メダカの飼い方
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黒めだかを飼育しよう!おすすめ品種5選や飼い方、野生のメダカとは

メダカは丈夫な小型魚です。アクアリウム初心者でも育てやすく、繁殖まで楽しめます。
今では愛好家の手によってさまざまなメダカが作出されていますが、現在の改良種たちのベースになったのが『黒メダカ』と呼ばれる品種です。

『黒メダカ』は原種に近いメダカのことを指します。メダカ本体の素朴な姿をしており、日本の水景を再現するのに向いている生体です。

体色の黒さを濃くした『ブラックメダカ』という改良品種も定番種として人気を持つなど、黒っぽいメダカには独特の魅力があります。
黒メダカの種類や飼育、繁殖についてなどをご紹介します。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカ別窓の記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。

黒メダカの種類・おすすめ5選

2022年現在では、改良メダカは約500種類以上の存在していると言われています。

自宅で飼育できる黒メダカと改良品種の中で、おすすめの品種を5選をご紹介します。

黒メダカ

(めだか)黒メダカ(12匹)

販売されているメダカのなかで、最も原種に近いメダカ品種です。
スマートな体型に、こげ茶色~薄グレーの体色という素朴な姿ですが、シンプルな良さがあります。

低水温や屋外環境に強く、ビオトープやメダカ鉢での飼育がおすすめです。

小川ブラックメダカ

(めだか)お一人様3点限り 小川ブラックメダカ/小川ブラックめだか(6匹)

原種に近い黒メダカの体色をさらに濃く改良した品種です。
尾ひれや背びれは透明なままで、はっきりした黒メダカという印象です。

黒メダカの改良品種の中でもお手頃な価格で販売されています。

オロチメダカ

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原種に近いシルエットを保ちつつ、黒色をより濃くはっきりとさせた改良品種です。全身ムラなくヒレまで黒い色が現れます。

神奈川県の愛好家が繁殖・育成した品種で、黒い容器での飼育でなくても、黒さが損なわれないという特長があります。

ブラックダイヤメダカ

(めだか)ブラックダイヤメダカ(3匹)

ブラックをベースに、ラメ鱗を持っている改良メダカです。
熱帯魚のような鑑賞性があり、どんな水槽環境でも独特な存在感を放ちます。

ラメが全身に出ているなどグレードによっては高価ですが、購入しやすくメダカ飼育経験が浅い方にもおすすめです。

サタンメダカ

(めだか)サタンメダカ(3匹)

長いヒレをもつブラックメダカです。オロチメダカをベースに、ヒレをのばすように改良されました。

鰭をなびかせて泳ぐ様子は、どことなく妖艶な雰囲気です。
室内での水槽飼育がおすすめで、横からも観賞できます。

黒メダカの飼い方

黒メダカは野生種に近い品種なので、強健で飼育初心者にもおすすめなメダカです。
ブラックメダカは美しいですが、丈夫さ・長生きという点では黒メダカが有利です。

室内・室外で飼育できる

黒メダカお飼育方法はヒメダカなど他のメダカと同じで、低水温に強く日本の風土に合った小型魚です。
ビオトープでの飼育に向いており、群れで飼育すると、なつかしい水景を再現できます。

室内飼育では、ガラスやアクリルの水槽を用意しなくても、100円ショップで販売しているプラスチックの昆虫ケースなどでも飼育可能です。
ろ過フィルターやエアーポンプ無しでも飼育できますが、水質管理が楽になることから、ろ過設備の使用をおすすめします

  • 投げ込み式フィルター
  • スポンジフィルター
  • 外部フィルター
  • 底面フィルター

室内飼育では、こうしたろ過フィルターを使用すると、水質が急激に悪化するなどのトラブルを防げます。
メダカの飼育方法に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

黒メダカ水槽のレイアウト

メダカは外敵から身を守るために、周囲の環境に合わせて体の色を変える「保護色」の機能を持っています。
黒メダカを明るい底砂や容器で飼育すると、体色が薄くなってしまう点に注意しましょう。

濃色の底砂やバックスクリーン、黒色の容器など、黒っぽいアイテムを使用すると体色を維持しやすいです。

また、水をきれいにしてくれるバクテリアは底砂にも棲みつきます。
底砂なしでも黒メダカ飼育は可能ですが、底砂を入れてることで、水質を安定しやすく水換えやお掃除の回数を減らせます。
ぜひ、敷いてあげましょう。

水草は黒メダカ飼育に必須!

