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メダカブームなどもあり、アクアリウムはより身近になりました。そのため、家族から「魚を飼いたい!」と相談される機会も増えたことでしょう。
しかし、生き物を飼うことの責任と、管理が大変などお世話の問題から、アクアリウムを始めるのを躊躇してしまうこともあります。
今回のコラムでは、家族に「魚を飼いたい!」と言われた場合の対応や、魚飼育を断る方法をお伝えします。
ただし、魚の飼育自体はとてもおすすめです。最後まで読んでいただき、魚を飼育するかどうかの判断にお役立てください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに魚を飼いたいと言われた場合の対応と、断る方法を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
魚を飼育することは、素晴らしいことです。
しかし、どんなことにもメリットがあれば、デメリットもあります。命を扱う以上、「魚を飼いたい」と言われたら、慎重に話し合いや検討をするべきです。
ここでは、魚を飼いたいと言われた場合の対応と、断る方法を解説します。
家族から「魚を飼いたい」と言われたら
家族から「魚を飼いたい」と言われたら、嬉しく思う反面、日頃のメンテナンスやアクアリウムのコスト面が気になる方もいらっしゃるでしょう。生き物を飼うことには責任も伴うため、慎重に検討することが大切です。
ここでは、魚を飼育することのメリットとデメリットをお伝えしますので、参考にしてください。
魚を飼育するメリットを考える
まず、魚を飼育するメリットを2つ紹介します。
家族でアクアリウムを始めると共通の話題も増え、毎日の生活も明るく楽しくなりますので、ぜひ参考にしてください。
癒しを得ることができる
魚の美しさや可愛らしさに時間を忘れるなど、ほかのペット飼育同様に癒しを感じることができます。
金魚やメダカなど、多くの魚は人が近づくと餌をねだってきますし、飼育者に懐いたような魚の動きに嬉しくなることもあるでしょう。
また、部屋に水槽があると、魚たちだけでなく水景も楽しめます。日々の忙しさを忘れるくらい、リラックス効果がありますよ。
命の大切さを学べる
アクアリウムでは魚の誕生や成長を楽しめますが、生き物を飼育するうえで避けられないのが、お別れです。お別れはとても悲しいですが、生命や思い出の大切さを知ることができます。
また、魚を飼育していると、水槽の中で新しい命の誕生を見られることがあります。水槽の中を泳ぐ小さな稚魚を見たときには、新しい命にきっと家族みんなが感動するでしょう。
このように、魚の飼育は、命の大切さを学べる良い機会となるのです。
魚を飼育するデメリットを知る
魚を飼育することにはメリットがある半面、デメリットもあります。
ここでは、家族から「魚を飼いたい」と言われた場合に、あらかじめ知っておくべきデメリットを2つご紹介します。命を預かる責任も生じるため、責任を持って飼い始めましょう。
管理が大変と感じる
魚を飼育するうえで欠かせない水換えですが、ペットのお世話の中ではかなり大変な部類に入る作業です。
水は1L=1kgあるため、10Lほどの水換えでもかなりの重さになります。また、バケツを持って何度か往復することも多く、水換え作業が重労働だと感じる方もいらっしゃるでしょう。
例えば、お子さんが「お世話するから魚を飼いたい!」と言ったものの水が重く、実際の水換えは大人が行うケースも考えられます。餌やりなどは家族みんなで楽しくできますが、水槽の管理は子ども任せにできないのが実情です。
コストがかかる
アクアリウムを始めるためには、まず水槽やフィルター、照明などの設備を用意する必要があります。
照明を管理するためにタイマーを用意し、水草育成用に二酸化炭素発生装置を追加し…という具合に、アクアリウムにハマることで、欲しくなる設備も増えていくはずです。
