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使わない水槽の活用法8選!売る・再利用の提案から注意点も解説

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「生体が死んでしまい、水槽が空いてしまった」「アクアリウムをやめて、水槽だけが残ってしまった」という方は少なくありません。

水槽の処分にはお金もかかるため、そのまま捨てるのはもったいないと感じる方も多いでしょう。

今回のコラムでは、使わなくなった水槽の活用法を8つ紹介します。再利用時の注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

プロアクアリストたちの意見をもとに使わない水槽の活用法と注意点を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

使わなくなった水槽をただ捨てるのでなく、有効活用することがSDGsの観点からもアクアリストに期待されています。
環境面への配慮だけでなく、水槽を再利用することでさまざまなメリットも得られるのです。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽台の特徴や選び方、トラブル対策を解説します。

使わなくなってしまった水槽の活用法

水槽は熱帯魚や金魚を飼育する以外にも、さまざまな活用方法があります。

上手に再利用すれば、現金化できたり、部屋の整理にも役立ったりと色々なシーンで活躍してくれるでしょう。

ここでは、使わなくなってしまった水槽を活用する、8つのアイデアをご紹介します。

オークションで売る

オークションで売るのは水槽の再利用方法としては王道で、現金化と自宅の整理を同時に行える、メリットが多いおすすめの方法です。

オークションサイトやフリマサイト・アプリの活用もおすすめできます。
ただし、水槽を郵送する際には送料や梱包材費がかかる点には注意してください。

水槽の販売額と送料・梱包材費を比較して、「どれくらいの差額が出るか」「利益が残るか」確認しておきましょう。

コケリウムにする

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小型水槽限定ではありますが、水槽の形状を活かしてコケリウム用の容器として再利用できます。
水槽に小さいヒビが入ってしまった場合などにもおすすめの活用方法です。

水槽には底面に穴が無いため盆栽などの育成には向きませんが、保水性が必要となるコケリウムとの相性は良いでしょう。
小型水槽などが不要となった場合には、新しい趣味としてコケリウムを始めてみるのもおすすめです。


園芸用品にする

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植物を植える際に用いるポット入れや、土を混ぜる時の容器など、園芸用品としても再利用できます。

また、湿度を好む観葉植物なら、園芸用ポットに入れた状態で水槽内に置き、水槽のフタを開閉することで適切な湿度を保ちながら育成可能です。

ただし、水槽を園芸用品として再利用するとかなり傷つくため、それ以外には使用できなくなる点には注意してください。

ストック用にする

水漏れが無い水槽であれば、ストック用水槽として利用する方法もおすすめです。

熱帯魚や金魚の飼育では、病気になった生体の体調を整えることや、メインの水槽に病気を持ち込まないことにストック用水槽が活用できます。新しい生体を購入した時にも役立つでしょう。

また、ストック用水槽があれば、水草をトリミングした時にも余った水草を保管でき、捨てずに済みます。
特にアマゾンフロッグピットなどの浮草や、ウィローモスなどのコケ類は、増えすぎてしまう場合も多いため保管しておくと便利です。


収納ボックスにする

水槽は四角いものがほとんどのため、高い収納力があります。そのため、収納ボックスにするのも良いアイデアです。

アクアリウムでは保温器具やフィルター、照明器具などさまざまなグッズを使います。増えてかさばってしまうことも多いため、収納できるボックスがあると便利でしょう。
透明のため中身を確認しやすく、必要なものを必要な時にすぐ探し出せるのもメリットです。

ただし、あまりにも硬いものを入れてしまうと、水槽の壁面が傷つく可能性があります。別の使い方をする予定がある場合には、収納ボックスにするのは控えましょう。

水耕栽培をする

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使わなくなった水槽を水耕栽培に活用すれば、野菜やハーブなどの収穫も楽しめます。

また、アクアポニックスなどのベースは規格水槽に合わせて作られているものも多く、相性の良さも大きなメリットです。

アクアリウムではないものの、アクアポニックスは水を入れて管理する必要があり、水槽設置場所の確保が必要になります。
さらに、魚を飼う必要が出てきがちなところも難点です。生体を入れれば、フィルターや保温器具、照明器具などを追加で用意する必要も出てくるでしょう。

