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10cmほどの熱帯魚おすすめ10選!主役にもなる飼育しやすい魚種

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新しく水槽に入れる魚を選ぶのは、とても楽しいですよね。魚が泳いでいる姿をイメージするだけでワクワクします。

ただし、やみくもに魚を入れると、水槽内の力関係が保てなかったり、雑然とした水槽なったりしてしまいがちです。

そこで今回は、水槽の主役にもなる、10cm前後の飼育しやすいおすすめの魚をご紹介します。

主役がいると、水槽内のバランスがとりやすいです。また、10cm前後の、定番のネオンテトラなどより少し大きな魚を入れると、遠目からでも目をひく水槽になります。

混泳を成功させるコツなども紹介しますので、あわせて参考にしてみてください。

プロアクアリストたちの意見をもとに10cmほどの熱帯魚10選を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

  • 10cmほどの熱帯魚は水槽の主役にもなる存在感!大きすぎず、小さすぎず、飼育しやすいサイズだよ
  • 水槽サイズと種類によっては群泳できるよ!複数匹での飼育なら60~90cm以上の水槽を用意しよう!
  • 小型魚との混泳は要注意だけど、温和な魚種なら混泳できることもある!テトラ系は比較的混泳しやすいよ!
  • 東京アクアガーデンおすすめの10cmほどの熱帯魚選!水槽を華やかにするおすすめ魚種!

水槽には、主役となる熱帯魚を入れるのがおすすめです。

主役の熱帯魚を入れることで水槽が華やぎ、鑑賞性がアップします。また、主役を決めておくことで水槽レイアウトも考えやすくなり、より楽しいアクアライフが送れるようになるのです。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、10cmほどの飼育しやすくて主役にもなる、おすすめの熱帯魚10選を解説します。

熱帯魚の飼い方はこちらのページでも詳しく解説しています。
熱帯魚の飼い方

10cmほどのおすすめ熱帯魚10選!

東京アクアガーデンがおすすめする、10cmほどの熱帯魚を10種ご紹介します。

淡水、海水ともに紹介しますので、ぜひご自宅の水槽の主役選びに役立ててください。

コンゴテトラ

【熱帯魚・カラシン】 コンゴテトラ 3.5cm± (10匹)

コンゴテトラは6~10cmほどになる、メタリックな体に、ふわりと伸びた各ヒレが特徴のカラシンの仲間です。成熟した雄は特に光沢が強く、ヒレが伸びてとても美しくなります。

もともと群れで生活する種類なので、複数匹の飼育に向いています。群れで泳がせると存在感が増し、大型水槽でも主役になるほどです。

また、協調性がよいため、ほかの魚との混泳も問題ありません。ただし、コンゴテトラは遊泳力があるので、遊泳域が重なる小さな魚との混泳は避けたほうが安心です。

グラミー

【バリューセット】ゴールデングラミー(約4cm)(3匹) + マーブルグラミー(約4cm)(3匹)[生体]

グラミーの仲間は複数の種類がいますが、スリースポットグラミーやパールグラミーなどは10~12cmほどに成長します。グラミー腹びれが変化した「アンテナ」を持ち、アンテナを動かしながら泳ぐ姿はとてもかわいらしいです。

また、グラミーは「ラビリンス器官」と呼ばれる呼吸器を持ち、空気中からも酸素を取り入れられるので、酸欠にとても強いです。

混泳は同サイズの他種とは問題なくできますが、同種間では小競り合いをすることもあるので、水草や流木などで隠れ家を作ってあげましょう

ブルーグラミーは品種改良が盛んで、ゴールデングラミーやプラチナグラミー、マーブルグラミーなど体色がさまざまです。お気に入りの種類を探してみてください。

ハーフオレンジレインボー

【熱帯魚・レインボーフィッシュ】 ハーフオレンジ・レインボー ■サイズ:3-4cm (5匹)

