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マンションで水槽を始めるには!設置ポイントとおすすめのサイズを解説!

水槽は、マンションやアパートなどの賃貸住宅と相性がよい飼育設備です。

住居の広さに合わせて水槽の大きさを選べますし、臭いや騒音も出ませんので賃貸住宅であっても安心して設置することが可能です。とはいえ水槽には大量の水が入るため、床の耐荷重や湿気対策など、設置する際に押さえておきたいポイントがあります。

ここでは、マンションなどの賃貸住宅で水槽を設置する際のポイントとおすすめの水槽サイズ、設置時の注意点をご紹介します

マンションで安心・安全にアクアリウムを楽しめる方法を解説しますので、ぜひ、ご覧ください。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカの記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。
水槽のコケにお困りの方はこちら

プロアクアリストによるマンションで水槽を始める方法の解説


このコラムは、東京アクアガーデンに在籍するアクアリストたちの経験・意見をもとに作成しています。

東京アクアガーデンでは、水槽設置業務のなかで、お客様のご要望にお応えしてマンションなどの賃貸住宅に設置することも少なくありません。5000件を超える水槽を設置してきた経験がありますので、部屋の構造や床の耐荷重などを考慮して安全に設置する独自のノウハウがあります

実務で培った経験知識をふまえて、マンションで水槽を始めるポイントを解説していきますので、ご参考になさってください。

マンションで水槽を安全に設置するためのポイント


マンションで水槽を設置する際のポイントは次の3つです。

  • 床の耐荷重を知る
  • 水槽を軽くする工夫を行う
  • 設置場所を考慮する

水槽は水を入れると予想以上に重くなりますので、床の耐荷重を考慮して設置することが重要です。また、水槽の重量が心配な場合は、重さを分散させて設置する方法もあります。

マンションでアクアリウムを安全に楽しむ場合に欠かせないポイントですので、まず最初に確認しておきましょう。

床の耐荷重を知る

マンションやアパートといった賃貸住宅に水槽を設置したい時は、まず初めに床面の耐荷重を調べましょう。

一般的な集合住宅の場合の床の耐荷重は1㎡(平方メートル)あたり180kgです。

水槽の重さを計算するときに注意したいのが、水槽の重さだけではなくアクアリウム全体の重さを考えるということです。

  • 水が入った状態の水槽
  • 水槽台
  • ろ過フィルターやクーラー
  • レイアウト用品

といったすべてのものを合わせると、思った以上に重くなる可能性があります。
水槽が大きくなるほど水量が多くなり周辺機材も大型化して重くなりますので、導入する水槽のサイズにも気を付けましょう。

マンションにおすすめの水槽サイズは後ほどご紹介します。

水槽を軽くする工夫を行う


次に水槽を軽くしたり、床にかかる荷重を分散させたりする工夫を行いましょう。

水槽を軽くする方法としては、

  • 水量を八分目程度に抑える
  • 石などの重いレイアウト用品を避ける
  • コンクリートパネルを敷いて荷重を分散させる

といった方法がおすすめです。

水槽の重さは水の重さが大半ですので、水量を抑えることで軽量化できます

また、水草や流木主体のレイアウトであれば石よりも重さを抑えることが可能です。どうしても石をレイアウトしたい場合は、天然鉱石よりも軽い擬岩を用いると良いでしょう。

荷重を分散させるにはコンクリートパネル(コンパネ)を敷き、その上に水槽を設置する方法が簡単です。コンクリートパネルとは、土木工事などの現場でよく用いられる合板で、安価で耐水性に優れることからアクアリウムとも相性がよいです。

コンパネは大きければ大きいほど荷重の分散に効果があります。コンクリートパネルを使った水槽の設置は、東京アクアガーデンでもよく用いる方法です。

設置場所を考慮する

マンションで水槽を設置する時は、梁(はり)の上窓際などの外壁に面した場所がおすすめです。

構造的に強度が高くなりやすい場所ですので、より安全に設置できます。ただし、水槽を窓際に置く際には日光に注意してください

レースカーテン越しでも水槽に日光が当たってしまうと、コケが生えやすくなりますので水槽の管理に手間がかかります。また、日光によって水温が変化しやすいため、魚の健康にも良くありません

