アクアリウムコラム

初心者からの!水槽の引越し5ステップ!引越し直後の水槽管理方法も紹介

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運用中の水槽の引っ越しは、ただ運べば良いというものではありません。

小さな魚たちにとって引越し先までの移動や、新しい環境での再スタートは大きなストレス。引っ越し当日までしっかり体調を整えて、丁寧にパッキングをした上で安全に配慮して運んであげる必要があります。
荷造りや家具の移動、業者の手配などただでさえやることの多い引越し作業の中で、水槽の移動をするには、段取り良く事前準備を進めて当日を迎えることが重要です。

今回のコラムでは、水槽の引越し5ステップと題して、水槽を安全に引っ越すための作業を初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
初めて水槽の引っ越しをするとき、一体何から手を付けたらよいのかわからなくなってしまうことも多いです。このコラムを参考に、引越しを成功させましょう。

プロアクアリストたちの意見をもとに水槽の引越し5ステップを解説


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

水槽の引っ越しは、魚や水槽、機材を傷つけないようにパッキングしたり、新たに水槽を立ち上げたりとやることが多く、初めてだと戸惑ってしまいがちです。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽の引越し5ステップを解説します。

アクアリウム初心者からの!水槽の引越し5ステップ


水槽の引っ越しは、重たく壊れやすい水槽や機材を運んだり、飼育している生体を安全に移動させたりと、神経をすり減らすような慎重な作業が求められます。引っ越しが終わったら、今度は水槽の立ち上げ作業などがあり、初めてだとなかなか段取り良く進められないことも。

そこで、ここでは、大変な水槽の引っ越し作業を以下の5つのステップに分けて

  1. 引越しに向けて水換え回数を増やす
  2. 資材を用意する
  3. 生き物をパッキングする
  4. 水槽本体や機材、アイテムを梱包する
  5. 運んで再設置する

それぞれの作業内容やコツを具体的に解説します。

ステップ1:引越しに向けて水換え回数を増やす

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引越しのスケジュールが確定したら、引越し当日の2週間前、遅くとも1週間前から水換えの頻度を増やしていきましょう
前もってこまめな水換えをし水質の変化に慣らしておくことで、生体が引越し先の新たな環境に順応しやすくなります

また、できるだけきれいな状態の飼育水で引越しすることで、運搬中のストレスや水質急変の抑制にも効果的です。

引っ越し前の水換えは、一回の換水量を増やすのではなく、回数を増やして対応します。
例えば週1回水換えを行っていたなら、同量を3〜5日に1回交換するという具合に頻度に上げるのがベストです。 一度に交換する水の量を増やすと引っ越し前にバクテリアが流れ出て、生体がコンディションを落としてしまう可能性があるため、注意してください。

また、可能であれば引越しの2~3日前から餌の量を減らすか餌切りをしておくと、移動中の容器の中でフンをすることが無くなり、水質悪化を最低限に抑えられるます。

ステップ2:資材を用意する

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水槽の引っ越しに使う梱包資材を用意しておくことも大切です。
水槽のパッキングでは、生体、飼育水、機材や水槽を運搬するための資材をそれぞれ用意します。以下に主な梱包資材をまとめました。
アイテムによっては取り寄せに時間がかかる事があるため、1~2週間前までを目安に準備しましょう

■生体用の資材

  • 生体を入れるパッキング袋やフタ付きバケツ
  • 保温ができる発泡スチロール容器、保冷バッグなど
  • 電池式エアーポンプ、チューブ、ストーン
  • 使い捨てカイロや新聞紙 など

■飼育水用の資材

  • 飼育水を入れるパッキング袋やポリタンク

■機材用の資材

  • 購入時の水槽梱包材が保管してあれば準備する
  • フィルターなどを入れる大型ポリ袋
  • プチプチなどの緩衝材

現在使用している飼育水を運ぶのも重要なポイント。飼育水には水をきれいにするバクテリアが含まれており、引っ越し先で水槽を立ち上げ直したときに水質の安定が早まります
全体の1割程度で良いので、飼育水も必ず持ち出しましょう。

ステップ3:生き物をパッキングする


生体や機材のパッキングは、引っ越しの当日、できるだけギリギリの時間に行うことで、生体へのダメージを最低限に抑えられます。
安全に輸送するために、酸素・温度・揺れの3つのポイントを意識して梱包していきましょう。

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引っ越し先が近距離の場合は、フタ付きバケツやクーラーボックスとエアーポンプの組み合わせで安全に運搬することができます。

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一方長距離移動の時は、長時間の揺れに対応するため、アクアリウムショップなどで見かけるようなパッキング袋を使用した梱包がおすすめです。
こちらの製品は酸素を通す特殊な素材なので、酸素ボンベがなくてもパッキングできます。

パッキング袋は移動中の保温がしやすく、引越し先での水合わせや温度管理も行いやすいというメリットがあります。
生体をパッキングした袋は、光が当たらないように新聞紙で包んだり発泡スチロール箱に入れて運ぶと魚のストレスを軽減できておすすめです。

水草は湿らせたキッチンペーパーで包んでジップロックに入れておきます
傷んでしまわないよう、水草と生き物は別の袋にパッキングするのがポイントです。

ステップ4:水槽本体や機材、アイテムを梱包する

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水槽本体は購入した時の梱包材が保管してあればベストですが、手元に無い場合はプチプチを全体に巻き付け、角を段ボールなどで保護して厳重に梱包します。

