ベタをお迎えしたい!水槽サイズやお迎え準備と飼育のスタートガイド

コラムでは各社アフィリエイトプログラムを利用した商品広告を掲載しています。
熱帯魚らしい鮮やかな体色と長いヒレを使った優雅な泳ぎが美しいベタは、TVCMや雑誌広告などでも良く採用されるポピュラーな観賞魚です。
ラビリンス器官という空気中からも酸素を取り込むことができる特殊な呼吸器を備えていることから酸欠に非常に強く、卓上サイズの超小型水槽やボトルアクアリウムでも飼育が可能。初心者の方でも比較的簡単に飼育をスタートできる、アクアリウムの入門種として人気があります。
今回のコラムでは、ベタを新たにお迎えする際のスタートガイドということで、事前準備や水合わせの方法、適正な水槽サイズについて解説します。
初めて飼育をする方でも安心してお気に入りのベタをお迎えすることができる内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにベタ飼育のスタートガイドを解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
飼育がしやすく初心者の方でも飼育に挑戦しやすいベタ。健康に長く飼育を続けるため、事前準備をしっかりしてからお迎えしましょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、ベタ飼育のスタートガイドを解説します。
ベタをお迎えするには!購入方法の特徴

熱帯魚の中でも特に人気で短期間ならば小さな瓶でも管理ができるベタは、流通量が多く購入できる場所もとても豊富です。アクアリウムショップやベタ専門店はもちろん、インターネット通販やホームセンター、雑貨店などでも販売されていることがあります。
ここでは、ベタをお迎えする方法ということで、実店舗とインターネット通販それぞれの特徴やメリットをご紹介します。
ショップ(実店舗)でお迎えする

アクアリウムショップやホームセンターなど、ベタが販売されている店舗に足を運んで購入する一番のメリットは、実物のベタを見て吟味できるところです。
健康なベタは好奇心が旺盛で、人が近づくと目で追ったりヒレを広げたりと何らかのアクションを起こしてくれます。
実際の様子を確認して元気な個体を自分で選べるのはもちろん、実物を見ることでベタ飼育を始めた後のイメージもしやすくなるでしょう。
色柄の豊富なベタは同じ品種でも見た目にかなりバリエーションがあり、さらに性格にも個性が出るため、お好みの一匹を探して店舗を渡り歩くのも楽しいです。
また、アクアリウムショップやベタ専門店などならば、専門性の高いスタッフに飼育環境や機材の相談ができるのも強み。お店の飼育環境を確認しながら自宅での管理方法を学べるため、初心者の方も安心して飼育をスタートできます。
通販でお迎えする
インターネット通販などでベタをお迎えするメリットは、場所や時間を選ばず、いつでも好きなときにベタを購入できるところです。
実店舗は営業時間が限られますし、店員さんの目が気になってじっくり時間をかけて吟味するのが難しいということがあります。
その点、通販ならばスマホやパソコンで、複数の店舗を比較しながらベタを選びやすいです。
また、品種や体型、色柄にこだわりがある場合、比較的簡単に特定の個体を探し出せるのも通販ならではの利点。
品種改良が盛んなベタは本当に種類が豊富で、様々な品種が今も作出され続けていますが、実店舗に並ぶのはその中のほんの一握りです。特にハーフムーンやプラカット、鯉ベタなど人気のレア個体ななかなか店舗には並ばないため、通販で検索して購入するのが主流となっています。
個体別の写真を掲載しているショップならば、実物とのギャップを感じる心配も少なく安心して利用できるでしょう。
ただし、通販は多少なりとも輸送のリスクがあるところは注意したいポイントです。
長時間袋の中に閉じ込められているとさすがのベタも弱ってしまうため、確実に受け取れる日時を指定して配達してもらう、届いたらすぐにバケツや飼育容器に移してあげるといった工夫を徹底します。
販売店から水合わせについての指定がある場合は、その方法に準じて水槽に導入することも大切です。
ベタを迎える前準備!飼育に必要なアイテム

丈夫で飼育がしやすいベタは、一般的な熱帯魚よりも簡易的な設備で飼育することができます。
設置スペースや飼育スタイルに合わせて、管理がしやすい水槽のサイズや機材を選びましょう。
ベタをお迎えする前に準備しておきたいアイテムや選び方のポイントをまとめました。
飼育容器は小型水槽やボトルがおすすめ

