

金魚すくいですくえる金魚の種類!小赤・琉金など良く見る種類を紹介!
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金魚すくいで掬える金魚にも、種類があります。
通常は赤くてスリムな和金体型の品種を掬いますが、イベントやお祭りによっては、丸い体型の琉金やらんちゅうが泳ぐ金魚すくいに遭遇することもあります。
イベントや地域によってバリエーションが異なるのも、金魚すくいの楽しいところです。
一般的な『小赤(こあか)』と呼ばれるスリムな金魚は、軽めで掬いやすいということも、金魚すくいで多く見かける理由の一つでしょう。
このコラムでは、お祭りやイベントの金魚すくいで掬える金魚の種類と、金魚すくいの観点から掬いやすさなどを解説します。
目次
金魚すくいで掬える品種をプロのアクアリストが解説!
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
金魚すくいと言えば赤い金魚を思い浮かべる方が多いですが、まれに黒や3色の金魚が掬える店舗やイベントもあります。
品種の特徴ごとに「なんだか金魚が重く感じる」「泳ぎがゆっくりだけど掬うのは難しい」など、難易度を左右する要素があるのも、金魚すくいの楽しいところです。
ここでは、金魚すくいで掬える品種3種+高級金魚すくいの品種4種についてをご紹介します。
金魚すくいで掬える金魚の種類
金魚すくいで掬える金魚は主に3種類います。
お祭りの金魚すくいでよく見かける小赤などを掬う感覚を交えてご紹介します。
和金(小赤)
金魚すくいで最も目にするのが、和金の幼魚である『小赤(こあか)』です。
赤い体に、フナ型のスリムな体型をしています。
泳ぎは素早いけれど、体が細目で軽いので掬いやすく、金魚すくいにぴったりの種類と言えるでしょう。
最初は3~4cmほどの小さな金魚ですが、成長すると15cmまで大きくなることがあるなど、適切にケアをすれば立派に長生きしてくれるポテンシャルを持つ品種です。
琉金
金魚すくいではたまに丸い体型の金魚を見つけることがあります。
その場合に多いのが、『琉金(リュウキン)』です。
小赤とは異なり、丸みのある体に長い尾ヒレが特長の金魚で、泳ぎは小赤よりもゆっくりです。
一見すくいやすそうに思えますが、丸い体のためか体重がやや大きく感じられ、金魚すくいのポイに負担をかけやすい印象です。
しかし、そこは腕の見せ所です。
うまくポイに載せることができれば、十分に金魚すくいを楽しめる品種でしょう。
黒出目金
赤い金魚が多い金魚すくいのなかで、目立つ存在が黒い『出目金(デメキン)』です。
小赤に比べると遭遇率は低いですが、見つけた際には目を惹かれることでしょう。
出目金のなかでは黒い品種はポピュラーで、金魚を取り扱っているアクアリウムショップなどでもよく見かけます。
琉金同様に丸い体で、出目の分だけやや頭が重く感じられます。
実際は、小赤よりもポイに触れる体の範囲が多いことでそう感じるのですが、金魚すくいではやや難易度の高い品種です。
イベントによって金魚の種類は違うことがある
ひとくちに金魚すくいと言っても、開催される場所や地域によって、掬える金魚の種類にやや違いがあります。
例えば関東・関西などの地域差で掬える金魚のサイズが違ったり、ラインナップが少し異なります。
また、アクアリウムバスなどのイベントで開催される金魚すくいは、3色和金などの通常の小赤よりも少し変わった金魚を見つけられるでしょう。
なかでも有名なところで、江戸川区の「金魚まつり」には1回500円の『高級金魚すくい』が毎回開催されており、その名の通りに普通の金魚すくいでは掬えない価格が高めな金魚たちに出会えます。
ちなみに、このお祭りの通常の金魚すくいは1回100円と、お安くなってます。
高級金魚すくいで見かける種類
ここでは、高級金魚すくいで見かけることがある金魚の魚種をご紹介します。
オランダ獅子頭
琉金よりも大きめな金魚です。
通常の金魚すくいではお目にかかれませんが、高級金魚すくいでは掬うことができます。
このオランダ獅子頭に限らず、高級金魚すくいの金魚はやや大きなサイズが多いです。成長後は17cm以上に成長する大型金魚です。
集中して掬いましょう。
通販での流通価格は約1000円~です。
余談ですが、高級金魚すくいは金魚を多めにオマケしてくれることがあります。
東錦
キャリコ(3色)模様の金魚です。
オランダ獅子頭の流れをくむ金魚で、鑑賞性が高い品種です。
高級金魚すくいだからこそ出会える金魚で、掬う際の身振りが強力なので、こちらも集中が必要です。
こちらも成長後には約17cm以上になります。
通販での流通価格は約900円~です。
丹頂
白い体に赤い頭が特徴的でかわいい金魚です。
赤い部分は肉瘤(もこもことした部分)に育ちます。
こちらもオランダ獅子頭と似た系統なので掬うためにはそれなりの技術が必要でしょう。
通販での流通価格は約600円~です。
オランダ獅子頭より体の丸みが強く、やや小ぶりに育ちます。
らんちゅう
高級金魚すくいでは金魚の王様・らんちゅうも掬うことができます。
らんちゅうは金魚のなかでも泳ぎが遅く、オランダ獅子頭より動きのペースをつかみやすいでしょう。
しかし、ぷっくりとした丸い体型から、重量感がある点には注意です。
通販での流通価格は約1700円~です。
金魚すくいで金魚を掬ったら
金魚すくいで掬われた金魚は、大変な消耗状態にあります。
ポイで追われる・救われるのは大きなストレスだからです。また、若干の酸欠状態であることが多くあります。
そのため、連れ帰ったらすぐに袋から解放してやりましょう。
入れる容器はバケツでも構いません。できれば10L程度入るサイズが望ましいです。
飼育水を作るためのカルキ抜きが無い場合は、水を20分以上沸騰させ十分に冷ましましょう。
注ぐ前にビニール袋や密閉容器などに入れて良く振って空気を含ませることで、酸欠状態をケアできます。
しかし、手間がかかる方法なので、できれば金魚すくいの帰り道にカルキ抜きを購入すると良いです。
最近では100均でも多く取り扱われています。
まとめ:金魚すくいですくえる金魚の種類!小赤・琉金など良く見る種類を紹介!
金魚すくいで掬える品種をご紹介しました。
スマートな小赤と、琉金のような丸い体型の金魚とでは掬う難易度がやや変わります。
基本的には丸い体型の金魚のほうが、ポイに乗っかる部分が多く難易度が高いです。
しかし、動きのゆっくりな個体を見つけたり、金魚すくいで良いポジションを確保できたりなど、様々な要素で掬いやすくなるでしょう。
地域やイベントなどで開催される金魚すくいは、通常の金魚すくいよりも様々な品種に出会いやすく、バリエーション豊かに楽しむことができます。
また、一期一会なイメージがある金魚すくいですが、江戸川区の金魚まつりのように毎年決まった時期に開催される可能性が高い、定例のものもあります。
金魚すくいを行う場合は、事前に情報をチェックするのも良いでしょう。
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