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おしゃれな熱帯魚水槽にかかせない2大要素は、水槽内の色相バランスと、水槽の透明度を上げるための照明です!
もともと、熱帯魚は色鮮やかな体色を持っています。更に、体色を引き立たせるために、熱帯魚の体の色と対照色のバックスクリーンを使用します。
そして、水の透明度を上げるには、ケルビン数値の高い照明を選択します。
つまり、水槽のバックスクリーンや照明を活用することでおしゃれな熱帯魚水槽に近づけることができるんです!
今回は、熱帯魚をおしゃれにみせるための、水槽レイアウト術をご紹介させていただきます。
目次
こんなに変わる!熱帯魚をおしゃれに見せる水槽レイアウト術とは
アクアリウムの主役、それは熱帯魚です
華やかな熱帯魚水槽には、さまざまないろどりの熱帯魚が必要不可欠です。
その熱帯魚を更に美しく見せることで、おしゃれな熱帯魚水槽をつくりだすことができます。
今回は、よりいっそう熱帯魚の美しさを際立たせ、熱帯魚のいろどりを引き立てる効果を高めるためのポイントと、熱帯魚水槽をおしゃれにみせるための工夫などを、設置事例と共にご紹介させていただきます。
水槽の印象を大きく左右する二大要素とは?
水槽の印象を大きく左右する大きな要素をご紹介いたします。
それは、バックスクリーンと、水槽用の照明です。
1:バックスクリーン
バックスクリーンは、水槽面積の大部分をカバーするため、レイアウトアイテムのなかでも強い印象を残すアイテムです。
バックスクリーンを水槽の背面に設置することで、水槽の印象を変化させたり、背景部の機材のコードなど隠すことができます。
2:水槽用の照明
照明は、水草の育成や熱帯魚の生活時間の操作、そして、水槽の印象を変えるために使用します。
おしゃれな熱帯魚水槽を演出するには、照明によって、色温度を示す、ケルビン(K)数の高い照明を使用し、水槽の透明度を高める必要があります。
熱帯魚が映える水槽バックスクリーンの選び方とは
熱帯魚水槽にバックスリーンを設置することによって、水槽の印象をおおきく変えることができます。また、水槽の背景色が変わると、熱帯魚の体色の見え方も大きく変わります。
熱帯魚の色映えを良くするには?
写真のように、バックスクリーンを熱帯魚と対照色にすることで、熱帯魚の体の色を引き立たせることができ、ビビッドな印象の水槽を演出することができます。
熱帯魚の体の色を際立たせて見せるには、熱帯魚の対照色のバックスリーンを使って、『補色』をうまく利用することがポイントになってきます。
対照色で熱帯魚の色映えをよくする!バックスクリーン水槽の補色効果とは?
光の波長によってあらわれる色合いのことを『色相』と呼びます。
その色相の中でも、対照の色の組み合わせを『補色』と呼びます。
水槽内の熱帯魚と、バックスクリーンの色を対象色にすることで、おしゃれな熱帯魚水槽をつくることが出来ます。
バックスクリーンでおしゃれな熱帯魚水槽にしよう! 補色の例と設置事例のご紹介!
黄色の補色は、青!キイロハギ水槽の設置事例
黄色の補色は、青です。
こちらの水槽は、青いバックスクリーンを使用した、キイロハギ水槽の設置事例になります。
その名の通り黄色のボディが美しいキイロハギは、青いバックスクリーンの水槽によく映えます。
生体の数こそ少ない水槽の事例ではありますが、色のコントラストが美しいこちらの水槽は、大変インパクトがあり、観る人の印象に残ります。
赤の補色は、水色! カクレクマノミ水槽の設置事例
赤の補色は、水色です。
こちらの水槽は、撮影用に短期レンタルされたカクレクマノミ水槽の設置事例となります。
水槽の背面に貼り付けるバックスクリーンではありませんが、背景に水色の、撮影用のスクリーンを配置することで、愛らしいカクレクマノミの赤い体色を際立たせています。
黒×白、緑×赤:二つの反対色効果で、立体的な水中風景をつくる!
厳密にいえば、黒と白は『補色』関係ではなく、『反対の色』として定義されています。『補色』とは、適度に混ぜ合わせると『白』になる色を指すので、黒と白の組み合わせは『補色』とは呼べません。
しかし、アクアリウムの熱帯魚水槽では、水槽をおしゃれに演出させるために、白っぽい熱帯魚や透明なスケルトンなどの熱帯魚を飼育する水槽には、バックスクリーンを黒にして設置します。
バックスクリーンを黒にすると、白系や透明系の熱帯魚が水槽内に映え、小さな熱帯魚の存在感を増すことができます。
そして、クールな黒の印象とは裏腹に、華やかな水槽を演出することができます。
また、こちらの水槽の、もうひとつのポイントは、水草の『緑』と、熱帯魚の『赤』が補色関係にあるところです。(※赤の対照色は、緑~紺系の色相です)
黒と白、緑と赤という二つの反対の色で、立体的な水中風景を作り出している設置事例です。
バックスクリーンについてもっと知りたい場合はこちらのコラムをご覧ください。
熱帯魚が映える! 水槽用の照明の選び方
水槽用の照明は、水槽の雰囲気や印象を変えるのに役立ちます。たとえば、青い照明を使用すると、まるで深い海の底にいるかのような水槽風景を作り出すことができます。
水槽をおしゃれに見せる! 照明(ライト)選びが重要な理由 3つ
- 照明の色によって、水槽の印象を操作する効果がある
- 熱帯魚の体の色を、はっきりと美しく見せる効果がある
- 水槽の水の透明感を増す効果がある
水槽の照明によって透過性が増すと、水槽内の熱帯魚やレイアウトがくっきりと見え、すがすがしい印象を与えることができます。
水槽の透明感を上げる!照明の色温度(ケルビン数)について
設置場所や環境にもよりますが、淡水・海水を問わず、透明感のある水槽はとても魅力的です。
そんな透明感のある水槽を演出するのは、実は、照明の効果が大きく関わっています。
光を表す単位の中に、ケルビン(K)というものがあります。
このケルビン数が、アクアリウム水槽の透明度を演出する鍵になります。
■ケルビン(K)色温度とは?
色温度(ケルビン)というのは、電球や蛍光灯、LED、ヘッドライトなどの照明の光の色を定義するときに使われる単位のことです。
この色温度の単位である、ケルビン数が高い照明を使うことで、水の透明度が増して見えます。
具体的には、8000~12000ケルビンくらいの照明を使用するのがおすすめです。
水槽の照明について、詳しく知りたいという方は、下記のリンクをご参照ください。
まとめ:熱帯魚をおしゃれに見せる水槽レイアウトとは!色合い、補色と照明の関係
熱帯魚や水草、サンゴなどが、本来持つ色味の美しさを引き出すには、水槽内の、色相の配置バランス(熱帯魚の色を引きたたせるバックスリーン)や、クリーンでクリアな清潔感を演出する透明度の高い水(ケルビン数の高い照明)などの要素が必要です。
その他に、流木や水草のレイアウトテクニックも学んでみたいという方は、下記のリンク記事を参考になさってくださいね。
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