黒メダカだけに限らず、魚は自然に近い環境の方が落ち着くことができます。

また産卵床や隠れ場所にもなるので、アナカリスやマツモなど、育て方が簡単で葉の柔らかい水草・浮草を入れると健やかに育ちます。

メダカと相性が良い水草については、こちらの記事でご紹介しています。

アクアリウム 設置 管理 水槽メンテナンス

黒メダカの産卵・繁殖について

黒メダカの産卵や繁殖方法は他のメダカと同様です。

メダカの繁殖・産卵条件

  • 水温20度以上、日照時間が13時間以上で繁殖する
  • 水草や人工産卵床など、卵を産み付ける場所がある
  • オス1匹にメスが2匹いると繁殖しやすい
  • 卵は、積算温度250度以上で孵化する

産卵場所として、ホテイソウやマツモといった水草・浮草などを用意します。

黒メダカは原種に近いため、ほぼ100%親魚そっくりの姿に育ちますが、ブラックメダカなど改良品種の場合は親と異なる姿や体色の稚魚が生まれることがあります
突然変異で今までに見たことのない姿のメダカを固定化していくのが、メダカの品種改良です。

メダカの改良品種についてはこちらのコラムをご覧ください。

繁殖時の注意点!卵は隔離しよう

メダカは雑食性の淡水魚です。
そのため、卵も餌と認識してしまいます。親魚と同じ水槽内に卵を入れたままにしておくと、卵が食べられたり、小さな稚魚が親に食べられてしまうことがほとんどです。

繁殖を考えているのであれば、卵を見つけたら稚魚用の水槽・容器に移しましょう。
卵の孵化はタッパーや大きめのプラスチックカップでも構いません。

メダカの卵の扱いについてはこちらのコラムで詳しく解説しています。

黒メダカの希少性

黒メダカは、もともとは日本の河川や湖などに生息しているミナミメダカ・キタノメダカを総称している呼び名です。

アクアリウムショップなどで販売されている黒メダカは、養殖されたものですので、自宅でも飼育を楽しむことができます。
野生の黒メダカは希少ですので採集することはやめましょう。

黒メダカは野趣という言葉がぴったりな外見で改良メダカに比べれば素朴そのものですが、飼いこむほどに魅力が増す品種です。

黒メダカは地域で遺伝子が違う!

日本にいる黒メダカ(キタノメダカ、ミナミメダカ)は、どの地域も外見に関しては違いはほとんどありませんが、地域によって遺伝子レベルでの違いがあります。

野生のメダカは、日本海側と太平洋側の都県で分類が変わります。

  • キタノメダカ:日本海側。青森県から京都府丹後半島東部あたりまで
  • ミナミメダカ:太平洋側。青森県東部から沖縄県まで

そのため、もともと生息していた地域と全く違う地域の河川に放流してしまった場合、先住のメダカと交配して「その地域固有の遺伝子を持つ黒メダカ」がいなくなる危険性があります。

野生のメダカは土地開発や水質汚染などの問題で、2003年には環境省がレッドデータブックで絶滅危惧種に指定しています。
最近では、買いきれなくなった改良メダカが放流され、野生種との交配が問題になっています。在来のメダカたちを守るためにも放流は厳禁です。

まとめ:黒めだかを飼育しよう!おすすめ品種5選や飼い方、野生のメダカとは

黒メダカは、もっとも原種に近いメダカのため、丈夫で育てやすいです。

黒いメダカは水槽内に入れることで引き締まった印象を与えてくれます。
同じ水質・水温、そして温和な性格の熱帯魚やミナミヌマエビなどとの混泳も可能です。

黒メダカもブラックメダカもシックで趣深い魅力を持ちます。
ぜひ、飼育に挑戦してみてください。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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