水槽周辺の機材については、水気をよく拭き取り電源コードにラベルを付けておくと、引越し後の設置が効率良くに進むでしょう。

ろ材や底砂については、乾燥してしまうと付着しているバクテリアが死滅してしまうため、飼育水に浸したまま運搬します。1日程度であれば水流がなくてもバクテリアはそれほどダメージを受けませんので、落ち着いてパッキングしてください。

ステップ5:運んで再設置する


新居についたら、設置予定の場所が水平であることを確認した上で、速やかに水槽を立ち上げます

水槽再設置の流れとしては、水槽設置→底砂→レイアウト→ろ過フィルターを設置→機材の起動の順番です。
機材の起動は、最初にろ過フィルター、次にエアーポンプなどの周辺機材、最後に水槽用ヒーターの順番で動作を確認しながら進めましょう。

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また、どんなに急いでいるときでも、設置場所の水平が取れているかだけは必ず確認してください。
わずかな傾斜であっても長期間設置していると水槽にダメージが蓄積されて、ある日突然破損する危険があります。

引越し直後の水槽管理方法


引越し先に再設置した水槽は、すっかり環境が変わり立ち上げ直したのに近い状態です。
水質や生き物が安定するまで、普段よりも注意深く管理する必要があるでしょう。

ここでは、引越し後に水槽が安定するまで意識すべき大切なポイントをご紹介します。

水温・水質をモニタリングして水換えしよう

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引越し後の水槽は、以前の環境から飼育水やろ材、底砂などを持ち込んでいたとしても、少なからずバクテリアが減少し、活性が落ちてしまいます
また、水槽の再設置に伴い、底砂やレイアウトに蓄積していた汚れが水中に舞い上がって、病気や水質の悪化を引き起こすことも。

ぱっと見は透明できれいに見える水でも、実は水質が不安定だったということも少なくないため、引越しから2、3日の間は毎日水質検査薬で水の状態を確認し、全体の1/5程度の少量の水換えをしましょう。
水質が安定してきたら、元の水換え頻度に戻していきます。

生体の餌食い・様子をチェック

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引越しを経験した生体は、輸送のストレスから調子を崩してしまいやすい状態です。このようなときに無理に餌を食べさせると、消化不良などを起こしてしまいますので、立ち上げから2、3日は餌を控えて様子を見ましょう

魚の泳ぎ方や体表の様子をよく観察し、問題が無いことが確認出来たら、少量から餌やりを再開します。餌への食いつきや調子を確認しながら給餌量を調整していくと良いです。

また、魚やエビだけでなく水草も引越しによるストレスを感じていますので、引越し後数日は照明を控えめにして新しい環境に馴染ませてあげてください。

機材の稼働音などを確認

水槽の再設置後は、機材の取り付け位置が変わることで振動音や稼働音が発生しやすくなります

もし異音が続く場合は、ろ過フィルターの吸水口が詰まっていないか、エア噛みが起きていないかなどを確認し、原因を見極めることが大切です。

また、水槽用ヒーターが安全な水位で設置されているか、外部フィルターの周辺からの水漏れがないかなどもしっかり確認しましょう。

引越し作業をアクアリウム業者に依頼するのが良い場合とは


ご紹介してきた通り、水槽の引っ越しはただ水槽を運搬すれば良いというものではありません
水槽や機材を傷つけないのはもちろんのこと、生体や水草にかかるストレスを最小限に抑える梱包や運搬が必須です。
また、再設置後の立ち上げを考えると、飼育水やろ材、底砂に定着しているバクテリアをできるだけ良い状態で引越し先に持ち込むことも大切。

このような様々な配慮が必要な水槽の引っ越しには、段階的な準備と専門的な知識が欠かせません。安全に引越しを終えるためにも、状況によってはプロの手を借りることも必要です。
以下に、アクアリウム業者に引越し作業を依頼した方が良いケースをまとめました。

  • サンゴ等の環境変化にシビアな生体を飼育している
  • 水槽を移動する人手や移動手段が確保できない
  • 生体数が多くパッキングの手間が大きい
  • 90cm以上の重量がある大型水槽の移動
  • 水槽台や床の水平調整が難しい
  • 長距離の引っ越しをする

東京アクアガーデンでも水槽引越しサービスを行っており、大型水槽や海水魚水槽などこれまで多くの引越し実績があります
水槽の移動にお悩みの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ:初心者からの!水槽の引越し5ステップ!引越し直後の水槽管理方法も紹介


安全に水槽を引っ越すには入念な計画と準備が欠かせず、初めてだと何から手を付けたら良いのかわからなくなってしまうこともあるはずです。

まずは、今回ご紹介した引越しのための5つのステップを参考に準備を進めてみてください。
小型〜60cm水槽程度の一般的なサイズであれば、引っ越しに慣れていない方でも比較的スムーズに、自力で再立ち上げまで行うことができるでしょう。

一方、90cm以上の水槽の場合は、水槽本体や生体、周辺機材の移動だけでなく、レイアウト素材のサイズや底砂の重量もかなり大きくなります。
大型水槽やデリケートな生体の引越しなら、水槽のプロに作業をお願いするのも方法です。

東京アクアガーデンの引越しサービスでは、引越しに伴って水槽のサイズアップや機材・レイアウトのリニューアルについてもご相談いただけますので、ぜひお問い合わせください。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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