メダカの撮り方!映える写真撮影におすすめなメダカの角度・小物をご紹介
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最近は撮影した写真を簡単に他の人と共有できる時代です。
自慢のメダカの写真をSNSにアップして見てもらうのも、アクアリウムの一つの楽しみ方となっています。
しかしいざ撮影してみると、動くメダカを上手に画角に収めるのにも一苦労。
ブレてしまったり、水槽に反射してうまく映らなかったり、と満足いく写真を撮ることができずお悩みの方は多いのではないでしょうか。
メダカをきれいに撮影するのは確かに難しいですが、実はコツさえ掴めば誰でも素敵な写真を撮ることが可能です。
撮影に慣れてきたら、小道具や角度にもこだわった映え写真にステップアップするのも夢ではありません。
ここでは、メダカをきれいに撮影するコツや、おすすめの照明、小道具について解説します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにメダカの映え写真を撮影するコツやおすすめの小道具を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
メダカをきれいに撮影するには、カメラの設定や角度を工夫するのが良いでしょう。
また、照明や小道具にもこだわればワンランク上の写真に仕上げることも可能です。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、メダカの映え写真を撮影するコツやおすすめの小道具を解説します。
映えるメダカ写真を撮影するには
SNS映えするような素敵なメダカ写真を撮影するには、一番見て欲しいポイントやテーマを決めて撮影することをおすすめします。
例えば、丹精込めて育てたメダカを見て欲しいというときは、一匹に焦点を絞ってアップで撮影するのが良いでしょう。体色や柄を際立たせるような背景、角度を選ぶとなおのこと見栄えがしますし、メダカの良さが伝わりやすいです。
一方、水槽が写るように引きで撮影した写真は、水槽のレイアウトやインテリアをみて欲しいときに向いています。
ポイントとなるレイアウトを中心にメダカが泳ぐ姿を入れ込めば、自然な雰囲気を演出できますし、周りの家具を一緒に写るようにすれば、メダカ水槽をインテリアのように仕立てることも可能です。
テーマやポイントを決めずに何となくで撮影してしまうと、写真の見どころが定まらずぼやけた印象になってしまいますので、どんな写真を撮りたいのかビジョンを持って撮影に挑みましょう。
メダカが主役の写真を撮影するコツ
ここからは、メダカをメインにした写真と水槽をインテリアとして撮影したい場合に分けて、それぞれの撮影のコツをご紹介します。
まずはメダカが主役の写真を撮影するコツです。メダカが主役の映える写真を撮影するためのポイントは3つあります。
- シャッタースピードや連写機能を使う
- 撮影する角度に注意する
- 体色や模様をしっかり写すため、光量に気を配る
動きが速いメダカにはシャッタースピードや連写機能が有効
メダカは魚の中でも動きが俊敏で止まっていることも少ないため、撮影してもブレたり、フレーム内に収まらなかったりといったことが起こりやすいです。
このような動きが速い生き物を撮影するときは、カメラのシャッタスピードを調節すると良いでしょう。
メダカならば1/160よりも早くするのがおすすめで、東京アクアガーデンでは1/320で撮影をしています。
また、シャッタスピードが調節できないスマートフォンなどで撮影する場合は、連射機能を使うとメダカをとらえられる確率が上がるので実践してみてください。
メダカを撮影する角度
メダカを撮影するときは、鑑賞する時と同じく上見か横見がおすすめです。
体色や模様の特徴によってどちらが向いているかが異なりますので、撮影する品種に応じて角度を決めると良いでしょう。
横見で撮影する
横見での撮影に向いているメダカは、以下のような品種です。
- ロングフィン
- スワローメダカ
- アルビノ
- パンダメダカ
- ダルマメダカ
ヒレや目に特徴がある品種やダルマメダカは、横見で撮影すると個性をしっかりと見せることができます。
また、ガラス越しに撮影することになる横見では、ガラスのゆがみや反射を抑えるため、壁厚の薄い容器に移して撮影するときれいに仕上がりやすいです。
バックスクリーンやスモークガラスが背面に使われている水槽ならば、メダカの体色をより際立たせることができます。
上見で撮影する
上見で撮影するならば、体色や模様に特徴がある以下のような品種がおすすめです。
- 幹之メダカ
- ラメメダカ
- 三色メダカ
- 紅白メダカ
特に背中に光沢が出やすい幹之メダカやラメメダカは、上から撮影すると宝石のような輝きが出るのでとても写真映えします。
上見でメダカを撮影するときのポイントは、ずばりメダカとの距離です。
底の方に潜ってしまっているメダカはぼやけてしまってメインにはしづらいので、水面近くまで上がってきたタイミングを狙って撮影しましょう。
また、底面や壁面が黒い容器に移して撮影すると、メダカの美しい体色をしっかり写真に収めることができます。
レフ板や照明を使ってメダカを際立たせる
小さなメダカの体色や模様を鮮明に写したいときは、レフ板や照明を使って明るさを調整するのが良いです。
レフ板は光を反射する撮影用のアイテムで、好きな角度から柔らかく光を当てることができるので、横見で撮影する場合に重宝します。レフ板が無いときは、白い紙でも代用が可能です。
