水槽用マグネットクリーナーとは!特徴からメリット、おすすめ製品
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水槽用クリーナーにはいくつかの種類があります。そのなかでマグネットクリーナーは、手を汚さずに水槽を掃除できる数少ないアイテムのうちの一つです。
マグネットクリーナーは磁石の力を利用しており、水槽外面からクリーナー部分が連動するため水中に手を入れる必要がありません。
気づいたときに手軽に掃除できるので、水槽メンテナンスがとても楽になります。
今回は、マグネットクリーナーの特徴や使用ポイント、おすすめ商品ご紹介いたします。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにマグネットクリーナーを解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
マグネットクリーナーは水槽掃除の負担を減らすアイテムです。
うまく活用すれば水槽メンテナンス時の掃除範囲を減らしたり、手の届きにくい箇所を綺麗にすることができます。
このコラムでは、マグネットクリーナーについて、メリットやデメリットもご紹介します。
マグネットクリーナーとは
マグネットクリーナーとは、磁石の力でクリーナーを操作して、手を汚さずに水槽掃除ができるメンテナンスアイテムです。
磁石付きの取手とスポンジクリーナーで水槽壁面を挟み、スポンジクリーナーを連動させることでガラス面を掃除できます。
水槽の中に手を入れなくてもクリーニングができるので、こまめにコケ掃除ができる優れものです。
お手軽製品のイメージですが、より硬いコケなどの汚れに対応するために、スポンジ部分がブラシになっていたり、金属・樹脂製のブレードがついているものもあるなど、強力にコケを除去できるタイプが存在しています。
また、縦長で高さのある水槽では底面付近のガラス面を掃除する手段として有用性が高いです。
マグネットクリーナーのメリット・デメリット
手軽に掃除ができるマグネットクリーナーですが、アクリル水槽やプラケースなどの柔らかい素材では、水槽面に傷をつけやすく使用できないなど弱点もあります。
ここでは、マグネットクリーナーを使うメリットとデメリットをご紹介します。
マグネットクリーナーのメリット
水槽の中に手を入れずに手軽に掃除ができるのは、マグネットクリーナーを使う一番のメリットです。
気付いたタイミングですぐに掃除できるため、壁面のコケ掃除に向いています。
水槽の外から操作できるので、手も洋服も汚れることはありませんし、なにより素早く物理的に除去できるため、コケクリーナーとして活躍できるアイテムです。
コケは時間がたつと厚みが増して頑固な汚れになってしまいがちなので、すぐに掃除できるのは心強いです。
マグネットクリーナーで普段から掃除をしていれば、水槽のメンテナンスの時間を大幅に短縮することができます。
そして、マグネットクリーナーは水槽以外にもボトルアクアリウムの清掃に向いています。
さすがに小型のボトルでは難しいですが、金魚鉢サイズのものなら使いやすいです。
そして、メンテナンスが行いにくい高さの水槽でも効果的に使用できます。
45cm以上の高さを持つ水槽は、底の方まで腕が届きにくいため、マグネットクリーナーを使用すると大変掃除が楽になります。
マグネットクリーナーのデメリット
マグネットクリーナーは直接クリーナーを手で動かすわけではないため、デメリットや注意点もあります。
マグネットクリーナーは基本的にガラス水槽専用です。アクリル水槽でも使用できますが、傷がつきやすいため自己責任になります。
手を入れて掃除しないぶん、中の様子を感じ取りづらく、スポンジとガラスの間に砂などのゴミを挟み込んでしまうことがあります。
そのままクリーナーを動かしてしまうと水槽に傷をつけてしまうことがあるため、注意が必要です。
ちなみに、無理な動かし方をしたりするとマグネットが外れてしまうことがあります。
スポンジが沈んでしまうと、結局手を入れて取り出さなければならず、かえって手間になることもあります。
マグネットクリーナーだけですべてのコケを落とし切るのは難しいので、コケ用のスクレーパーなどを併用しながら掃除すると良いでしょう。
水槽用マグネットクリーナーのおすすめ5選
おすすめのマグネットクリーナーをタイプ別にご紹介します。
マグネットクリーナーは各社から色々なタイプの商品が販売されていますので、ぜひ、ご参考になさってください。
GEX おそうじラクラク マグフィット フロート FLAT
アクアリウムや爬虫類飼育などでおなじみのジェックスは、様々なタイプのマグネットクリーナーを発売しています。
そのなかでも適合する飼育水槽が多いのが、FLATタイプです。
小型のクリーナーで、水槽の細かいところにもフィットしやすく扱いやすく、壁面から外れてしまっても水に浮く仕様になっています。
板厚6mmまで対応しているため、60cm水槽ほどまでならほとんどの水槽で使用できる点も魅力です。
GEX おそうじラクラク マグフィットフロートW
こちらもジェックスが販売しているマグネットクリーナーです。
スポンジ面(ブラシ部分)がソフトタイプとハードタイプのリバーシブル仕様になっており、コケの硬さ・厚みにあわせて切り替えることができます。
掃除後の仕上げとして、ソフトタイプの面で磨くのがおすすめです。
こちらもFLAT同様にガラス板厚6mmまでの水槽に対応していますので、活躍の幅が広い製品と言えるでしょう。
FRIPPER フローティングフリッパー nano
海水水槽でも使用できるマグネットクリーナーです。
硬い汚れ専用のブレードが付属しており、海水魚飼育でつきやすい石灰藻の掃除にも使える強力さが魅力です。
このシリーズは水槽用クリーナーとしては高額な部類ですが、パワフルにクリーニングできます。
nanoは板厚4~6mmの小型水槽に使用できるモデルです。
FRIPPER フローティングフリッパー スタンダード
スタンダードは板厚8~12mmの水槽に使用できるモデルです。
海外ではアクリル水槽でも使用可能とされていますが、傷が完全につかないわけではないので、日本ではガラス水槽専用商品とされています。
こちらも淡水・海水水槽ともにクリーニングできます。
FLIPPER フローティングフリッパー MAX
MAXはその名の通りもっとも厚いガラスにも対応したモデルです。
マグネットクリーナーはガラスの厚い大型水槽では使えないことも多いですが、このモデルは24mmまでの板厚に対応しており、大型水槽でも使用可能です。
このクラスの板厚を強力に掃除できるマグネットクリーナーは他にない、と言って良いでしょう。
同シリーズのなかでも高額なハイエンドモデルですが、清掃力は抜群です。
まとめ:水槽用マグネットクリーナーとは!特徴からメリット、おすすめ製品
水槽用マグネットクリーナーは、水槽のメンテナンスを少し楽にしてくれる便利なアイテムです。
気になった時にさっと掃除ができるのが嬉しいポイントです。
しかし、水槽の汚れが目につきにくくなるのは大きな利点ですが、細かい角や砂利との隙間などの清掃は苦手です。
マグネットクリーナーだけで水槽掃除のすべてを行うことはできませんので、定期的な掃除や水槽メンテナンスは必ず行いましょう。
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