メダカの飼い方
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良い金魚・メダカを買うには!おすすめの購入場所と選び方・健康維持法

「せっかく購入してきた金魚やメダカがすぐに死んでしまった」
「新しい生体をお迎えしたら水槽に病気が広がった」

こんな経験をしたことはありませんか?
これは購入してきた魚が病気を持っていたことで起こった可能性があるトラブルの一例です。

金魚やメダカを販売する店舗では、当然、病気や体調不良の個体はいないか確認しているのですが、それでもまれに疾患や病気を持った生体が販売されてしまうことがあります。

そのため、こういった事態を避けるためには購入者ができるだけ元気な個体を選ぶことがとても大切です。

そこで今回は、健康で良い金魚やメダカを選んで購入するための、選び方や購入場所、飼育する上での健康維持法をご紹介します。

プロアクアリストたちの意見をもとに良い金魚やメダカの選び方や健康維持法を解説


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

金魚やメダカを購入するときには、信頼できるショップや養魚場で、できるだけ元気のある良い個体を選ぶことが、長期飼育の秘訣です。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、良い金魚やメダカの選び方や健康維持法を解説します。

良い金魚・メダカを買うには


状態の良い金魚やメダカを購入したいときは、まず信頼できる販売所を見つけることが一番です。

より良い生体の購入方法を、販売店舗から考えてみましょう。

アクアリウム専門店で買う


アクアリウム専門店いわゆる熱帯魚ショップは、最も安全でオーソドックスな販売場所です。

これらの専門店は、長年の経験からトリートメントなどの生体管理術のノウハウが確立していることが多いので、トラブルを抱えた個体が店頭に並びにくい流れになっています。
また、独自の卸元を抱えていて、常に安定した数の金魚やメダカが販売されていますので、たくさんの魚の中から状態の良いものを選びやすいです。

店員さんが魚に詳しく、生体や飼育方法について相談に乗ってくれるのも専門店ならでは。
購入場所に迷ったら、まずはアクアリウム専門店を覗いてみるのがおすすめです。

ただし、魚の値段が適正ではない、どの水槽の魚も元気がないように見える、といったような店舗は管理に問題がある可能性があります。
良いお店は魚やストック水槽の状態を見ればわかりますので、購入前にリサーチしてみると良いでしょう。

レアな品種はイベントや養魚場で探す

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目新しい品種や珍しい個体をお探しの方には、イベントや養魚場での購入がおすすめです。

特にメダカは常に新しい品種が作出され続けており、個体数の少ない品種はなかなか普通のショップではお目に掛かれません。
レアな品種は作出者がイベントで直接販売しているケースが多いので、珍しいメダカを飼育してみたい方は、各所で開催されているメダカの販売イベントを覗いてみると良いでしょう。

一方金魚のレア品種は養魚場で開催される直売会で販売される傾向にあります。
金魚の歴史は江戸時代にも遡るとも言われていて、西日本を中心に古くから野外の生簀(いけす)で養魚されています。そのためイベントや直売会も養魚場で行われることが大半です。

アクアリウム 設置 管理 水槽メンテナンス

良い金魚・メダカの選び方


購入場所を決めたら、次はたくさん泳ぐ魚の中から、状態の良い個体を選んでみましょう
魚に表情があるわけではありませんが、ポイントを抑えて観察することで、元気かどうかを見分けることができます。

ここでは、状態の良い金魚やメダカの選び方ということで、

  • 良く泳いでいる
  • ヒレなどに欠けがない
  • 上から見て左右対称の体型
  • こちらに寄ってくる

の4点について解説します。

もし、初めてでわかりづらい時には、素直に店舗のスタッフに相談してみると良いでしょう。合わせて自分でも上記のポイントを確認できれば、なお安心です。

良く泳いでいる


一番に確認するポイントは、良く泳いでいるかどうかです。

金魚もメダカも、元気な個体は水槽の中を良く泳ぎ回ります
反対に物陰にジッと隠れていて動きが鈍い、体色が黒ずんでいるなどの個体は、やってきたばかりで緊張状態にあるか、体調を崩している可能性が高いので、購入は控えたほうが良いでしょう。

また、口を過剰にパクパクしていたり、身体を底砂にこすりつけていたりなどの異常行動がみられる魚も避けたほうが無難です。

ヒレや体に欠けや傷がない

次に、ヒレや体に欠けや傷がないか確認してみましょう。

ヒレの異常の中には先天性の物もありますが、欠けや傷の大半は、輸送時や水槽の中で引っ掛けたり、魚同士の小競り合いにあったりしたときに付いたものです。

傷がある魚は体力が落ちていて、家まで持ち帰る間に体調を崩してしまう可能性がありますし、そこから病気に感染して命を落とすこともあります。
また、病気の初期症状で体表やヒレに異常が出るものもありますので、目に見えて違和感のある個体を連れ帰るのは避けたほうが賢明です。

ヒレや体の状態は健康を測るバロメーターになります。購入するときは、なるべくきれいいな体、ヒレを持つ個体を選ぶようにしてください。

ちなみに、体表についた傷やヒレの欠けは治療することができます。自宅の水槽で傷ついてしまった魚がいたら治療をしてみましょう。

上から見て左右対称の体型

続いてのポイントは金魚やメダカの体型です。上から覗き込んでみたときに、体が左右対称の個体を選ぶようにしましょう。

体型のバランスが取れていない魚は、先天的な特徴を持っている可能性があるからです。

例えば背曲がりと呼ばれる生まれつき背骨が曲がっているメダカは、程度によっては問題なく成魚まで成長する個体もいますが、泳ぐときにバランスが取れず、あまり長生きできないことが多いです。
また、腹部の左右どちらかが膨れているような個体は、内蔵に異常がある可能性があります。