ハーフオレンジレインボーは、名前のとおり体の後ろ半分がオレンジ色のレインボーフィッシュです。

特に成熟した雄はオレンジ色が鮮やかになり、8~11cmほどのサイズ感も相まってとても目をひきます。

本来は弱アルカリ性の水質を好みますが、適応性が高いため中性よりの弱酸性であれば飼育可能です。中性よりの水質で育てられる水草を入れると、体色のオレンジがよく映えるでしょう。

基本的には温和で協調性もよいですが、発情するとオス同士はケンカします。逃げられたり、隠れたりできる十分な広さがあれば問題ないので、水槽サイズは60cm以上の余裕を持ったものを用意し、ぜひ複数で飼育してください。

コリドラス ロブスタス


コリドラス・ロブスタスはコリドラスの中でも特に大きくなる種類で、10cmほどに成長します。

コリドラスの仲間は、底に落ちた餌を食べることから、お掃除屋さんとして飼育されることも多いです。しかし、ロブスタスは十分に主役となれるほど存在感があるのです。

性格は温厚で、混泳も問題ありません。混泳水槽では、餌がしっかりと食べられているか確認してください。体が大きい分、餌が不足すると痩せやすいです。人工餌料だけでなく、冷凍赤虫などを組み合わせて与えると効果的です。


アフリカンシクリッド

【熱帯魚・アフリカンシクリッド】 イエローシクリッド(カエルレウス) ■サイズ:4cm± (5匹)

アフリカンシクリッドは、アフリカのタンガニイカ湖やマラウイ湖に生息しているシクリッドの総称で、淡水魚です。まるで海水魚のようにカラフルな種類が多く、人気があります。

大きくなる種類もいますが、イエローシクリッドやゴールデンゼブラシクリッド、コバルトブルーシクリッドは10cm前後と飼育しやすい大きさです。

アフリカンシクリッドは中性~弱アルカリ性を好みます。餌をよく食べ、水質が酸性に傾きやすいので、底砂やろ材にサンゴ砂を使って水質を保ちましょう。

アフリカンシクリッド同士であれば、混泳可能です。小競り合いが多いので十分な広さを用意し、岩組で隠れ家を多く作ってください

アルビノレインボーシャーク

(熱帯魚)アルビノレインボー・シャーク(1匹) 北海道・九州航空便要保温

アルビノレインボーシャークは、「シャーク」とはつきますが、コイ科の魚です。

レインボーシャークのアルビノ個体で、真っ白な体色に赤色に染まったヒレが美しく、水草水槽に映えます。ライトの当たり具合によっては、体がピンク色にも見え、ヒゲの生えた口元と相まってとてもかわいらしいです。

アルビノレインボーシャークは、やや攻撃的な性格をしています。同種同士はケンカをするので、基本的には1つの水槽に1個体だけにしましょう。十分な広さと隠れ家がある水槽であれば、同サイズのほかの魚と混泳可能です。小まめに観察して、いじめられている個体がいないか確認してください。

ベタ・ベリカ

ベタ・ベリカはワイルドベタの1種で、最大で12cmほどとベタの中では大型になります。メタリックグリーンの体色が美しく、光の当たり方によってギラギラと輝きとても美しいです。

ほかのベタと同様、オス同士はケンカするので単独もしくはペアで飼育するのが基本です。

飼育自体は容易ですが、繁殖を狙う場合は、少し広いと思うくらいの広さを用意しましょう。落ち着く環境でペア飼育すれば、泡巣を作って繁殖する姿を観察できます。

ナミクマノミ

【海水魚/観賞魚/スズメダイ】 ナミクマノミ ※国産ブリード ■サイズ:3cm± (2匹)

ナミクマノミは正式には「クマノミ」のことを指し、ほかのクマノミと区別するために呼ばれています。

12~15cm程度にまで成長し、サンゴ礁のある暖かい海から本州周辺までと生息地が広いです。適応力が強いうえに寿命が約10年と長く、丈夫で育てやすいので初心者の方にもおすすめします。

クマノミと言えばイソギンチャクとの共生が有名ですが、ナミクマノミはロングテンタクルアネモネやシライトイソギンチャクを好みます

同種間で混泳するとイソギンチャクを巡ってケンカするので、単独もしくはペアで飼育しましょう。水槽が広く、複数のイソギンチャクを用意できれば、うまくいく可能性もあります。

