メダカの体調が悪いサインとは!長生きのコツは事前察知と早期対処です!

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メダカを管理していれば、他の熱帯魚と同じく調子が悪くなることもあります。
メダカも金魚も丈夫だと思われているかもしれませんが、命ある生き物です。
とくにメダカ飼育に慣れていない場合、少々調子が悪く見える程度であれば、数日様子を見ても大丈夫だろうと慢心することもあるかもしれませんが、これこそが大きな間違いです。
メダカを含め、アクアリウムを管理する上で大切なことは、悪化する前に事前察知し早期対処することです。
これにより、最悪の結果を免れる可能性は非常に高くなります。
では、どのような点を確認すればメダカの調子の良し悪しに気付けるのか。
ここでは、メダカ飼育を始めたばかりの方でも理解しやすいよう、メダカの体調が悪い時に出すサインと対処法について解説します。
メダカの体調確認のポイントを動画で解説!
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メダカの体調が悪くなる原因とは

メダカの体調が悪くなる原因として、主に水槽機器が正常に作動していないまたは、水槽掃除などのメンテナンスで失敗してしまったことが大きな原因となります。
■メダカが体調不良を起こす原因
- 水質悪化
- 水温の急激な変化
- 酸欠
- 餌の与えすぎ
- 過密飼育 など
メダカ自身に何か防ぎようのない問題から体調が悪くなることももちろんありますが、結局のところそれも含めた結論としては、水槽管理者の手腕によるところが大きいものです。
メダカの性質を理解し水槽管理をすることができれば、メダカが体調悪くなる原因を減らすことができるのです。
それには、メダカが何故体調が悪くなるのかを事前に把握しておき、怪しいと感じたらすぐに行動し早期対処をすることでメダカを上手に飼育することへ繋がります。
メダカ飼育初心者の方でも、メダカが体調悪い時にさりげなく出す代表的なサインがわかるよう、これからお話ししていきます。
メダカが体調の悪い時に出すサインとは

メダカが体調悪い時に出す代表的なサインは、下記の通りです。
メダカが水面でパクパクしている

メダカが水面でパクパクしている時は、酸欠症状に陥っている可能性があります。
昨日まで大丈夫だったけど、今日になって水面でパクパクしているなんてケースもあるものです。
その代表的な例として、水槽水温が上昇し水槽内の溶存酸素が低下した場合です。
これが最も多いケースなので発見次第、すぐに水槽水温を下げる対処しつつ水槽内にエアレーションを施すようにしましょう。
取り急ぎエアレーションするなら、このようなセットなら基本の資材が揃っているので、すぐにエアレーションが開始できます。金魚用ですが、メダカにも使用できます。
水温を平常に戻す場合は、水槽水温を急激に低下させることは控え、数日かけて徐々に下げるようにしましょう。
なお、もしこれで治らない場合はアンモニアが蓄積している可能性があります。
ろ過フィルターが目詰まりすることで、正常にろ過をすることができずアンモニアや亜硝酸塩(水を汚す成分)が蓄積してしまうのです。
この場合は、早急にろ過フィルターを飼育水で洗浄するようにしましょう。
メダカが痩せている

メダカが痩せているか否かを見分けるのは、正直かなり進行していなければベテラン飼育者でないとなかなか見分けることが難しいかもしれません。
自信がない方へお話ししますが、まずはメダカの健康体を入手することに全力を尽くしてください。
そして、購入後すぐの健康体の体型を覚えておくようにしましょう。
メダカを横から見て体型を確認することはなかなか難しいので、上から見ることをおすすめします。
上から確認し、頭よりお腹がやや膨らんでいることが望ましいです。
もし、明らかに頭よりお腹が痩せてきたら、餌の回数を増やしたり、グリーンウォーター水槽で餌を頻繁に捕食できるようにしましょう。
動きが鈍い

素早い動きをせず、なんとなくフラフラと元気なく泳いでいる場合は、病気になっている可能性があります。
その場合は、まず上からメダカを確認し、痩せていないかチェックしてください。
その後、餌を与えて餌への反応速度を見るようにしましょう。
いつもより、餌への反応スピードが鈍ければ、極端ですが異常だと考えたほうが、対策を早く行えます。
病気の可能性を疑い、メダカの体に白点や、血腫などの腫れ物がないかしっかり確認をするようにしましょう。
少しでも病気のサインがある場合は、他のメダカも確認し怪しいなと思うメダカに関しては、すべて隔離をするようにします。
明らかに病気の種類が判明しているなら、病気に合わせた魚病薬を使用するのも手ですが、早期の場合ならとにかく水を清浄にして塩浴や、直射日光に当ててあげるよう屋外で様子を見るのも有効です。

メダカの屋外飼育が推奨されているのは、日光浴ができるからです。
太陽から発せられる紫外線でメダカの健康状態が向上すると言われています。
これは、普通の照明では再現できない飼育環境です。
まとめ: メダカの体調が悪いサインとは!長生きのコツは事前察知と早期対処です!

いかがでしたか。
ここでは、代表的なメダカの体調が悪くなる理由から、対処法まで解説をしました。
簡単だと油断していると、いつの間にか重い病気を抱えたり、なかなか治らないことになりかねません。
日々の給餌から、ちょっとした変化に気づくことが重要です。
最後になりますが、メダカだけでなくアクアリウムの世界では、何か問題がないかを常に疑問を持ちながら管理することも重要です。
そもそもメダカの寿命は人間と比較し短命です。
寿命が短いということは、それだけメダカ飼育をしていると問題が起こる可能性は高いと言えます。
メダカの性質を理解をしながら日々の水槽管理を意識していきましょう。
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投稿されたコメントやご相談と回答
ウチのメダカが1週間隔離しても、病気が治らないんですがどうしたらいいですか?
薬浴などの効果が出ない場合は、薬を切り替えて薬浴を行います。
使用した薬が効かない病気の可能性が高いからです。
メチレンブルーが効かない場合はグリーンFゴールド顆粒、というように薬を変えます。
しかし、薬浴は規定の期間以上はかえって悪影響です。
こまめな水換えや塩水浴で様子を見てあげるのも良い方法です。
こちらのコラムもご参照ください。
・メダカの塩水浴とは?容器・濃度から期間まで、具体的な方法を解説します
https://t-aquagarden.com/column/medaka_saltwater
よろしくお願いいたします。
メダカのお腹がパンパンなんですが、今このサイトで調べて絶食中です。何かどの病気か見極める方法はありますか?
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
お腹が膨れる症状としては、以下の3つが挙げられます。
・便秘:餌をたくさん与えた後にみられる。
・腹水病:餌を食べなくてもお腹が膨らみ、あまり泳がなくなる。
・卵詰まり:メスのみ。元気に泳ぎ普通にフンをしている。
便秘の場合は水換えをこまめに行うと刺激されて出ることがあります。
腹水病はグリーンFゴールド顆粒などで薬浴を行います。
メスの場合は卵詰まりの可能性が高いです。水槽内に最適なオスがいない・産卵場所がないと起こりやすくなります。
新しいオスや水草などを追加してあげると解決することがあります。
こちらのコラムもご参照ください。
・魚のお腹が膨らむ!腹水病とは・グッピーや金魚などかかりやすい魚と治療
https://t-aquagarden.com/column/ascites
よろしくお願いします。