メリットやデメリットを考慮し、水耕栽培を楽しんでください。

昆虫・爬虫類を飼育する

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水槽のフタをメッシュ素材に変更して通気性を良くすれば、昆虫や爬虫類の飼育ケースとしても活躍します。
特に縦長の水槽なら、昆虫や爬虫類の脱走の心配が少なくなり、飼育ケースとして重宝するでしょう。

ヒビが入っていて水漏れする水槽でも、昆虫や爬虫類の飼育であれば十分可能です。アクアリウムだけでなく、昆虫・爬虫類が好きな方にはおすすめの再利用方法だと言えます。

展示用ケースにする

水槽を逆さまにすれば、フィギュアやプラモデルなどをカバーする、展示品ケースとして活用できます。観賞魚用の水槽は透明度も高く、展示品を美しくディスプレイするのに最適です。

ただし、ガラス製の水槽は重量があるため、取り扱いには注意してください。複数個を設置する場合や重ねて展示する場合には、安定した場所を選ぶ必要があるでしょう。

展示用ケースとして利用する場合には、扱いやすい30cm以内の小型水槽がおすすめです。

再利用する際の注意点

使わなくなってしまった水槽を活用するアイデアをお伝えしてきましたが、再利用時には気をつけるべきポイントもあるのです。

ここでは、水槽を再利用する際の注意点について2つ紹介します。

水垢などはきれいにしよう

レック 鏡 の ダイヤモンド ウロコ取り

使わなくなった水槽を再利用する場合には、水槽表面の水垢などの汚れをしっかり落としましょう。

水槽をオークションで売る場合には、ガラス面に水垢が付着していると価値が下がってしまう傾向があります。そのため、時間がかかるとしても、しっかり汚れを落としてから出品するのがおすすめです。

また、展示ケースとして利用する場合も、展示品を美しく飾るためにきれいにしておきたいですね。

水槽の表面に付いた水垢は、pH降下剤やクエン酸を用いると落としやすくなります。
ガラス製の水槽なら、ダイヤモンドうろこ取りを使用するのがおすすめです。ダイヤモンドうろこ取りは、100円ショップなどでも販売されているので、水垢落としのために用意しておくと便利ですよ。

販売する場合は梱包に注意

サトウ エアーパック 包装 梱包用 緩衝材 透明 約横90×縦120cm 割れやすいものの 保護 や 梱包に クリア

使わなくなった水槽を販売する場合は、配送時の梱包にも気を付けましょう。

ガラス製の水槽は、配達中に破損することが比較的多いです。実際に、東京アクアガーデンでも、仕入れた水槽が割れた状態で届くこともあります。

ガラス製の水槽は重量もあるため、配送時に雑な扱いを受けると、大きな衝撃が底面のガラス部分に伝わってしまいます。
水槽の角は特にガラスにヒビや欠けが発生しやすいため、丁寧に梱包しましょう。また、水槽の底面も割れやすい箇所の1つです。

水槽の角や底面の破損を防ぐため、発泡スチロールなどの緩衝材は必ず用意して補強しましょう。
梱包の最後に水槽とダンボールの隙間に緩衝材を詰めると、水槽のズレを防止しさらに安定させられます。

まとめ:使わない水槽の活用法8選!売る・再利用の提案から注意点も解説

今回は、使わない水槽の活用法と、売ったり再利用したりする時の注意点についてお伝えしました。

使わなくなった水槽の処分には費用がかかり、そのままでは場所も取ってしまいます。

そこで、オークションやフリマアプリで販売したり、コケリウムや昆虫・爬虫類の飼育で再利用したりするアイデアが有効です。また、収納ボックスや展示用ケースとして活用する方法もあります。

再利用する際は水槽の水垢はきれいにして、販売時には丁寧に梱包するようにしましょう。

自宅に使わなくなった水槽があるなら、コラムを参考に再利用方法を考えてみてください。

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執筆者 Hara.kazu

子どもの頃から魚や昆虫を飼育し、アクアリウム歴は約30年になります。
グッピーやプラティ、ネオンテトラなどの入門魚飼育から始まり、シクリッドのブリーディングなどを経て、最近ではアクアテラリウムのレイアウトを楽しんでいます。

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