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今からでも間に合う!メダカの越冬対策と無加温飼育のメリット!

メダカは低水温に耐えられる強い魚なので、地域によっては越冬対策をしなくても春を迎えられることがあります。

しかし、例年よりも厳しい寒波が急に来た場合は、飼育水が凍結してメダカが耐えられないことも。天候の急変はゆっくり対策できないので、「早急に実践できて効果が高い越冬対策」が必要です。

そこで、今回はすぐに実践できるメダカの越冬対策と無加温飼育のメリットをご紹介します!

冬を経験させることで繁殖力が高まったり、色揚げ効果があったりするため、「冬の寒さを利用」したメダカの育て方も覚えておくと良いですよ。

今から間に合う!メダカの越冬対策

急な寒波が予想されるときは、次の3つの越冬対策をしましょう。

  • 水深を維持する
  • 餌は与えなくていい
  • ビニールハウスや発泡スチロールで保温する

その日から実践できるうえに、とても効果的な方法です。

メダカの越冬対策については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

真冬は凍結と水深に注意!

寒さが厳しい真冬は飼育水の凍結と水深に注意しましょう。

メダカは寒さに強い魚なので、水温が5度を下回っても死んでしまうことはありません。しかし、飼育水が凍結すると、さすがのメダカでもひとたまりもありません

そこで、重要なのが「水深」です。水は水量が多く水深があるほど凍結しにくいです。

たとえ、表面が凍ってしまったとしても全体が凍結しなければ、メダカは底でジッとして耐えられます。

冬の寒い時期でも水は徐々に蒸発して減り続けるため、たまに注し水をしてできるだけ水量を維持するようにしましょう。カルキを除去した水を飼育容器のそばに置いて水温を合わせてから入れていきます。

また、すだれを屋根のようにして雪を防ぐことも凍結対策として効果的です。

餌は与えなくていい

メダカを冬眠させる場合は、餌を与えなくても良いです。

真冬は代謝が落ちて活動せずエネルギーをあまり消費しないため、餌は必要ありません。

むしろ、餌を与えてから水温が下がって代謝が落ちると、消化不良を起こして体調をくずしてしまうことがあります。

たまに冬眠しきらないメダカもいますが、その場合も餌を与えない方がよいでしょう。春になったらたくさんあげてください。

ビニールハウスは必要か

メダカの状態によっては、ビニールハウスを用意した方が良い場合もあります。

秋の間にしっかり餌を与え、体力を付けさせてから冬眠に移るのが理想ですが、体が小さかったり、細かったりする個体は冬眠中に死んでしまうことも。

そのようなメダカがいる場合は、ビニールハウスに入れて保温することで、冬を越せる確率がグッと上がります。メダカの飼育容器に合った小さなビニールハウスがあるので、大きくて場所を取ることもありません。

手間であれば、発泡スチロールで覆うことでも高い保温効果が期待できます。

メダカを冬眠させるメリット

メダカが死んでしまうリスクと隣り合わせの冬眠ですが、実はメリットもあります。

寿命が延びると言われていたり、繁殖力の向上や色揚げに効果があったりなど、強くきれいなメダカに育てることができます。

また、冬眠中は世話をする頻度が極端に減るため、手間がかからないのも嬉しい点です。

冬眠させるとメダカの寿命が延びる!?

冬眠させるとメダカの寿命が延びると言われています。

加温して育てると、冬でも関係なく活動するため、休む期間がありません。

一方で、冬眠させると代謝が落ちてほとんど動かないので、生命活動もゆっくりになり寿命が延びる傾向があります。

また、四季を感じさせメリハリのある環境で育てることで、強く育つのも大きな要因です。

繁殖や色揚げにも影響する!

冬眠には繁殖力を高め、色を揚げる効果も期待できます。

冬の低水温を経験させることによってバイオリズムが整い、春になると繁殖のためにたくさん餌を食べて栄養を蓄えるようになります。

すると、体型が整い美しく発色したメダカになりやすいです。繁殖はもちろん、品種改良したい場合にも冬眠のメリットは大きいと言えます。

メダカの体色については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

冬季は水換えの手間が減る

冬眠の間はメダカが活動しないので、水換えなど世話の手間が大幅に減ります。

餌を与えないこともあって水換えをする必要もなく、蒸発した分の水を足し水するだけで十分です。

また、低水温と日照時間の減少で水草の成長スピードもゆっくりになるので、トリミングしたり、取り除いたりなど、水草の世話もせずに済みます。

メダカにかける世話の時間が大幅に抑えられるのは、冬眠させてこそのメリット。春の世話始めや繁殖の準備がゆっくりできるのも嬉しい点です。

冬の水槽メンテナンスについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

室内の無加温飼育について

屋外飼育の無加温飼育のメリットをご紹介してきましたが、室内飼育でも加温せずに飼育するメリットがあります。

病気になりにくかったり、きれいな水質を維持しやすかったりするので、あえて無加温飼育するのも1つの手です。

室内で無加温飼育するメリット

室内で無加温飼育するメリットは「病気の抑制」です。

低水温になるとエロモナスなどの病原菌の活性が落ちることで、病気になりにくい環境が整います。

また、屋外ほどとは言わないまでも水温が下がるため、メダカの代謝が落ちます。すると、餌の量も抑えられるので、飼育水が汚れにくいです。

  • 病気の抑制
  • きれいな水質を維持しやすい

この2つのメリットだけでも、室内で無加温飼育する価値はあります。

室内飼育と屋外飼育については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

ダルマメダカはヒーター必須


無加温飼育にはメリットがありますが、「ダルマメダカ」に関してはデメリットが大きいです。

ダルマメダカは通常のメダカよりも内臓が弱いため、低水温になると消化不良が原因の転覆病にかかる可能性が高まります。

発病させないためにも、水温が低下する前に水槽用ヒーターを導入して水温を維持してあげましょう。

ダルマメダカの飼育方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

まとめ:今からでも間に合う!メダカの越冬対策と無加温飼育のメリット!

冬はメダカにとって厳しい季節です。

  • 水深を維持する
  • 餌は与えなくていい
  • ビニールハウスや発泡スチロールで保温する

上記の越冬対策を念頭に置いて、急な寒波や冷え込みにも対応できるよう心がまえをしておきましょう。

上手く冬眠させられると、春からの飼育や繁殖を有利に進められます。無加温飼育するメリットも少なくないので、メダカの特性に合わせて冬の寒さ利用してみてください。

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アクアリウム歴20年以上。飼育しているアーモンドスネークヘッドは10年来の相棒です。魚類の生息環境調査をしておりまして、仕事で魚類調査、プライべートでアクアリウム&生き物探しと生き物中心の毎日を送っています。

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