他種との混泳は同じサイズのものであれば大丈夫ですが、小さな魚種や気の弱い魚種は避けましょう。

ミゾレチョウチョウウオ


ミゾレチョウチョウウオは、飼育の難しいチョウチョウウオの中でも飼育しやすい種類です。最大で15cmほどになり、体高もあるので海水魚水槽の中に泳がせると存在感があります。

チョウチョウウオ飼育の難しさは、餌付けの難しさにあります。ミゾレチョウチョウウオは雑食性で人工餌料への餌付きもよいので、飼育しやすいのです。

やや神経質な面もありますが、混泳も問題ありません。サンゴは突いてしまうので、水槽に入れないようにしましょう。

ルリヤッコ

(海水魚)ヤッコ マニラ産 ルリヤッコ(1匹) 北海道・九州航空便要保温

ルリヤッコは名前の通り、瑠璃色をした小型のヤッコで、オレンジとのコントラストが美しいです。10~12cmほどに成長し、小型ヤッコの中では丈夫で飼育しやすく、初心者の方にもおすすめできます。

派手な種類が多いヤッコの中では少し落ち着いた体色ですが、調子が良い個体は非常にきれいです。

性格は温和で、他種とであれば混泳は可能です。人工餌料を最初から食べる個体も多いので、餌付けに苦労することもあまりありません。また、サンゴ水槽での飼育も可能ですが、ときおりサンゴを突くこともあるので、気を付けてください。

カラーバリエーションが豊富なので、気に入った個体を探してみるのもおすすめです。

10cmほどの熱帯魚を飼育するポイント

今回ご紹介した、10cmほどの熱帯魚を飼育する際のポイントを解説します。

体長数cmの小さな魚種と比べると、飼育する水槽サイズや混泳時の注意点が異なりますので、参考にしてみてください。

おすすめの飼育水槽サイズ

10cmほどの熱帯魚には、60cm以上の水槽をおすすめします。

体が大きい分、餌と排せつ物の量が増えるため水が汚れやすいです。水量を確保すると、水質が維持しやすくなります。

また、遊泳力が高いものが多く、遊泳スペースが確保できないとストレスにつながる可能性があります。コンゴテトラやグラミーなどを群れで泳がせる場合は、120cmを超える大型水槽でも十分に主役になりますよ。

ベタ・べリカのように単独もしくはペアで飼育する魚種でも、水槽の大きさが45〜60cm以上あると、ストレスなく飼育できるでしょう。

混泳について

今回ご紹介した魚たちは、ほとんどが混泳可能です。とはいえ、個体差や組み合わせによってはケンカをしたり、いじめられたりすることもあるので、小まめに観察してください。

食性はさまざまなので、種類に合わせた餌を用意しましょう。混泳水槽ではそれぞれの種類や口の大きさに合わせて、複数の餌を用意するとすべての魚に行き渡りやすくなります

10~15cmほどの魚種は、飼育しやすいものが多く、水草水槽やサンゴ水槽のポイントとして導入するのもおしゃれに仕上がりますよ。

まとめ:10cmほどの熱帯魚おすすめ10選!主役にもなる飼育しやすい魚種

水槽の主役にもなる、飼育もしやすい10cm前後の熱帯魚をご紹介しました。

水槽に魚を導入する際は、やみくもに好きな魚を入れるのではなく、主役となる魚を軸に考えるのがおすすめです。

混泳をする場合は、相性の良し悪しもあります。主役が決まっていれば、その魚種に対して相性の良い魚種を選んでいけば、水槽内の力関係も保ちやすく、混泳が成功しやすいです。

また、今回ご紹介した魚種は、単独で飼育しても十分に楽しめます。混泳するのもよし、単独でじっくりとかわいがるのもよしなので、お気に入りの魚を見つけて楽しんでくださいね。

ほかにもさまざまなおすすめの生き物を紹介しているコラムがありますので、こちらも参考にしてください。



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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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