アフリカン・ランプアイは飼育が容易な小型熱帯魚です。
流通量が多く、アクアリウムショップなどで見かける機会の多い熱帯魚です。実際に見たことがある方の中には「なんて小さく華奢な魚だろう」と感じる方もいると思います。
というのも、ショップで販売しているランプアイのほとんどが、約1cmほどの若い個体です。
体色の透明感も手伝って、儚く見えることでしょう。
しかし!成長するほどに見ごたえが増すのが熱帯魚の魅力です!アフリカン・ランプアイも最大体長は3.5cmほど。小型魚の範疇ですが、3倍以上になるのだから成長力には驚きます!
成長と共に体色も徐々に飴色へと変化していき、より目の青い輝きが際立ちつようになります…が!ランプアイの青い目は、飼育環境によっては目立たなくなることがあります!
・水流が強い
・混泳相性が悪い
・水槽内が明るすぎる
など、ランプアイがストレスを感じるやすい環境では、体色や輝きが褪せてしまいます。
臆病な性格で、環境の影響を受けやすい魚種です。ぜひストレスの少ない環境を用意して群れで生活させてあげてくださいね。
ランプアイを観賞する上で重要なのが「バックスクリーン」です!
水槽内が明るすぎると体のすべてがはっきりと照らされてしまい、目の輝きがピンポイントで映えない状態になりがちです。
バックスクリーンを貼りつけると背景色が均一になりますし、外からの余分な光を遮ることができます!
ランプアイの特性を生かすため、バックスクリーンは黒などの濃いめのカラーを採用しましょう。
そして、さらに目の輝きを楽しむために、愛好家の中にはあえて暗めの照明で育成する方も多いのですが、そうなると気になるのが、育成できる水草の種類です!
そうなると気になるのが、育成できる水草の種類です!
強い光やCO2添加が必要ない、ミクロソリウムやウィローモスなどがおすすめですが、ほどよく照明を遮ることのできる浮草も向いています。
繁殖を楽しむなら、ウィローモスなどの葉の細かい水草は必須です!
それ以外の水草とも相性はとても良いので、ランプアイが一休みできるような茂みを作ってあげると良いですよ!