金魚の撮り方!SNS映えする撮影方法!効果的な小物や照明を考えてみた!
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金魚は見た目が派手なためかなりSNS映えするのですが、実際にカメラを向けると思うような写真が撮れず、モヤモヤした気持ちになったことはありませんか?
金魚がうまく撮影できない理由としては
- カメラが苦手で逃げてしまう
- 飼い主が近づくと餌くれダンスをするためブレてしまう
などの原因が挙げられます。
つまりこれらの原因を取り除くために遠くでカメラを構えてズーム機能を利用したり、あえて餌を与えて隙を作ったりすると、理想の写真を撮れる確率がグッと上がるはずです。
今回はSNS映えする金魚の撮影方法について解説をしていきますので、皆さんもこの記事を参考にご自宅の可愛い金魚たちを写真に収めてみてください。
目次
プロアクアリストの意見をもとに金魚の撮影方法について解説
このコラムは、東京アクアガーデンに在籍するプロアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
東京アクアガーデンでは多くの水槽事例写真を公開していますが、魚たちはカメラを向けると基本的に隠れてしまいます。
カメラを外敵と感じているからです。そこで魚たちの警戒心をとくために、さまざまな工夫を行っています。
ここでは、金魚の撮影方法や映えるポイントについて解説します。
金魚の写真がブレてしまう原因
金魚の写真がうまく撮れずどうしてもブレてしまう原因は、主に以下の3つが挙げられます。
- カメラの気配が苦手
- 近付くと餌をおねだりしてしまう
- シャッタースピードが遅い
飼育している金魚やカメラの設定によって原因が異なりますので、まずはどのパターンに当てはまるのかを探っていきましょう。
金魚はカメラが苦手?!
金魚に限ったことではありませんが、カメラが苦手な生き物は結構多いです。
「何度撮影しても金魚の後ろ姿しか撮れない」
「普段は水槽の前面を泳いでいるのに、カメラを向けると隠れてしまう」
このようなことがある場合、金魚がカメラの気配を嫌がっている可能性が高いと言えます。
カメラのレンズが生き物の目に見えたり、スマホカメラの赤外線に驚いたりなど、敏感な性格の金魚にカメラを向けると大きな敵だと勘違いして逃げてしまうのです。
餌をおねだりされてしまう
「カメラを見せても逃げたりはしないけど、動き回って写真がブレてしまう」
このような場合は金魚にカメラへの苦手意識はないものの、飼い主が近くにいることで餌をもらえると勘違いし、餌をおねだりしている可能性があります。
いわゆる「エサくれダンス」をしているということです。
金魚が餌をおねだりする姿は動画にするととても可愛らしく撮影できるのですが、写真の場合は動きが早いためブレてしまい、上手に撮影できないことが多いです。
シャッタースピードが遅め
「金魚がカメラから逃げる素振りを見せないし、そこまで激しく動き回ってもいないのに、なぜかブレた写真が撮れてしまう」
こういった症状の場合はシャッタースピードが遅いのかもしれません。
シャッタースピードとは簡単に言うと、写真を適切な明るさにするためシャッターが開き、センサーに光が当たる時間のことを指します。
魚は犬や猫と違って絶えず動き回っているため、うまく撮影するにはカメラのシャッタースピードにも気をつかう必要があります。
スマートフォンカメラのシャッタースピードはほとんどの場合、晴天の屋外だと早く、薄暗い室内だと遅くなるように自動調整されてしまいます。
室内で金魚を撮影するときはなるべく部屋を明るくして撮影するか、スマートフォン用のカメラアプリを使って手動で調節するのがおすすめです。
ただしどのカメラもシャッタースピードを早くすると手ブレが強くなるため、三脚で固定するなどの対策をしましょう。
ブレない金魚の撮影方法
金魚の写真がブレる原因が確認できたところで、ここからは金魚をブレずにうまく撮影する方法を3つご紹介していきます。
- 水槽から離れてカメラを構え、ズームする
- 餌を与えて隙を作る
- 連写する!
