
魚の自動給餌器・オートフィーダーの使い方!おすすめ商品3選もご紹介
熱帯魚や海水魚を飼育していると、旅行や長期出張など、長期間外出する際の餌やりで悩む方は多いのではないでしょうか。
しかし、熱帯魚や海水魚に自動で餌やりをおこなってくれる「自動給餌器(オートフィーダー)」という餌やり専用機器があります。
「自動給餌器(オートフィーダー)」についてご紹介しますので「長期間餌を与えられない!」というときにご活用ください。
目次
自動給餌器(オートフィーダー)とは?
自動給餌器はオートフィーダーともいわれています。本体はモーターと餌を入れておくスペースがあり、タイマーで作動します。名前の通り、あらかじめタイマーで設定しておいた時間になると、水槽内に餌をまく機器です。
餌やりの時間だけでなく、餌の量も設定することができるので、長期旅行や出張などで家を空けるときに便利なアイテムで、タイマーはアナログタイプ・デジタルタイプの2種類があります。
自動で与えるだけでなく、手動で餌を与えることも可能なので一度に与える餌の量をきちんと計って与えたいときなどにも利用することが可能です。
本体は電池で稼働するタイプのものが多く、餌が水槽の水の湿気でしけってしまわないよう、除湿用のファンを搭載していタイプも販売されています。
水槽への取り付けもとても簡単で、水槽の縁にクランプを使って取り付けるタイプが多いですが、水槽の開口部に設置するものもあります。
魚には毎日餌を与えなくてはいけない?
2~3日の外出なら、特別に給餌の対策を考えなくても問題ないです。
しかし、下記のような体力が無い生体の場合はこれに該当しません。
- 生まれたばかりの稚魚
- 痩せている生体 など
このような生体の場合は、給餌を管理する必要があります。
しかし稚魚の餌はオートフィーダーで与えにくいです。
稚魚が顆粒状の餌を食べられるようになってから、こうした機材の使用を検討しましょう。
それまでは、やはり直接の給餌を行う必要があります。
メダカの場合は、ミジンコやグリーンウォーターを育てることで、長期外出も容易になることがあります。
おすすめの自動給餌器(オートフィーダー)3選
それではまずおすすめの自動給餌器(オートフィーダー)を3つご紹介しましょう。
どれも操作方法は簡単なので、初めての人でも簡単に使うことができます。
自動給餌器おすすめ1:ニッソーの自動給餌器フードタイマー
ニッソーの自動給餌器フードタイマーは1日5回まで餌やりの設定ができます。
セッティングや餌やりの回数などの設定がとても簡単で、初心者でもすぐに使うことができます。また商品が丈夫で利用者からの評判もよいです。
自動給餌器おすすめ2:ニッソー オートフィーダー
ニッソーのオートフィーダーは1日の餌やり回数は2回まで設定が可能、時間設定は自由に行うことができ、デジタル表示で数字が大きく見やすいです。
自動給餌器おすすめ3:テトラ オートフィーダー
テトラのオートフィーダーはバッテリーランプがついているので電池切れの対応がしやすく、フードコンテナがクリアタイプなので、餌の残量がわかりやすいです。
餌やりの回数は1日1回、1日2回、自分の好きなときと3つのタイミングを選んで設定できますが、餌をあげる時間までは設定できません。比較的餌やりの回数が少ない熱帯魚や海水魚向きと言えます。
自動給餌器(オートフィーダー)の基本的な使い方
ここでは具体的な自動給餌器(オートーフィーダー)の使い方を、ニッソーの自動給餌器フードタイマーを例に解説していきましょう。
まず自動給餌器の本体に購入時に付属していた単三乾電池をセットしましょう。
次にセットピンを希望時間に差し、餌を与えたい時間を設定し現在時刻を合わせます。
購入時に付属していたフードケースに餌を入れてフードケースの上部にあるスライド調整を使って給餌量を調整していきましょう。
餌やりの時間や餌の量などを設定し終わってから、水槽の蓋の上に乗せてセッティング完了です。
自動給餌器(オートフィーダー)選びのポイント
自動給餌器(オートフィーダー)を選ぶときのポイントですが
- ストックできる餌の量
- 1日に何回まで設定できるか
- 餌の量の調整量
- 掃除がしやすいか
この4つに気を付けましょう。
ストックできる量に関しては、家を空ける期間などを考えておけば大丈夫ですが、商品によって1日に設定できる回数が異なります。
大抵の商品は1回の餌やりの時の量を設定できますが、どのメーカーの商品も設定した量よりも餌が多めに出る傾向にある点は注意が必要でしょう。
設定した量がどうしても多くて困る場合には、投入口にセロハンテープや厚紙、プラスチックの板などを付けて、投入口を狭くすることで餌の量を少なくするといった工夫をするとよいでしょう。
自動給餌器(オートフィーダー)で餌を与えることのできる期間は?
自動給餌器(オートフィーダー)で餌やりのできる期間は、フードケースの容量や飼育している熱帯魚や海水魚の数や大きさによって変わってきます。
乾燥タイプの餌であれば、平均すると1~2週間くらいであれば給餌することが可能で、小型のものなら1ヵ月くらいまでストックしておくことも可能です。
自動給餌器(オートフィーダー)メリット・デメリット
自動給餌器(オートフィーダー)は、使用する餌に注意する必要があります。
顆粒タイプで小さめ、もしくはフレーク状の人工餌向きで、顆粒タイプの大きなものは目詰まりを起こしやすいです。
これはなぜかというと、冷凍タイプの餌や水分が多い餌、大きい顆粒タイプの餌などを入れてしまうと、投入口で目詰まりを起こしてしまう可能性が高いです。
顆粒タイプの細かい餌を使う場合、本体の内部に粉々になった餌の粉が入り込むことがあるので注意が必要です。
使用する餌にさえ気を付ければ、決まった時間に熱帯魚や海水魚に餌を与えることができるようになります。
長期の旅行や出張などで家を空けることになったときや、人間が不在でもきちんと餌をあげることが可能になるのです。
【プロが教える】自動給餌器・オートフィーダーの使い方やおすすめ商品まとめ
自動給餌器(オートフィーダ―)について解説しました。使い方はとても簡単ですし、電池式のものがほとんどなので、設置するときに電源の心配をする必要がありません。
メーカーや商品によって1日に餌を与える回数や、1回に与える餌の調整量が異なりますので、自宅水槽にあったものを選びましょう。
旅行や出張で長期間家を空けることになったという場合はもちろん、毎日自宅には帰っているものの、仕事が忙しく決まった時間に餌をあげることができないといった人にもおすすめのアイテムです。
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