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お部屋に水槽を置くことを考えたとき、まず最初に悩むのが水槽のサイズです。
日本で流通している水槽は30cm・45cm・60cm・90cmの規格サイズに準拠したものが大半ですが、他の家具との兼ね合いや部屋の広さによっては規格サイズではうまくマッチしないこともあるのではないでしょうか。
そんな時は、少し視野を広げて規格外の水槽を探してみるのがおすすめ。規格外はオーダーメイドしなければならないと思われがちですが、実は50cm水槽など需要のあるサイズはメーカーから市販されていることがあるのです。
今回のコラムでは、ニッチなサイズの50cm水槽にスポットライトを当て、50cm水槽の活用方法やおすすめの水槽アイテムをご紹介します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにニッチなサイズ50cm水槽おすすめ製品を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
水槽はある程度決まった規格で作られていますが、設置スペースや必要な水量によってはちょうど良いサイズ感のものが見つからないことも多いです。
45cm水槽では小さすぎるけど、60cmでは大きすぎる…とお悩みの方は、規格外ながら市販されている50cm水槽を検討しててみてはいかがでしょうか。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、ニッチなサイズ50cm水槽おすすめ製品を解説します。
50cm水槽とは
50cm水槽とは、横幅が50cmの水槽のことです。
奥行きには決まりがありませんが、大体27~29cm程度のものが多く、スリムなので自宅に気軽に置けるというメリットがあります。
小型水槽よりも水量を多く確保できるので飼育できる生体が多いなど、工夫次第で様々な生体の飼育やレイアウトを楽しむことができる、アクアリウムのアイデアが広がる水槽です。
ただし水槽の中では小ぶりながらも、販売されている50cm水槽のほとんどはガラス製で、総水量が30L以上になるものが多いため、水槽全体の重量には注意してください。
また、特殊なサイズ感であることから、ろ過フィルターなどの機材の選定については選べる製品が少なく、選び方も分かりにくいという難点も。
そのため、50cm水槽の多くは水槽と照明やろ過フィルターが同梱された水槽セットとして販売されています。
ちょうど良いニッチなサイズ感が魅力
50cm水槽の最大の特徴にして魅力が、45cm水槽と60cm水槽のちょうど中間にあたるちょうど良いサイズ感です。
日本の家具の多くは15㎝(約5寸)や30cm(約1尺)の刻みで作られているものが多く、その関係から水槽も30cm・45cm・60cmなどが規格サイズの水槽として広く流通しています。
しかし、「45cmだと水量が少し足りない」、「部屋に60cmを置くスペースがない」「中型魚が入るトリートメントタンクが欲しい」など、規格水槽では物足りない場合も少なくありません。
50cm水槽は、そんな時に選択肢の幅を広げてくれるニッチなサイズの水槽なのです。
小型魚から金魚などにおすすめ
50cm水槽は、30cmや45cmの規格水槽では物足りないという方におすすめです。
30~45cmの小型水槽では飼育できる魚の数が制限されて難しい群泳も、50cm水槽ならばネオンテトラやカージナルテトラなどの小型魚を複数入れて十分に楽しむことができます。
水槽内のスペースがしっかり確保できるため、水面近くを泳ぐメダカやプラティ、少しサイズが大きくなるグラミーや小さいサイズの金魚なども複数匹で飼育することが可能です。
また、普通のアクアリウム以外にも、例えば水量を減らして陸地を作り、アクアテラリウムのような形にしてカニやイモリなどの生き物を飼育するといったように、様々な使い方ができるのも50cm水槽の魅力と言えるでしょう。
一方で、やはり水量の少なさは問題になりやすく、単独飼育か混泳かにもよりますが、中型魚以上の魚だとやや水量が足りない可能性があります。
そのため、中型シクリッドや小型のスネークヘッドなどを飼育する場合には、通常通り60cm以上の水槽の方が確実です。
おすすめの50cm水槽アイテム
ここからは、初めて水槽を設置する方におすすめの50cm水槽セットや、水槽を置くのに必要な水槽台などをご紹介します。
ニッチなサイズの50cm水槽を設置したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
GEX AQUARIUM スリムアクアホワイトセット500
50cm水槽と外掛け式フィルターがセットになった商品です。
外掛け式フィルターは、ろ過材の交換が行いやすく水槽サイズも選ばないため、アクアリウム初心者でも扱いやすいというメリットがあります。
水槽は明るいホワイトフレームで、セット内容からも金魚やメダカを飼育するナチュラルなレイアウトにぴったりです。
水槽の奥行きは24cmとスリムな水槽なので、置き場所を選ばずにメダカや金魚の飼育をスタートできます。
GEX AQUARIUM サイレントフィット アルファ 500