ポイントごとに解説しますので、しっかりと確認しておきましょう。
水槽から離れてカメラを構え、ズームする
カメラを怖がっている金魚に対しては、勘づかれないようにやや遠目から撮影するのが得策です。
バレない程度に距離を取った位置からズームで撮影すると、自然な姿を映し出すことができます。
ただしスマートフォンのカメラでズーム機能を使うと画質がかなり粗くなってしまいますので、そこまで距離を取れないのが難点です。
どちらかと言うとズームに強いカメラをお持ちの方向けの方法と言えます。
餌を与えて隙を作る
カメラを気にする素振りは見せないけど、近付くと動き回ってしまうという場合。
このケースでも遠くからズームで撮影する方法が使えますが、金魚カメラを怖がらないという利点を生かし、あえて餌を与えて隙を狙い接写するのもおすすめです。
金魚をよく観察すると、餌を与えて咀嚼している間に若干動きが止まることに気が付くと思います。
その瞬間を狙って撮影してみましょう。
シャッタースピードが遅くなってしまうときはカメラの連写機能を使うと、金魚が多少動いても理想に近い写真が撮れる確率が高まります。
連写する!
スマートフォンのカメラだとシャッタースピードを手動で調節するのは難しく、カメラアプリも有料であることが多いです。
そのようなときは連写機能を多用して撮影してみましょう。
著者自身も水槽のお魚やよく動く生き物をスマホで撮るときはとにかく連写で一気に何十枚(ときには何百枚!)も撮影し、その中から理想的な写真を選ぶようにしています。
金魚のおすすめ撮影角度
金魚は体の丸い魚です。
そのため、真横からの鑑賞が最適な海水魚などとは異なり、さまざまな角度から観賞を楽しめます。
写真撮影も同じで、上や横、斜めなどから映える写真を撮影可能です。
上から撮影
特殊な体型やヒレの形状を持つらんちゅうや地金の仲間は、昔から上見が定番の鑑賞法でした。
丸い金魚の品種は上から見た姿は特に美しく、模様や体型の様子もよくわかるため、上からの撮影がおすすめです。
横から撮影
すべての金魚が可愛らしく見える角度です。
金魚の視線を撮影しやすく、キャラクター的なかわいらしさも表現できるでしょう。
和金や琉金など、体型問わずに親しみのある写真を撮影できます。
斜めから撮影
斜めから撮影すると、水の反射や歪みが加わり、クールな印象に撮影できます。
個体を可愛らしく撮影するというより、金魚のイメージ写真を撮影するのに向いた角度です。
映える金魚の写真におすすめなアイテム3選
最後に、金魚をより引き立てる「映えアイテム」について
- 金魚鉢・ガラス製品
- カボンバ
- 赤みのある照明
こちらの3種類のアイテムをご紹介いたします。
金魚鉢・ガラス製品
金魚と言うと金魚鉢で泳いでいる姿を想像するかたが多いと思いますが、やはり金魚と金魚鉢の相性は抜群です。
金魚鉢の底にビー玉を入れてみると、より一層美しくカラフルな風合いが楽しめるでしょう。
しかし、金魚鉢は水量が少ないので水質が悪化しやすく、金魚が病気になる確率も高くなるのが難点です。
普段は広い水槽で飼育し、撮影の間だけ金魚鉢に移すといった対策をとると、金魚の健康を保ちつつ見栄えの良い写真を撮ることができます。
カボンバ
別名「金魚藻」とも呼ばれるカボンバも、金魚を引き立てるのにぴったりの水草です。
こうした重り付きのアイテムを使用すれば、簡単にレイアウトが完成します。
ただしカボンバは金魚藻とは言うものの生育させるのが難しく、金魚にかじられた葉はバラバラに散ってしまうので管理が面倒というデメリットがあります。
こちらも一時的に金魚水槽や金魚鉢に植えるなど、割り切って使用する方が撮影には向いています。
金魚のイメージに合う水草はまだまだたくさんあるので、以下の記事から理想に近いものを探してみましょう。
赤みのある照明
金魚は赤みの強いお魚なので、赤色のライトを当てると体色をより際立たせることができます。
ご紹介している水作 金魚を美しく魅せる LEDライトは赤と白の混ざったピンクがかった光を放つため、金魚を撮影するのにはかなりおすすめの照明です。
こちらのコラムでは金魚の体色を引き立てる照明をいくつかご紹介していますので、是非ご覧になってみてください。
まとめ:金魚の撮り方!SNS映えする撮影方法!効果的な小物や照明を考えてみた!
今回はSNS映えする金魚の撮影方法について解説をしてきました。
金魚はカメラが苦手だったり、飼い主が近付いてきたのを餌の時間と勘違いして動き回ってしまうため、うまく撮影するには少しコツがいります。
カメラが苦手な子には少し遠目から、エサくれダンスをする子には餌を与えた隙に、撮影する個体の性格に合わせた方法で、至極の一枚を撮影してみてください。
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