また、照明やフィルターの稼働には電気代も掛かります。
特に水槽用ヒーターは、24時間稼働するわけではないものの、アクアリウム機材の中ではランニングコストが高いものの1つです。
最近では冬の寒さだけでなく、夏の暑さもアクアリウムの大敵となっており、水槽用ヒーターだけでなく、水槽用クーラーも必要となる場面も出てくるでしょう。
水槽が増えてきたら、エアコンで部屋全体の温度管理をする方がランニングコストを抑えられるケースもありますが、光熱費のコストはアクアリストの悩みの種です。
魚の飼育を始める前に、アクアリウムにはある程度のコストが掛かることを理解しておきましょう。
魚飼育を断る方法
魚の飼育には多くのメリットがありますが、デメリットを考えると「断るしかない」場合もあるでしょう。
ここでは、家族に「魚を飼いたい!」をお願いされた場合に、上手に断る方法をご紹介します。
正直に話す・相談する
最もベストな断り方は、正直に理由を伝えて断る方法です。
- 魚の世話をする時間が取れない
- 電気代が高くなる
- 水槽を置く場所がない
- 魚を飼育したことがないから心配 など
アクアリウムを始めるのが難しい理由を具体的に伝えましょう。
断り切れずに無理に飼育を始めると、生体が予想以上に大きく成長したり、繁殖したりして、生体を飼いきれなくなることもあります。
なお、なぜ魚を飼育できないのかをしっかり話し合うことにより、新たなアイデアが生まれることもあるでしょう。
例えば、熱帯魚の飼育が難しい場合でも、水槽用ヒーターが必要ないメダカや金魚なら飼えるかもしれません。
魚の飼育が難しいと思える場合には、相談の機会を設けて家族でしっかり話し合うことが大切です。
別のプレゼントをする
魚の飼育が難しい場合には、別のプレゼントを検討するのも良い方法です。
アクアリウムを始める代わりに、熱帯魚のぬいぐるみをプレゼントしたり、水族館への家族旅行に出かけたりしても喜ばれるでしょう。
また、魚ではなく、水を入れないコケリウムやオカヤドカリの飼育なども候補に挙がるかもしれません。
魚の飼育は「命を扱う」という責任が伴うので、気軽に飼い始めて飼いきれなくなってしまうことがないよう、じっくり考えて結論を出してください
それでも魚飼育をおすすめしたい理由
金魚やメダカ、熱帯魚は、じかに触れ合うことはできないものの、心を満たしてくれる不思議なペットです。
「魚には感情がない」「愛情が一方通行な気がする」といった意見もありますが、実際にアクアリウムを楽しんでいる方なら、魚たちが驚くほど感情豊かであることを知っています。
水槽に近づくと餌をねだって近づいてきますし、大型魚は飼育者の顔もしっかり認識しているほどです。
愛情を込めて飼育している魚は、美しい発色や健康な姿を見せてくれます。そして、水槽のメンテナンスにも力を注ぐことでアクアリウムはどんどんきれいになっていくのです。水草水槽を泳ぐカージナルテトラの群泳などは、思わず感動するほどの光景ですよ。
また、アクアリウムは、水槽内のレイアウトによってさまざまな楽しみ方ができるため、マインクラフトやジオラマが好きなお子さんもきっと楽しめるはずです。
水槽の中は小さな世界ですが、家族みんなでアイデアを出しながら創り上げるアクアリウムは、長く続けるうちにかけがえのないものになるでしょう。
まとめ:魚を飼いたいと言われたら!飼育のメリット・デメリットと断る方法を考える
今回のコラムでは、家族に「魚を飼いたい!」と言われた場合の対応や、魚飼育を断る方法を中心にお伝えしました。
魚の飼育にはメリット・デメリットがあり、命を扱う以上は責任が生じます。そのため、安易に飼育を始めるのではなく、しっかり話し合いや検討をしたうえで魚を飼うかどうか決定しましょう。
ただし、どんな理由や事情があっても、魚飼育はやはりおすすめです。コラムを参考に、ぜひアクアリウムを始めてみてはいかがでしょうか。
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