金魚を買う場所とは!ショップ・養魚場などで良質な金魚を購入しよう
コラムでは各社アフィリエイトプログラムを利用した商品広告を掲載しています。
古くから日本人に親しまれてきた金魚は、丈夫で飼育がしやすいことから、初めて魚を飼育するという方にもおすすめの観賞魚です。
しかし、いざ金魚を購入しようと考えてみると、意外と販売していなくて、どこで買ったらよいのかわからず困ってしまったという方もいるのではないでしょうか。
気軽に金魚に出会えるのはイベントや金魚すくいなどですが、思い立った時に都合よく出店があるわけではありませんし、品種を選びたい、複数匹欲しいなどの希望があるときはショップで購入するのがおすすめです。
そこで今回は、金魚を購入できる場所とおすすめの購入方法について解説します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに金魚の購入方法を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
縁日などでよく見かける金魚ですが、金魚の入手方法は金魚すくいだけではありません。
アクアリウムショップや養魚場、即売会など様々な経路で流通しており、購入場所によっておいている品種や金魚の状態などに違いがあります。
理想の一匹をお迎えするならば、購入場所もしっかり検討しましょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、金魚の購入方法を解説します。
金魚を購入できる場所
金魚は主に以下のような場所で手に入れることができます。
- 金魚小売店
- 金魚の養魚場
- 金魚イベント(即売会)
- アクアリウムショップやホームセンター
- オンラインショップ
- 夜店の金魚すくい
購入場所にはそれぞれ特色がありますので、目的に合わせた場所で購入するのが良いでしょう。
金魚小売店(金魚専門店)
金魚を購入できる場所一つ目は、金魚専門の小売店です。
専門店の良い所は、とにかく品ぞろえが豊富な点でしょう。
金魚に特化したお店なので、各地から取りそろえた様々な品種を販売しており、金魚好きなら見ているだけでも楽しめること間違いなし。また、養魚場と密接な関係にあるお店が大半なので、質の良さも折り紙付きです。
生体だけでなく飼育設備も取り扱っているので、金魚を飼育したいときはまず足を運んでみことをおすすめします。。
注意点としては、小売店の多くは昔ながらの小さな店舗で営業しているため、入り組んだ場所にあったり、アクセスがあまり良くなかったりする場合が多いことです。
お店のホームページなどが整備されておらず、情報が得づらいこともあります。
しかし、やはり自分の目で金魚を見て選ぶことができる機会は貴重です。お店を探して歩いてみるのも、金魚飼育の楽しみの一つではないでしょうか。
金魚の養魚場
各ショップに卸す金魚を養殖している養魚場もおすすめの購入場所です。
養魚場で購入する一番のメリットは、なんといっても質の良い金魚を購入できることにあります。
しっかりとした設備でのびのび育てられた金魚たちは、活きの良い個体ばかりで、市場に流通する前なので、輸送などによるストレスを受けておらず体調も万全です。
また、養魚場で働くスタッフは皆金魚の専門家ですので、金魚について話を聞くことができるのも利点で、餌付いている餌の種類や飼育に関する情報を教えてくれることも。
ただ、養魚場によっては個人への販売を行っていないこともありますので、事前に確認してから出向くようにしましょう。
金魚の養魚場は日本各地にあり、愛知県の弥富、奈良県の大和郡山、熊本県の長洲などが有名です。
東京都では江戸川区に江戸時代の文化を継承する伝統的な養魚場があり、風情を感じることができます。
金魚イベント(展示販売会など)
金魚に興味があるならば、金魚関連のイベントを調べてみましょう。
中でも養魚場が主催する金魚即売会や、日本各地のブリーダーが集う展示販売会は、質の良い金魚を直接購入できる貴重な機会となります。
市場には滅多に出回らない珍しい品種や、交配を重ねて作出された新品種に出会えるチャンスでもあるため、愛好家はこぞって足を運ぶ人気のイベントです。
普段は小売りをしていない養魚場が主催・出店している場合もあるので、ぜひイベントカレンダーをこまめにチェックしてみてください。
遠い地域のイベントに行くのが難しいという方は、手始めに近くの道の駅やフリーマーケットを覗いてみるのもおすすめ。自分で育てた金魚や観賞魚を販売しているブースが出ていることがあります。
アクアリウムショップやホームセンター
大手のアクアリウムショップやホームセンターのペットコーナーでも金魚を販売しています。