健康な金魚やメダカの体はきれいに左右対象で、バランスが取れているので、水槽の中で泳ぐ姿をよく観察してみてください。

こちらに寄ってくる

水槽に良く馴染んだ魚は餌食いが良く、人影を見付けると餌をねだって近寄ってくるようになります。
また、人に怯えないというのは元気でコンディションが良い証です。

人慣れしているので、ご自宅の水槽に入れた後も落ち着きやすく、可愛らしい姿を見せてくれます。

店頭で水槽を観察してみて、近づいてくる個体がいたら、ぜひ購入を検討してみてください。

金魚やメダカの健康を維持するポイント


最後に、購入した金魚やメダカの健康を維持するための管理ポイントをご紹介します。

お店から健康な個体を選んでお迎えしても、水槽の中の環境が悪いと体調を崩してしまいます。
基本の水換えや掃除、餌やりなどに環境を維持するポイントが隠されていますので、今一度、適切かどうか確認してみてください。

水換えのポイント

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水換えのポイントは、

  • 一度に大量の水を交換しない
  • 水温を合わせる

の2つです。

まず、一度に交換する水の量について。
水槽の大きさにより頻度は変わりますが、1~2週間に一度、全体の1/3程度の水量を交換します。
これ以上の量の水を換えてしまうと、水質が急変してショック症状を起こすことがあります。

何か事情がある時は別ですが、基本的に一度に換える水の量は守るようにしてください。

次に水温について。
新しい水には、カルキ抜きをした水道水を使用しますが、この時、水温を水槽と合わせてから注ぐと、生体への負担が少なくなります。
新しく入れる水と水槽の水の間に、-1℃~+2℃以上の差がある場合は特に注意が必要で、水温差から金魚やメダカがストレスを感じて、体調を崩してしまうことも。

水温差があるときは、給湯器などを利用して水温を揃えてから水槽に入れるようにしましょう。

水を抜くときにはサイフォンの原理

水槽から大量の水を抜くときには、サイフォンの原理を利用すると簡単に抜くことができます。

水が高い所から低い所に流れる原理を応用して、水槽より下にバケツなどを用意し、呼び水をして飼育水を落し込みます。バケツに水が抜けてくれば成功です。
かなり楽な方法なので、ぜひお試しください。

サイフォンの原理については、こちらの記事で詳しく解説しています。

掃除のポイント

水作 水槽の底砂 大磯砂 2.4kg

掃除でポイントとなる箇所は、底砂ろ材です。

特に大食漢でフンが多く水を汚しやすい金魚飼育では、この2カ所を重点的に掃除すると、水をきれいに保ちやすくなります。

底砂のフンは、水換えの時にクリーナーポンプで水と一緒に吸い出します。砂利の表層だけでなく中にたまったフンも、吸い込み口を挿し込むようにして満遍なく取り除いてください。

底砂には細目の大磯砂利ぐらいの大きさの砂利を使うと、掃除がしやすくなります。

ろ材にはフンや汚れを分解してくれるバクテリアが棲み付いているため、バクテリアを減らし過ぎないように掃除するのがポイントです。
水道水に含まれる塩素は、これらの有益なバクテリアにもダメージを与えてしまうため、ろ材を水道水にさらすのは避けてください洗浄には水槽の飼育水を使うと、ダメージを最小限に抑えることができます。

また、底砂とろ材を同時に掃除してしまうと、バクテリアが減少して水質が急変してしまう可能性がありますので、1週間以上の間隔を空けて別々に掃除することをおすすめします。

メダカはあまり水を汚さない魚なので、金魚ほどマメな掃除は必要ありません

メダカ飼育では、最近はビオトープなどの屋外飼育をする方が増えています。屋外では、飼育容器に水草を入れて自然の摂理によって水質悪化を緩やかにして、あまり人の手を加えず管理する方法が人気です。

餌の与えすぎに注意!

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金魚やメダカの健康を守るために、餌の与え過ぎに注意します。

1日1~2回、5分程度で食べきれる量が目安です。

特に金魚はあげたらあげただけ餌を食べてしまうため、消化不良から体調を崩してしまいやすい魚です。
餌を食べる姿は可愛らしいですが、量や回数は守るようにしてください。

また、餌の食べ残しを見つけたら、その都度網で除去すると、水質の悪化を和らげることができます。ヤマトヌマエビやミナミヌマエビなどのお掃除生体は食べ残しの餌を食べてくれるので、これらのタンクメイトを同居させるのも効果的です。

また、餌の種類についてですが、基本的には人工飼料をメインに、冷凍赤虫なども混ぜ込みながらバランスよく与えていきます。
屋外飼育ならばグリーンウォーターと呼ばれる植物プランクトンが豊富に含まれた水を利用しながら飼育するのも良いでしょう。植物プランクトンは金魚やメダカの良質な餌となります。

まとめ:良い金魚・メダカを買うには!おすすめの購入場所と選び方・健康維持法


今回は良い金魚やメダカの選び方ということで、おすすめの購入場所や健康な魚を見極めるポイント、そして日常のメンテナンスを通し健康を維持する方法についてお伝えしました。

健康な金魚やメダカは、泳ぎ方や体型を、欠けや傷の有無を確認することで見極められます。管理の行き届いた信頼できるお店で購入するのもポイントです。

また、購入してきた魚は適切な環境で大切に育ててあげると、健康を維持できます。
基本に立ち返り、メンテナンス方法や餌やりの仕方を確認してみてください。

元気でコンディションの良い金魚やメダカは、長期飼育がしやすく、また繁殖など一つ上のステップを楽しむこともできます。
せっかくご縁があってお迎えする魚ですので、ぜひ、良い個体を選んでみましょう。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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