飼育を始める上でまず決めたいのが、ベタを入れておく飼育容器です。
一般的にベタ飼育では、水量10L程度の小型水槽か金魚鉢やボトルアクアリウム用のガラス容器が使用されており、それぞれに特徴があるため、今後の管理スタイルに合わせて選定するのが良いでしょう。
小型水槽
安定した長期飼育を目指すときは、水量に余裕のある小型水槽がおすすめです。
ベタは闘魚と呼ばれるほど気性が荒く、一つの水槽に一匹の単独飼育が基本。体もそこまで大きくならないので、15cm~30cm程度の水槽があれば十分飼育ができるでしょう。
また、水槽ならばろ過フィルターや水槽用ヒーターなどの水槽機材が設置できるので、飼育環境を適正な状態に維持しやすいです。
一方ボトルなどに比べると水槽自体が場所を取るところや、場合によっては専用の水槽台が必要になる点は注意してください。
アクアリウム用のボトル
ボトルアクアリウムなどで用いられるボトルは、卓上サイズでコンパクトにベタを飼育したいときに向いています。
水量が少ないので手軽に管理ができますし、水草などを入れれば立派なインテリアとしてお部屋に癒しを与えてくれるでしょう。
一方、ボトルの素材によっては水槽用機材が使用できないため、水温や水質の管理には気を配る必要があります。特にろ過フィルターを設置できない場合は、こまめに水換えをして水質を維持しましょう。
水槽用ヒーターやろ過フィルターを用意しよう

比較的簡易的な設備で飼育ができるベタですが、必ず用意したのが保温器具です。
ベタは日本よりも暖かく気候が安定した東南アジア原産の熱帯魚で、寒いのが苦手。室内飼育でも寒さで弱ってしまうことがあるため、特に冬場は必ず保温をして水温を維持しましょう。
水槽飼育の場合はベタ用の水槽用ヒーターが使用できます。水量に合わせて適切なサイズのヒーターを設置してください。
ボトル飼育で水槽用ヒーターが使えないときは、飼育容器の下に敷くパネルヒーターが使いやすいです。合わせてエアコンなどで室温を上げて、水温の低下を抑えるのもよい方法でしょう。
また、アクアリウムでは水質の悪化を防ぐろ過フィルターを設置するのも定番です。
ベタ飼育では必須ではありませんが、もし使用する場合は水流が穏やかな外掛け式フィルターやスポンジフィルターが向いています。
小型水槽の水換えに便利なアイテム
ろ過フィルターのあり無しに関わらず、ベタを健康的に育ているには定期的な水換えが必要です。
水換えをするときに用意しておくと便利なアイテムは、
- カルキ抜き
- バケツ
- スポイト
- クリーナーポンプ
など。その他にもガラス面をきれいにするスポンジや水温計もあると効率的です。
ろ過フィルターを設置せずにベタを飼育する水槽では特にスポイトが便利で、気づいたときに餌の食べ残しや排泄物をスポイトで吸い出していれば、水の汚れを抑制できます。
さらに、スポイトはブラインシュリンプなどの活餌を与える際にも活躍するため、一つ用意しておくとよいでしょう。
ベタをお迎えしたら!飼育始めの手順と飼育方法