照明は撮影用の物を用意しても良いですし、水槽で使用している照明の角度を変えるのでも問題ありません。
インテリアとしてメダカ水槽を撮影するコツ
続いては、インテリアとしてメダカ水槽を撮影するポイントです。
の3点を意識してみましょう。
- 空間全体の明るさを考える
- メダカが群れている瞬間を狙う
- 反射による映り込みに注意する
空間全体の明るさを考える
メダカ水槽を風景の一部として撮影したい場合は、空間全体の明るさに気を配りましょう。
レンズで被写体がゆがんでしまっていないかを確認しつつ、角度を調整して撮影してください。
メダカが群れている瞬間を狙う
水槽全体や周りの風景が写るように撮影をするとなると、小さなメダカをしっかり写すことが難しくなります。
このようなときは、メダカ単体を写すのではなく、群れとして見たときにバランスが良いタイミングを狙ってシャッターを切るのがおすすめです。
散り散りになっているときよりも数匹で固まっているときの方が、引きで見たときに存在感が増します。
ただ、あまりに一か所に固まっていると全体を見たときにバランスが悪いので、程よいタイミングを探してみてください。
反射による写り込みに注意する
水槽を撮影するときに気になるのが、ガラス面に反射して撮影している自分や機材が写り込んでしまうことです。
正面を避けて斜めから撮影をしたり、水槽周りの明るさは確保しながら部屋全体の明かりを落としたり、といった方法で多少改善することができますが、どうしてもきれいに撮影できないときは映り込み防止アイテムを用意してみましょう。
カメラに取り付けるレンズフードや、真ん中に穴の開いたレフ板などが販売されています。
また、このようなアイテムは黒いダンボールを使って自作することも可能です。
メダカ撮影におすすめの小物3選
メダカをきれいに撮影するコツを解説してきましたが、ここからは応用編ということで、より見栄えのするワンランク上の写真に仕上げるために用意したいアイテムをご紹介します。
撮影機材や小道具を揃えて、魅力的なメダカの写真撮影に挑戦してみましょう。
スマホ用マイクロレンズ
スマートフォンを使用する場合は、別付けのレンズを用意すると一眼レフに負けない素敵な写真に仕上がります。
特におすすめなのが、メダカをアップで撮影するのに便利なマイクロレンズです。倍率は商品によりますが大体10~40倍の大きさで撮影できるので、メダカの細かなところまでしっかり写真に写すことができます。
ただし、この手の別付けレンズはピントを合わせるのにややコツがいるので、少し練習をしてクセを掴んでから本番に挑みましょう。
テトラ LEDミニエコライト
撮影用に水槽内の光度を上げたいときは、照明を用意しましょう。
『テトラ LEDミニエコライト』は幅20cmの小型のライトです。
自由に角度を変えられるフレキシブルアームが採用されているため、撮影の状況に応じて好きな角度から照明を当てることができます。
LEDなので明るさは十分ですし、長く使えて電気代の節約になる点も嬉しいポイント。
リーズナブルなので、撮影の時に使うサブの照明として用意しやすいです。
オブジェやアクセサリーを活用しよう
作り込まれた水槽レイアウトとメダカの組み合わせは、とても写真映えします。
しかし、水草を植えこんだり流木を配置したりといった作業を自分でやるのは大変です。
そこでおすすめなのが、配置するだけで雰囲気を作ることができる水槽用のオブジェやアクセサリー。種類が豊富なので撮影したいイメージに合わせ選べますし、組み合わせ次第で様々な水景を再現できます。
和風のオブジェ
日本で昔から飼育されているメダカは、和のものと非常に相性が良いです。
鳥居や庭園をイメージしたオブジェを使えば、まるで昔話の一場面のような仕上がりになります。
フェイクの水草や流木
植えこむのが大変な水草や処理が必要な流木も、フェイクのものを使えば手軽です。
流木にコケが生えたような趣あるアイテムもあるので、お好みのものを探してみましょう。
ビー玉
砂利の代わりにビー玉を敷き詰めると、涼し気な雰囲気を演出できます。
黒メダカなどのシンプルな品種は、カラフルなビー玉と組み合わせるとポップな印象になるのでおすすめです。
撮影はメダカにストレスを掛けないよう配慮しよう
映える写真を撮ろうと試行錯誤するのは良いですが、メダカに負担を掛けるような撮影は良くありません。
メダカのアップを撮るために水槽に近すぎたり、間近でフラッシュを焚いたりするとメダカを驚かせてしまいます。
普段は消灯している時間に照明を当てて撮影をするなどの行為も、メダカのバイオリズムを乱す原因になります。
いつもと違う行動はメダカのストレスになりますので、できるだけ自然に撮影することを心がけましょう。
意外と普段通りの方が、メダカの生き生きとした魅力的な姿を撮影できることもありますので、臨機応変に楽しみながら撮影してみてください。
まとめ:メダカの撮り方!映える写真撮影におすすめなメダカの角度・小物をご紹介
今回は、映えるメダカの写真を撮るためのコツや、おすすめの小道具について解説しました。
シャッタースピードを調節したり連射機能を使ったりすれば、素早く泳ぎ回るメダカをうまくフレームに収めることができます。
撮影の角度はメダカの品種に合わせて、見せたい部分がきれいに写る方向を探してみてください。
雰囲気のある写真に仕上げたいときは、小道具を使って水槽の中を飾るのがおすすめです。
大切に育てたメダカの写真をSNSなどにアップして、お友達や家族と共有してみましょう。
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