遮光カーテンを用いるなどして、なるべく水槽に日光を当てず照明で管理しましょう。

アクアリウム 設置 管理 水槽メンテナンス

マンションで運用するおすすめの水槽サイズ

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耐荷重からすると、鉄筋建築でアクリル水槽を使用するなら90cmまで設置できる物件が多いです。
しかし、マンションの間取りや契約条件によっても持ち込める水槽サイズは変わってきます。

木造建築では、60cmガラス水槽の重量までが基本です

60cm規格水槽のサイズ

  • 幅:60cm
  • 奥行き:30cm
  • 高さ:36cm
  • 水量:約65L

ですので、水槽台などの周辺機材を加えても100kg以内に収めることができます。このサイズならば、十分なスペースと水量があるため、魚の飼育だけでなく多彩なレイアウトも楽しむことも可能です。

ただし、同サイズでもオーバーフロー水槽にすると、ろ過槽の分の水量が増えて重くなりますので注意してください。

たくさんの魚を飼育したかったり、大型魚を入れたりしたい場合には、より多くの水量を確保できる90cmのスリム水槽も視野に入れることをおすすめします。

90cmスリム水槽のサイズ

  • 幅:90cm
  • 奥行き:30cm
  • 高さ:36cm
  • 水量:約90L

といった大きさになるため、水槽台などを加えても床の耐荷重を超えないことが多いです。

スリム水槽ではなく90cm規格水槽(90×45×45cm)になると、約180Lの水が入ります。この大きさになると一般的なマンションで運用するには補強しないと床材が割れたり、床が抜けたりなどする可能性があるので注意してください。

マンションに水槽を設置する際の注意点


水槽はマンションなどの賃貸住宅で生き物飼育を行いやすい飼育設備ですが、注意点があります。

水を扱うため、シミ・カビ、湿気などで床や壁を傷めてしまうことがあります。とはいえ、簡単な方法で防げることがほとんどですので、ここでご紹介する注意点と対策を参考にしてみてください。

床のシミ・カビ

水槽を管理するためには、水換えや掃除などで水を入れたり、抜いたりする必要があります。

その際に水を床などにこぼすと、床に染み込んだり、隙間から入り込んだりして内部にカビが生えてしまうことがあります。

カビでなくても水分がしみ込んでシミになることもありますので、水換えや掃除をする際は水をこぼさないよう注意しましょう

とはいえ、水をこぼすことを完全に防ぐのは難しいため、ビニールシートなどを敷いて床に水分が入り込まないようにしたり、すぐに拭き取れるよう雑巾などを常備したりしておくことをおすすめします。

水槽からの湿気


水槽の水は常に蒸発しますので、湿気は避けられません。

湿気が多く湿度が高い状態がつづくと、水槽台内や湿気が溜まりやすい場所にカビが生えてしまうことがあるため、こまめに換気することが重要です。カビを防ぐためには洗剤なども効果的ですが、水槽のそばでは生体へ悪影響を与えてしまう可能性があるため控えましょう。

除湿器や扇風機を使用したりして湿気がこもらないようにする方法も効果的です。水槽にしっかりとしたフタを付けるだけでも、防カビ効果が期待できます。

水槽が壁面に密着していると湿気や排熱がこもりやすくなりますので、水槽は壁からある程度離して設置しましょう

水槽の設置不可の物件もある

マンションなどの賃貸住宅では、熱帯魚や金魚といった魚が飼育できない物件もあります

水槽の設置は住宅を傷めにくいため、犬や猫ほど飼育不可になることは多くはありません。とはいえ、契約してからトラブルにならないよう事前に確認しておきましょう

マンションの水槽設置で起こりやすいトラブルと対策


マンションの水槽設置で1番注意しなければならないのが、「漏電による火災」です。

近隣住民の方にも危害が及びますし、家財道具などに被害が出てしまう場合もありますので、必ず対策するようにしましょう。

水槽用ヒーターの空焚き

アクアリウム関連の火災で、もっとも多い原因が水槽用ヒーターの空焚きです。

水槽の水が蒸発して水位が下がると、水槽用ヒーターが水面に露出して空焚きになることがあります。水槽などを過剰に加熱して火災につながるため、非常に危険です。

もとから水量が少ない小型水槽で起こりやすく、アクリル製の水槽ならば溶けてしまうこともあります。空焚きを防ぐためには、毎日必ず水位を確認して足し水を行うのが効果的です。

