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ベタの寿命と年齢の見分け方!成長期と年老いたベタ飼育のポイント3つ!

どんな生き物にも寿命はありますが、ベタはどのくらい生きるのかご存知でしょうか。
もちろん飼育環境や個体差によってばらつきはありますが、ベタの寿命は1~5年と言われています。

そして、成長期と晩年の年老いたベタとでは、人間の若者と老人のように見た目や反応などに違いがあるのです。

■若いベタの特徴

  • 動きが早く餌を飛びつくように食べる
  • 好奇心が強い

■年老いたベタの特徴

  • 人に慣れており、ゆっくりだが寄ってくる
  • 若いころよりも穏やか
  • 最大限に大きく成長している、ヒレが立派

見た目や反応高でなく、飼育の仕方にも年齢に合わせたポイントがあります。
若いベタは成長期でもあるので高栄養なものを与えること、老化したベタは水流や水温変化・水深に気を付けることなど、ベタの状態に合わせた飼育を心がけましょう

このコラムではベタの寿命と成長期・老年期の飼育ポイントについて解説していきますので、ぜひ飼育の参考にしてください。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカの記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。

プロアクアリストたちの意見をもとにご紹介


このコラムは東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

東京アクアガーデンには、業界歴15年の経験と実績があり、水槽の管理業務中で年齢を重ねた生体を扱った経験も豊富です。
ベタは年齢によって見た目や動きに違いが出てくるため、成長過程に合わせた飼育をしてやることが長生きの秘訣となります。

このコラムでは成長期のベタと年老いたベタの違いや世話のポイントなどについて解説をしていきますので、ぜひお役立てください。

ベタの寿命と年齢の見分け方


魚の種類によって寿命は異なりますが、ベタは比較的、寿命の幅が広い魚です
人間のように若い頃は活力にあふれていますが、年老いてくると動きがゆったりとなり、ボディーカラーもくすんだり褐色みを帯びることもあります。

ここからは

  • ベタの寿命
  • 成長期・若いベタの特徴
  • 年老いたベタの特徴

これら3つの項目に分けて解説をしていきますので、ご自身が飼育されているベタが今どのくらいの年齢なのか照らし合わせながら、読み進めてみてください。

ベタの寿命は約1~5年!?

どんな魚も飼育環境によっては短命に終わることもありますが、ベタは飼育環境が良くても1年半ほどで死んでしまうことがあります。
かと思えば同じ時期に生まれ、同じように飼育していたベタが5年ほど長生きしたりするなど、ベタは寿命の幅がかなり広いお魚です

この寿命の差は飼育環境だけでなく、それぞれの親から受け継いだ遺伝や素質によるものだとも言われています。

成長期・若いベタの特徴

一般的にショップで販売されているベタは孵化してから3~4ヵ月ほどのものが多く、成長盛りなものがほとんどです。

成長期の若いベタには、以下のような3つの大きな特徴があります。

  • 動きが素早い
  • 餌を飛びつくように食べる
  • 好奇心が強い

動きが素早い

成長盛りの若いベタは動きが早く、水面近くにある水草を飛び越えるほどに元気があります。
水槽からの飛び出し事故が多いのも、若いベタの特徴です。
飼育する際は飛び出し事故防止のために、水槽には必ずフタを設置しましょう。

餌を飛びつくように食べる

若いベタに餌を与える素振りを見せると、水面近くを激しく泳ぎ、いわゆる『餌くれダンス』を見せることが多いです。
餌を投下すると待ってましたと言わんばかりに飛びつき、口の中に入れてもぐもぐと咀嚼する様子を見ることもできます。

もし一度口に入れた餌を吐き出してしまうような場合は、粒が多すぎて飲み込めないか、餌が気に入らずに機嫌を損ねている可能性が考えられます。
餌の大きさを変えたり違う餌を与えるなどして、様子を見てみましょう。

好奇心が強い

若いベタはとても好奇心旺盛で、人が近付くとすぐに寄ってきます。
先述したように餌の入った袋を見せるだけで激しく泳ぎ回ったり、飼い主に対して威嚇行為をすることもしばしば。
好奇心がとにかく強くフレアリングが盛んなことも、若いベタの特徴です。

年老いたベタの特徴

続いては年老いたベタの特徴について。
飼育を始めて半年、1年と経過していくと、当然ですがベタも老化が進み、体の大きさ以外にも若い頃とはちょっと違った特徴が出てきます。

年老いたベタの特徴は、大まかに言うと以下の4つです。

  • 人に慣れ、穏やかな性格になる
  • ヒレが立派に成長する
  • 体は大きいが色味があせてくる
  • 底で休みがちになる

人に慣れ、穏やかな性格になる

若いベタは水槽に近付くもの全てに興味を示し、時には威嚇行為をすることもあるのですが、年老いたベタは人にも慣れ、性格が穏やかになります
タンクメイトにちょっかいを出すことも少なくなるので、特に低層を泳ぐコリドラスやクーリーローチ、コケ取り要員のオトシンクルスなどは、この時期のベタとの混泳がしやすくなります。

ヒレが立派に成長する

年老いたベタはヒレが最大限に成長し立派なことも、特徴のひとつです。
フレアリング不足による筋力低下や怪我などにより、本来よりもヒレが小さくなってしまう場合がほとんどですが、うまく飼い込むことができれば大きく立派なヒレを観察することができます。

体は大きいが色味があせてくる

成長期を過ぎると体長は当然大きくなりますが、鮮やかだったボディカラーがだんだんと色あせて薄くなり、ツヤもなくなってきます。
毎日観察していると気が付かないかもしれませんが、飼育し始めの頃の写真などが残っていたら、ぜひ見比べてみてください。
体色の変化に驚くかと思います。

