がいる土地柄なのです。
和金や出目金などの親しみやすい品種から、水泡目やピンポンパールなどの少し珍しい金魚まで、いろいろな展示がされているので、金魚好きも満足のいく内容ではないでしょうか。
入園料がかなりリーズナブルなので、子供連れやアクアリウム初心者でも気軽に楽しむことができます。
近年は感染対策で休止していますが、イベントで金魚の卵を販売することもあります。
アートアクアリウム美術館
生きた金魚を展示する国内最大級のアクアリウム美術館です。
金魚と光やオブジェを融合されたアーティスティックな展示水槽は、煌びやかで幻想的な世界を作り上げています。
その幻想的な世界観ばかりが取り上げられますが、展示されている金魚の種類もかなり豊富なので、どんな金魚が展示されているのかを確認していくのも楽しみの一つです。
日本観賞魚フェア
東京都江戸川区で毎年開催されている日本鑑賞魚フェアは、様々な観賞魚の展示を行っているイベントです。
農林水産大臣賞をはじめとした受賞歴のある名個体の展示があり、めったにみれない美しい金魚を間近に見ることのできる貴重な機会となっています。
また、金魚の販売や品評会も行われているので、多方面から楽しめるイベントです。
残念ながら昨年は中止となってしまいましたが、再開に期待しましょう。
まとめ:青い金魚特集!青文魚などの品種から、おすすめ水族館・展示をご紹介
普段はあまり見かけることのない青い金魚には、人を引き付ける不思議な美しさがあります。
黒いの色素を多く持つ希少な個体だけが、あの幻想的な青色を手に入れることができるなど、奥深い品種たちです。
金魚には、他にも個性的な魅力を持った種類がたくさんいます。
いろいろな種類を鑑賞するなら、水族館やイベントがおすすめです。
ぜひ、青色金魚の魅力に触れてみてください。
お問い合わせ
水槽や機材、熱帯魚のレンタル・設置・メンテナンスがセットになった水槽レンタル・リースサービス、
お手持ちの水槽をプロのアクアリストがメンテナンスしてくれる水槽メンテナンスサービス、
水槽リニューアルサービスや水槽引っ越しサービスなど様々なサービスがございます。
お見積りは無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。