基本的には丈夫な性質のベタですが、実は環境の変化にはやや弱い面があり、特に水槽に導入してすぐの頃は体調を崩しやすいです。
飼育を軌道に乗せて長期飼育につなげていくには最初が肝心。慌てずじっくり水に慣らし、しばらくは様子に気を配りましょう。
ここでは、ベタを水槽に導入する際の手順とその後の飼育方法について解説します。
水槽導入前に水合わせと水温合わせ
ベタを購入したら、水槽やバケツなどに移す前に新しい水質と水温に体を慣らす水合わせを必ず行います。
水合わせの方法は以下の通りです。
- 水槽やバケツ、洗面器など、ベタの入った袋を浮かべられるぐらいの大きさの容器に飼育水を作る
- 1.で作った飼育水の水面にベタを袋ごと15〜20分ほど浮かべて水温を合わせる(水温合わせ)
- 袋の中の水を1/3ほど捨てて、減った分新しい飼育水を追加する作業を15分ごとに繰り返して水質に慣らす(水質合わせ)
- ベタだけを掬って飼育容器に移す
ちなみに、水合わせキットを用意すれば、水質に慣らす作業が点滴法で簡単に完了できます。余裕があればこちらを検討するのもおすすめです。
穏やかな水流とシンプルなレイアウトがおすすめ
ベタはもともと止水域に生息する魚で、いヒレを持つことからも長強い水流が苦手です。
- 水流に押し戻されている
- 水面に上がりにくそうにしている
- 動きが鈍い
などの様子が見られる場合は、水流が強すぎる可能性があるため、フィルター側で流量を調節するか、吐出口に水草や流木を配置して水流を弱めてあげましょう。
また、ベタは好奇心が強く、ちょっとした隙間にも入り込んでしまうことがあります。挟まり事故を防ぐためにも複雑なレイアウトは避け、シンプルに仕上げるのが無難です。
さらに、水槽に映った自分の姿にフレアリングすることがあるところも注意したいポイント。一日数分程度のフレアリングは健康維持に良いですが、長時間続けていると体力を消耗してしまうため、バックスクリーンや厚紙などを水槽の外側に貼って反射を抑える対策をするのがおすすめです。
餌は2~3日後から与えよう
最初の餌やりは、ベタを飼い始めてから2~3日後がおすすめです。
元々ベタは消化不良を起こしやすい魚種で、環境の変化によるストレスがかかっている段階で無理に餌を食べさせると、お腹に水が溜まる腹水症を起こす危険があります。
まずは水槽に慣れることを優先し、少し落ち着いてくる2〜3日後から2,3粒の少量を与えて様子を見てください。
食欲が戻っているようならば与える量を増やしていき、最終的には数分で食べきれる程度の量まで数日かけて調整してきます。
ベタ水槽の水換えとお掃除の頻度
ベタ水槽のメンテナンスの頻度は、ろ過フィルターの有無によって変わります。
ろ過フィルターを設置している場合は、1週間に1回、全体の1/3程度の水換えが基本です。
ろ過フィルターを設置していない場合は、3日に1回、1/2~全量換水を目安に管理すると良いでしょう。
底砂を敷いている場合は、水換えのときにクリーナーポンプで水と一緒に汚れを吸い出すと効率的です。ガラス面などの掃除も定期的に行います。
また、ベタ水槽は総じて水量が少なめな傾向があるため、メンテナンスのとき以外にも、気づいたタイミングで餌の食べ残しやフンなどをスポイトで吸い出すのが、清潔な環境を維持し続けるポイントです。
特にろ過フィルターを設置していない環境では、こまめにゴミを吸い出すことで水質を管理しやすくなります。
ベタ水槽のコケ対策
ガラス面やレイアウトに生えるコケは、定期的にこすり洗いをして落とすのが基本ですが、掃除をしてもすぐに繁茂してしまうときは、コケの増殖を防ぐ対策をしましょう。
まず、確認したいのが日当たりです。
必要以上に日光が当たっているとコケの繁茂を招く上に、水温が変化してベタの負担になります。直射日光が差し込むときは、飼育容器の設置場所を変えるかカーテンなどで遮って日当たりを改善しましょう。
また、即効性や確実性を求めるならば『Bio コケクリア』などのコケ抑制剤を添加するのも有効です。
ただ、抑制剤だけで長期的にコケを無くすことはできないため、日照時間の調整や水換えなどの基本的な対策を続けながら、補助的に抑制剤を使うぐらいの心持ちで使用することをおすすめします。
ベタ用のコンディショナーは必要?
ベタは体表の粘膜が他の魚に比べて薄く、通常は病気治療に効果的な魚病薬や塩水浴が負担になってしまうことがあります。
そんなベタの病気予防やコンディション維持に効果的なのが、ベタ専用のコンディショナーです。
カルキ抜き成分や粘膜保護成分、水質調整成分が配合されており、繊細な粘膜やヒレを守りながらベタにぴったりの水質に調整してくれます。
コンディショナーが飼育に必須というわけではありませんが、ベタの体調を整えるのに高い効果を発揮するため、上手に取り入れていくとよいでしょう。
まとめ:ベタをお迎えしたい!水槽サイズやお迎え準備と飼育のスタートガイド

酸欠に強く丈夫なベタは、初心者の方から飼育を楽しめる観賞魚です。
品種改良が盛んで色柄が豊富なので、ショップや通販でお好みの個体を探してお迎えしましょう。初めてベタを飼育する場合は、体色や泳ぎ方などを直接確認できる、実店舗での購入がおすすめです。
ベタ飼育で揃えておきたいアイテムは、水槽、保温機材、ろ過フィルター、お掃除アイテムなど。お迎えしたら慎重に水合わせを行い、導入から2~3日後を目安に給餌を開始します。
ベタの寿命は1~5年と幅があり、飼育環境によっても変化します。
長く飼育を続けるためにも、万全の態勢で水槽にお迎えし、大切にじっくりと育ててあげてください。


水槽メンテナンス
水槽レイアウト
アクアリウムテクニック
水槽レンタルサービス・水槽リースサービス
メディア掲載
水槽器具類
ろ過フィルター
水槽用照明
水草
熱帯魚飼育
金魚飼育
メダカ飼育
エビ飼育
その他の生体飼育
水槽用ヒーター
水槽メンテナンス道具
水槽・飼育トラブル
お魚図鑑
水草図鑑
メダカ図鑑
お悩み相談




















