人間では髪の毛が白髪になりますが、ベタの場合はヒレや体色がくすんでくるので、見た目で成長期か老年期かを区別することができます。

底で休みがちになる

オスベタの大きなヒレは私達の想像以上に重いため、年老いて体力が低下したベタはヒレを動かすのにも一苦労。
泳ぐのがおっくうになるようで、日中のほとんどを水槽の底や水草の上で休むようになります

ろ過フィルターからの水流にあおられたり、餌を投下しても水面まで泳ぐのが困難になる場合が多いです。

年齢に合わせたベタの飼育ポイント


人間や犬・猫などの小動物のように、ベタも成長期と老齢とでは飼育環境や与える餌などが異なります

ここからは、ベタの年齢に合わせた飼育ポイントを4つご紹介していきます。成長過程に合わせた飼育環境を用意することが長生きにつながりますので、しっかりと覚えておきましょう。

若いベタの餌は高栄養なものを少なく与える

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成長期真っ盛りの若いベタには、市販されている人工餌のほかに、冷凍アカムシのような動物性の高栄養の餌をたまに与えると立派に成長しやすいです。

しかしベタは与えれば与えるだけ食べてしまうので、1回の量は少なめにしないと、餌の食べすぎで体調を崩してしまいます。
特に半透明のフンを出しているときは消化不良を起こしているケースが多いため、3~4日は絶食させて様子を見ましょう。

ベタに、一度に与える赤虫は3~4匹で十分です。
これだと冷凍キューブでは大量に余ってしまうので、他に赤虫を好んで食べる魚などを飼育していない場合は、人工飼料で育てるのがおすすめです。
人工飼料のみでも十分に成長します。

年老いたベタは水流・水温変化に注意

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年老いたベタは若い頃よりも水流や水温の差に弱いので、飼育環境に配慮する必要があります。
水流も水温の差も体力を著しく奪ってしまう原因になるので、弱い水流・安定した水温で飼育をしましょう。

もし水槽にろ過フィルターを付けている場合は、水流を弱くする工夫をするか、もしくはフィルターをに外してしまっても良いでしょう
その代わり水換えの頻度を増やし、水質を保ちます。

また、個体差はありますがベタは少し高めの水温の方が調子がいい場合が多いので、27℃付近を維持するのがおすすめです。

問題は餌です。
年老いたベタは水面まで泳ぐのが困難になりますので、浮上性の餌を食べづらそうにしているときは、沈降性のものに切り替えましょう
それでも食べなくなったら、嗜好性の強い冷凍赤虫を少量ずつ与えます。

年老いたベタは水深を浅めにする

若い頃と比べると体力が落ち、泳ぐのが苦手になった老齢のベタは、水面付近まで上がることも苦手になってしまいます。
餌を食べやすくさせるために、水深は若い頃よりも浅めにしてあげましょう。

ただし水深が浅くなると水量が減って水温に影響が出やすくなりますので、水槽の置き場所を工夫したり、水槽用ヒーターを使って水温を一定に保ちます。
水質を安定させるために、こまめな水換えを心がけることも大切です。

ボトル水槽で飼育している場合は、水深が浅く多めの水量が入る開口部の広い容器に切り替えるのがおすすめです。
しかし、飼育容器を変えてしまうことでベタが調子を崩してしまったり、体調などを確認しにくくなるのはよくないので、まずは水深に注意しつつ、ベタが過ごしやすい環境を提供してやりましょう

まとめ:ベタの寿命と年齢の見分け方!成長期と年老いたベタ飼育のポイント3つ!


ベタの成長期と老齢期の特徴と、それぞれの飼育ポイントについてお話ししました。

ベタも飼育を続けていれば老化し、見た目や反応、泳ぎ方や行動など様々なところが変化していきます。
実際に飼育していて今まで意識したことがなかったけど、言われてみれば…と思う方も多いのではないでしょうか。

日頃からベタの体調や動きなどをマメにチェックしていることで感じられる老いもあります。
少しでも長生きさせるためには、それぞれの時期に見合った環境と餌で飼育してあげることが大切です。
特に餌・水流・水温は老齢のベタを飼育する上で気を付けたいポイントになります。異変を感じたときには、速やかに環境を改善しましょう。

ベタの寿命について良くあるご質問

ベタの寿命は何年ですか?

およそ1年半~2年ほどです。しかし、なかには3~5年も生きる長寿な個体もいます。
ベタの寿命は個体のもつ素質で変わってくるため、長生きできるベタの特徴はこういったものです、とは断言できません。
飼育環境がベタにあっているだけでなく、遺伝的な要因が大きいです。

ベタの寿命を延ばす対策は?

水温と餌の管理が一番です。

  • 餌を与えすぎない
  • 水温は一定に保つ
  • 水流はできる限りなくす
  • 飼育容器は10L以上の水が入るサイズ
  • まぶしすぎる照明や、騒音が無い環境で飼育する

このように、ストレスを与えない飼育方法がベタの寿命を延ばします。

ベタの健康に良い餌とは?

人工飼料が一番栄養バランスや消化が良く、おすすめです。
冷凍赤虫は飛びつくように食べますが、与えすぎると消化不良になることがありますので、与える場合は1度に3~4匹ほどに抑えます。
生菌剤が配合されているタイプの人工飼料が食べやすく、最も消化が良いと考えられます。

年老いたベタのケア方法とは?

水面まで泳ぐ力が弱くなりますので、水位を下げて泳ぎやすくしてやります。
しだいに水面に浮いている餌が食べにくくなっていくことがあるので、ゆるやかに沈降するタイプの餌に切り替えるのも良いです。
水温は代謝に影響します。必ず一定に保って管理しましょう。

 

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