これらのお店は総じて営業時間が長めで休日も営業していることが多いため、足を運びやすいのが最大のメリットです。
また、水槽や飼育機材、餌などの消耗品も取り扱っているため、一度に飼育に必要なものすべてを揃えることができるのも魅力でしょう。特に消耗品類をうっかり切らしてしまったときに、すぐに購入できる店舗があるというのは大変心強いです。
ただ、地域や流通経路にもよりますが、養魚場から直接卸しているわけではない店舗も多く、輸送を繰り返すうちに体調を崩してしまった個体が混ざっていることがあります。
購入するときは、金魚をよく観察して元気の良さそうな個体を選ぶことが大切です。
オンラインショップ・ネットオークション
なかなかお店やイベントに行けないという方は、オンラインショップやネットオークションを利用するのも一つの方法です。
インターネットの良い所は、様々なお店の情報を比較しながら購入する金魚を決めることができる点でしょう。
実際に店舗を一つ一つ巡るのは大変ですが、インターネットならば近い遠いに関わらず、家にいながら複数の店舗の金魚を見ることができます。欲しい金魚が決まっておらず情報を集めたいときに、気軽に金魚の画像を確認できるのも利点です。
珍しい金魚や新品種が通販に出ていることもあるため、金魚をお探しの場合は一度の調べてみることをおすすめします。
ただ、インターネット通販では実物を確認することができないため、実際の金魚の状態がわからないのも事実。届いた金魚の色柄や、酷い時には品種自体が出品情報と違っていたというトラブルも後を絶ちません。
このようなトラブルに巻き込まれないためには、まず信頼できるショップ(養魚場や専門店、名のあるブリーダーなど)が運営していること、死着保障などの保障やアフターフォローがしっかりしていることなどを確認してから、購入することが大切です。
金魚すくい
金魚といえば金魚すくいを思い浮かべる方も多いでしょう。
金魚すくいも金魚飼育を始める立派なきっかけです。誰でも気軽に金魚に触れ合える良い機会ですので、見かけたらぜひチャレンジしてみてください。
金魚すくいの金魚は短命と言われますが、「飼育してみたら長生きして鯉のように大きく成長した」なんていう話を聞くこともありますので、全てがすぐに死んでしまうというわけではありません。
すくう時に元気そうな個体を選ぶこと、そして連れ帰った後のケアや飼育環境次第で、他の金魚と同じように大きく育てることができます。
ただし、金魚すくいの金魚はほとんどが和金という一番ポピュラーな品種で、見かけても出目金や琉金ぐらい、その他の品種が出てくることはほぼありません。
お目当ての品種がいる場合は、やはり店舗で購入するのがおすすめです。
金魚を購入する場所の選び方
金魚の購入場所をいくつかご紹介しましたが、一番のおすすめは養魚場やそこに併設された小売店です。
金魚は移動中に弱ってしまうことが多く、輸送時間が長いとそれだけ負担がかかった個体が多くなります。
外国で養殖された金魚を複数の卸売店を経由して仕入れているケースもあり、店頭に並ぶときには体力を消耗して、病気にかかりやすくなっていることも。
一方、育てられた環境のまま販売されている養魚場の金魚ならば、どれも元気いっぱいですし、生体管理の体制も完ぺきですので、確実に良い個体を購入できるでしょう。
金魚を購入するお店を選ぶときは、店頭に並ぶまでの経路を考えて、一番輸送の少ないお店を選ぶと質の良い金魚に出会いやすくなります。
まとめ:金魚を買う場所とは!ショップ・養魚場などで良質な金魚を購入しよう
今回は、金魚を購入できる場所と買う場所を選ぶポイントを解説しました。
養魚場や小売店、イベントにオンラインショップと様々な方法で金魚を購入できる時代ですが、中でも一番状態の良い金魚を購入できるのは、やはり養魚場でしょう。
輸送経路が少ない店舗では活きの良い金魚を手に入れやすいです。
しかし他の購入場所が悪いというわけではなく、それぞれに利点がありますので、珍しい金魚ならばイベント、気軽に購入するならばホームセンターやオンラインショップ、と目的に合わせて購入店舗を決めると、目当ての金魚を見つけやすくなります。
皆さんもぜひ、お好みの金魚を探してみてください。
お問い合わせ
水槽や機材、熱帯魚のレンタル・設置・メンテナンスがセットになった水槽レンタル・リースサービス、
お手持ちの水槽をプロのアクアリストがメンテナンスしてくれる水槽メンテナンスサービス、
水槽リニューアルサービスや水槽引っ越しサービスなど様々なサービスがございます。
お見積りは無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。