
当社の運営しているwebメディア「アクアリウムコラム」、webメディア「トロピカ」、YouTube「トロピカチャンネル」を通じて月間約15,000商品が売れています。
餌などの消耗品から、水槽用フィルターのような機材まで、アイテムの紹介は飼育のノウハウをお伝えするときには必要なことです。
いままで、数えきれないほどの製品をご紹介してきました。
そのなかで、売れる製品には理由があります。
そこで、2023年夏に、特に売れている人気アクアリウム用品ベスト10をそれぞれの商品の便利さ・魅力などを絡めてご紹介していきます。
なぜ売れてるのか?理由をプロアクアリストが考察
このコラムは、実際に東京アクアガーデンのサイトで売れている水槽用品・上位10位をご紹介します。
アクアリウムグッズには昔からの定番製品や、バリエーションが増えることで人気が再燃した製品なども多数存在しています。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、東京アクアガーデンのコラムサイトで売れてるアクアリウム用品と、その人気を支えていると思われるポイントを解説します。
サイトで売れているアクアリウム用品ベスト10
2023年夏に入って特に売れているアクアリウム用品と、東京アクアガーデンスタッフがその理由を考察しながらご紹介します。
1位:水作 プロホース M
1位は『水作 プロホースエクストラ Mサイズ』です。
プロホースにはS~Lまでの3サイズがありますが、Mは小型から中型水槽まで使い勝手が良いサイズです。
そのため、多くのアクアリウム愛好者に人気があると考えられます。
小型水槽には大きいと思われがちですが、そのぶんパワフルに汚れを吸い出すため、フンが多い金魚や底床付近で暮らすコリドラスなどの生体を飼育している場合におすすめします。
2位:無農薬アナカリス
アナカリスはその丈夫さから、メダカや金魚、熱帯魚水槽からビオトープでも人気な水草です。
しかし、無農薬のアナカリスは意外に入手しにくく、通販で購入される方も多いという結果になりました。
ミナミヌマエビなどのエビ類は薬品に敏感で、無農薬栽培された水草でないとダメージを受けてしまいます。
メダカ飼育などの優秀なお掃除生体として、小型エビは重宝される存在です。エビを飼育する際には、必ず無農薬水草を用意しましょう。
3位:GEX メダカ元気 メダカの天然ろ過ソイル 2.5L
今や一番人気と言ってもいい観賞魚『メダカ』の専用底砂です。
汚れを吸着しながら、メダカが好む弱酸性で透明度の高い飼育水を実現します。
メダカの底砂と言えば他に『田砂』や『赤玉土』も候補に挙がりますが、このソイルはメダカ飼育用に開発されており、さらに2.5Lというサイズが非常に扱いやすくメダカ初心者からも人気があるのです。
メダカのブリードを狙っている方におすすめです。
4位:ヒカリ メダカのエサ 産卵育成用 40g
メダカ飼育の定番で、コスパが良い人工飼料です。
40g250円程度からと誰でも手に取りやすい価格と確かな効果、長く愛されている安心感から根強い人気があります。
基本的な栄養素はこれだけで十分なので、餌に迷ったらこのシリーズを購入すると手軽に飼育できます。
産卵に必要なカロリーを補給することを目的としており、粒はやや大きめなのでしっかり育った親魚サイズのメダカに向いている餌です。
5位:ヒカリ メダカベビー ハイパー育成 20g
4位と同じく、ヒカリのメダカ専用餌で、こちらはパウダー状でメダカの稚魚が食べやすい人工飼料です。
粉末なので水面で広がり、効率よく広範囲の稚魚に餌を与えられます。
手軽さから、メダカの稚魚を始めて育てる方にも人気があります。
1袋の量が多いため、産卵育成用と同じくコスパ最強のメダカ飼料と言えるでしょう。
6位:GEX サイクル 120+30ml
飼育水をきれいに保ってくれる『バクテリア』を添加したり、活性を促したりするバクテリア剤のなかで、一番人気の製品です。
飼育水10Lに2ml程度の添加量で良いので入れすぎが問題になることもほぼありません。
濁り取りの効果も高く、手軽に購入・使用できる点からも売れ筋になっていると考えられます。
7位:GEX おそうじラクラククリーナースポイト
見た目は大きめのスポイトですが、この大きさが絶妙に使いやすいサイズです。
- フンなどのゴミ取り
- 生体の目の前に餌を落とす
- 超小型水槽の水換え など
シンプルな構造のため、さまざまな用途でマルチに活躍します。
解凍した赤虫を底層部に届ける際にも使いやすいです。
いろいろな飼育生体に対応できるため、多くの方が購入しやすいアイテムと言えるでしょう。
8位:キンコウ物産 ヒコサンZ 80ml
ヒコサンZは『白点病』の治療薬です。
白点病こと「ウオノカイセンチュウ」は熱帯魚や観賞魚に深刻なダメージを与える寄生虫ですので、見つけ次第すぐに薬浴しましょう。
白点病が厄介なのは、薬浴しないと駆除できないことです。
ヒコサンZは80mlサイズからあるので、メダカやネオンテトラなどの小型魚を飼育している場合にも使いやすくなっています。
魚病薬は開封後なるべく早く使用することが望ましいため、使い切りサイズは大変助かる存在です。
小容量で価格が抑えめな点からも人気と言えるでしょう。
9位:テトラ 25℃ダブルクールファン CFT-60W
暑すぎる気温が続く中で、水槽を冷却する機材も人気が高まっています。
ダブルクールファンは冷却ファンのなかで最も強力な機材で、60cm水槽まで使用可能です。
冷却ファンは水槽のフチに取り付けるだけでいいので、手軽に設置できる点からも人気があります。
さらにこちらはサーモスタットもついているので、冷えすぎたら止まってくれるので安心です。
水が蒸発した場合も、サーモスタットが水面に出ると止まってくれるので、極端な水量減少を起こしにくいところも良いです。
10位:GEX おそうじラクラク 砂利クリーナー
横幅60cmなど、標準サイズの水槽をターゲットにしたクリーナーです。
同じく人気クリーナーポンプのプロホースとは片手で流量(吸引量)を変えられるのが大きな違いでしょう。
流量を調整すれば、比重が軽い細粒の底砂でも簡単に掃除できます。また、価格も抑えめなため、クリーナーポンプを始めて買う方にも人気です。
また、ポンプ部分が吸引パーツより離れているので、接続部分から水漏れしにくいです。
まとめ:2023年夏!サイトで売れているアクアリウム用品ベスト10!人気水槽商品
2023年の夏に入って、東京アクアガーデンの運営サイトでよく売れているアクアリウム用品をご紹介しました。
売れ筋製品から、
- 確かな効果
- シンプルさ
- 便利さ
- コスパ
というところが重視されているのがわかります。
また、今年の夏は非常に暑いため、水換えや冷却対策も注目されていると言えます。
メダカは一過性のブームではなく人気観賞魚として定着したため、今後も新製品が続々と誕生することでしょう。
アクアリウムには様々な用品を使用しますので、ここに掲載した以外にも優れた製品は沢山あります。
ぜひ、お気に入りのアクアリウムグッズを見つけてください。
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