水槽用ヒーターは、できれば横向きにして底面付近に設置すると露出しにくいです。また、水槽用ヒーターには、水中以外で電源が入ると通電しなくなる空焚き防止機能が備わっている製品もありますので、検討してみてください。

水が電源にかかったことによる漏電


コンセントや電源などに飼育水がかかることで漏電して、火災につながることがあります。

水換えなど普段から注意する必要がありますが、とくに地震の時に起こりやすいです。電源コードを高い位置に置いたり、水槽にフタを付けたりするなど、水がコンセントや電源にかからないようにしましょう。

水槽の地震・漏電対策は、こちらの記事で詳しく解説しています。

排熱による飼育機材の故障

水槽用クーラーを使用する場合に水槽台内を十分に換気できていないと、排熱がこもり機材の故障につながります。

火災など予期せぬトラブルが起こることもありますので、必ず排気口を考慮して配置しましょう。また、水槽用クーラーが問題なく動作しているか毎日確認することも重要です。

万一の時のために保険も検討


マンションで水槽を設置する際は、万一の時のために保険も検討しましょう

水槽が原因の漏水や火災で近隣住民の家財道具などに被害を出した場合、損害賠償責任が発生してしまいます。個人で多額の賠償金を負担する事態にならないためにも、自賠責保険や火災保険への加入も検討しておくと良いでしょう。

とくに、複数の水槽や大型水槽で本格的にアクアリウムに取り組みたい方は、保険に加入しておくことを推奨します。

まとめ:マンションで水槽を始めるには!設置ポイントとおすすめのサイズを解説!


マンションやアパートなどの賃貸住宅で、水槽を設置する際のポイントとおすすめの水槽サイズ、設置時の注意点をご紹介しました。

水槽は、壁や床に傷が付いたり、騒音が出たりすることがないため、マンションなどの賃貸住宅でも生き物を飼育しやすいです。とはいえ、水槽は重量がありますので、床の耐荷重を考慮して設置するようにしましょう。

60cm水槽であれば、一般的な住宅の耐荷重を超えることがないためおすすめです。

また、水がこぼれたり、湿気がこもったりすると、水槽台内にカビが発生すること珍しくありません。こまめに換気したりなどして、カビが生えにくい環境を整えることが重要です。

ここでご紹介した設置する際のポイントと注意点を参考にしていただければ、マンションやアパートでも安全に水槽を設置・運用できます。ぜひアクアリウムがある生活をお楽しみください。

そして、マンションといえば、複数の水槽を並べるなどして魚を多頭飼育することが「水槽マンション」呼ばれることがあります
ベタなど小型だけれど混泳できない魚種のために使用されることが多いです。

東京アクアガーデンでも特注でマンション水槽を製作しています。ご入用の際はぜひご相談ください。

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マンションに水槽を置くことについて良くある質問

マンションに水槽は設置できますか?

ペット可の物件で、水槽+水+水槽台+その他設備の重量を計算し、床の耐荷重がたえらっるサイズまでなら問題なく楽しめます。
一般的なマンションでは60cm水槽までがおすすめです。
軽量のアクリル水槽を床の耐荷重が高い建物に設置するなら、それ以上のサイズでも運用できます。

マンションで水槽を楽しむための注意点とは?

水槽運用にはいくつかの注意点があります。

  • 水漏れ
  • 水槽用ヒーターの空焚き
  • ペットOKの物件か など

水槽で問題になりやすいのが、水漏れとヒーターの空焚きです。水漏れが起きると床にカビが生えたり、下の階に流れることもあります。
水槽用ヒーターの空焚きはアクアリウムで起こる事故のトップです。必ず水位に注意しながら楽しみましょう。

水槽の重量を軽くする方法とは?

  • アクリル水槽を使用する
  • 石など重い素材のレイアウトを控える
  • 水量を控えめ(8分目ほど)にする など

ガラス製とアクリル製では水槽サイズが大きくなるほど、重量差も大きくなります。水槽を軽量化する場合は、素材を見直すのが良いです。

床の耐荷重を補強する方法は?

床自体を補強することは出来ませんが、水槽台の下に水平なパネルを敷くことで、床にかかる負荷を分散させることができます。
また、梁の上に水槽を配置することで、安全性を高めることも可能です。水漏れや濡れることへの対策としては、ビニールシートを敷く方法もあります。

 

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