先にご紹介した水槽セットと同じく、GEXの50cm水槽セットです。こちらは水中フィルターがセットになっています。
付属の水中フィルターは吐出口が大きくて水流が穏やかなので、強い水流を苦手とするメダカやグッピーなどの熱帯魚の飼育にはこちらがおすすめ。
また、静音性が高いので、寝室やリビングルームなどフィルターのポンプ音が気になる場所にも設置しやすい水槽セットです。
寿工芸 アーク500
まるで宙に浮いているような洗練されたデザインが魅力の、フレームレス50cm水槽セットです。
付属の水中フィルターは、水槽の鑑賞性を損なうことなく角にぴったりとフィット。ただ、フィルターが小さいのであまり水を汚さない、メダカや小型熱帯魚の飼育におすすめです。
ちなみに、水槽サイズは50cmの幅がありますが、実際に水が入る容器の幅は45cmのため、水量は満水でも14L程度です。他の50cm水槽よりも容量が控えめなので、飼育数には注意しましょう。
テトラ 水槽 オールグラスアクアリウム GA-520F
W52×D21×H21cmのスリムな水槽セットです。
付属の外掛け式フィルターは、熱帯魚飼育でも定番の『テトラ オート ワンタッチフィルター AT-50』。しっかり水をろ過してくれるので初心者の方でも安心して、アクアリウムをスタートすることができます。
水槽にはブラックシリコンが採用されており、引き締まったシックな雰囲気がお部屋のインテリアとしても最適です。
GEX アクアラック シェルフ3050
50cm水槽はスリムで場所を取らないものが多いですが、水を入れるとかなりの重量になるため、専用の水槽台を用意しましょう。
こちらの水槽台は、規格外の50cm水槽に適合する唯一の市販品と言ってもよい貴重なアイテムです。
30cm~50cmの水槽幅に合わせて、脚の位置を3段階に調整することが可能できるので、50cm水槽をぴったり収めることができます。
シンプルなデザインと木目&ブラックスチールの素材が映える、おしゃれな雰囲気が魅力です。
開放型の水槽台なので、外部フィルターなどの水槽外に設置する機材も簡単に収納できます。
お好みのサイズなら特注水槽もおすすめ
現在、日本のアクアリウム市場で流通する50cm水槽は、ガラス製の水槽がほとんどです。
そのため、アクリル水槽が欲しい場合や50cm水槽以外のニッチなサイズの水槽が欲しい場合には、水槽をオーダーメイドすることになります。
水槽の特注というと、敷居が高いように感じるかもしれません。
しかし、流通量が多く大量生産されている30cm・45cm・60cm・90cmなどの規格水槽以外のサイズの水槽は、いずれも金額が高くなりがちです。
自分好みの素材で、お部屋にピッタリのサイズの水槽を置きたいと考えているならば、オーダーメイドも視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
特注水槽は高いのか?
水槽の特注と聞くと、「なんだか高そう…」というイメージを持つ方も少なくないはずです。
オーダーメイド水槽は、板厚を選ぶこともできて、接着などの造りがしっかりしていることから、やや高級に思えますが、素材に対する価格感は一般的な水槽とそれほど変わりません。
また、観賞魚店やホームセンターで販売されている一般的な規格サイズの水槽以外は、いずれも高価格帯に位置しており、特注水槽と大きな価格差は感じられません。
特注水槽がおすすめなケース
特注水槽がおすすめなケースとしては、
- 特殊な形の水槽(円柱水槽など)
- 規格外のサイズの水槽
- 板厚や接着、オプションにこだわりがある
などが挙げられます。
自由な形の水槽や、スペースにぴったり収まる大きさの水槽など、規格では見かけない水槽もオーダーメイドならば実現が可能です。
また、特注水槽では板厚やオプション(フランジや配管用の穴あけ加工など)を指定することができる上に、接着も大量生産品よりも丁寧なので、飼育生体に合わせた丈夫な水槽をお探しの場合も特注水槽が良いでしょう。
東京アクアガーデンでも、水槽のオーダーメイドを承っております。
1cm刻みでも制作可能ですので、ぜひオンラインショップで詳細をご確認ください。
東京アクアガーデンのオンラインショップです。特殊な形やサイズのアクアリウム水槽・水槽台をオーダーメイドで実現!実績豊富な東京アクアガーデンにお問い合わせください。
まとめ:50cm水槽とは!ニッチな規格サイズ水槽のおすすめ製品と特注について
今回は、50cm水槽の特徴やおすすめ製品をご紹介しました。
45cm水槽と60cm水槽のちょうど中間に位置する50cm水槽は、自宅に置くのにちょうど良いサイズ感が魅力です。
メインの水槽としてはもちろんのこと、中型魚のトリートメントなどに使うサブ水槽としても活躍します。
ただ、サイズに適合する関連製品が少ないので、フィルターなどが付属した水槽セットを購入するのがおすすめです。
また、市販品だけでなく特注水槽も選択肢にすると、さらに活用の幅が広がります。
水量が確保できて大きすぎない水槽をお探しの場合は、50cm水槽をぜひ使用してみてください。
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