きれいでおすすめ人気の水草ベスト21~30!育てやすい種類を紹介
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水草には、育成の簡単な初心者向けのものから、きれいに育てるにはコツや機材が必要な上級者向けのものまで、様々な品種があります。
難しい水草でなければ見栄えがしないということはなく、初心者向けのものでもレイアウトと育て方次第で、美しいアクアリウムを作ることができますので、ご自分のレベルや水槽にあった水草を選定しましょう。
ここでは、きれいでおすすめな人気の水草ベスト21~30をご紹介します。
以前ご紹介した『人気の水草ベスト20』の続編ということで、今回からは少しマイナーな水草やCO2添加が必要な水草も登場する、育成に慣れてきた人向けの内容です。
どれも見応えのある品種ばかりなので、水草水槽を彩る参考にしてみてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにきれいでおすすめ人気の水草ベスト21~30を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
水草の育成に慣れてきたら、CO2添加や光量の調整などが必要な中級者向けの水草に挑戦してみましょう。
簡単な水草に比べると育てるのにコツがいりますが、手間がかかる分、きれいに育った時の感動はひとしおです。
また、このレベルの水草は特徴のある品種が多く、アクセントとしてレイアウトに深みを持たせてくれるでしょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、きれいでおすすめ人気の水草ベスト21~30を解説します。
きれいでおすすめ人気の水草ベスト21~30!
さっそく、きれいでおすすめ・人気の水草ベスト21位~30位をご紹介します。
初心者向けと呼ばれる水草よりは少し難易度が上がりますが、見応えがあって比較的育てやすい水草を厳選しました。
基本的な育成環境と必要な設備を整えることができれば、十分育てられる種類ばかりです。
- 水草の特徴や見た目
- 光量やCO2添加の有無など適切な育成環境
- 前景~後景・おすすめの水槽サイズなどレイアウトのポイント
といった基本の育成方法からレイアウトするときのコツまで、しっかり解説していきますので、是非ご覧ください。
なお、こちらの記事は以下の記事の続編となりますので、まだの方は前作もご覧になってみてください。
21位:ロタラ インディカ
ロタラ インディカは、赤く色づく葉がとても美しい水草です。赤い水草の中ではポピュラーな品種で比較的安価、最適水温は26度前後で、弱酸性~中性の水質を好みます。
丈夫で育成自体は難しくありませんが、鮮やかな赤色に仕上げるには強い光量とCO2添加が必須です。光の当て方によっては黄色やオレンジに色づくこともあるので、お好みの色を探してみるのも楽しいでしょう。
背丈が伸びるとボリュームが出るため、中景~後景に配置するのがおすすめです。赤い色がとても目を引くため、緑の中に入れると良いアクセントになります。
■ロタラ インディカのおすすめポイント
- 赤い水草のなかでは育成しやすい
- 水槽のアクセントになる
- 比較的安く入手できる
22位:ブセファランドラ
強い光量がなくても育つ陰性水草で、初心者の方でも簡単に育てられます。
CO2添加や特別な設備は不要です。底砂に植え付けても良いですし、流木などに活着させることもできるため、幅広いスタイルの水槽やレイアウトに活用できます。
ブセファランドラは成長が遅いことから、頻繁にトリミングする必要がありません。ただ葉にコケが生えやすいため、エビ類を導入するなどコケ対策をしっかり行いましょう。
環境適応力が高い水草ですので、30cm程度の小型水槽から育成できますしテラリウムにも向いています。
■ブセファランドラのおすすめポイント
- 強い光量やCO2添加がなくても育つ
- 頻繁にトリミングする必要がない
- エビ水槽やテラリウムとも相性が良い
23位:バコパ モンニエリ
さわやかな緑色の丸い葉が美しいバコパ モンニエリ。弱酸性の水質を好む品種で、育成も容易なため、一般的な熱帯魚水槽にも導入できる水草です。
成長がやや遅いため密度を出すのに時間がかかりますが、上手に育てればきれいな茂みを作ることができます。上に伸びやすい性質を持つため、中景~後景向き配置してボリュームを持たせるのがおすすめです。
CO2や強い光量の照明が無くても育ちますが、育成環境を整えてあげるとより美しい姿を見せてくれるでしょう。
■バコパ モンニエリのおすすめポイント
- 丈夫で育てやすい
- CO2添加がなくても育つ
- 繁茂すると見応えのあるレイアウトになる
24位:グロッソスティグマ
前景に広がる緑豊かな茂みを構成する水草、と言えばグロッソスティグマを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
這うように横に伸びる性質を利用したグロッソスティグマの緑の絨毯はアクアリストの憧れで、高い人気を誇ります。
育成難易度はやや高めで、水草育成用の照明が必要です。より密度の高い絨毯を作るならば、CO2も添加しましょう。
根張りが弱い水草ですので、ソイルを使ってしっかり根付かせると持ちが良くなります。
背丈はない前景草なので小型水槽から育成できますが、より立派な絨毯を目指すなら60cm以上の水槽がおすすめです。
■グロッソスティグマのおすすめポイント
- 絨毯のように繁茂する姿は観賞性が高い
- 背丈が低いため前景草に最適
- 繁殖力が高く増殖させやすい
25位:ボルビティス ヒュディロティ
ボルビティス ヒュディロティはシダ科の活着水草で、流木などに活着させて育成できます。
成長すると葉全体の大きさが50cm近くになることもある大型の品種のため、中型、大型の水槽の中景~後景におすすめです。
切れ込みが入った葉は透明感のある深緑色で、高い鑑賞性を誇ります。
また、育成に強い光量やCO2添加は必要ないことから、難易度もそれほど高くない使い勝手のよい水草です。
■ボルビティス ヒュディロティのおすすめポイント
- 葉の形状が特徴的で大型化するため迫力がある
- 光量やCO2がなくても育つ
- 流木などに活着させて育成できる
26位:ドルマリア コルダータ
ドルマリア コルダータは、丸い葉が可愛らしい観賞性が高い水草です。
育成は簡単で、一般的な照明があればCO2を添加しなくても育ちます。液肥を使うとより鮮やかなライトグリーンになります。
トリミングに強く増やしやすいため、初めて水草水槽に挑戦する場合にも失敗しにくいです。
■ドルマリア コルダータのおすすめポイント
- 丸い葉が特徴的で観賞性が高い
- 丈夫で簡単に育成できる
- 特別な設備は必要ない
27位:エキノドルス ルビン
エキノドルス系の水草には赤く染まるものがいくつかありますが、その中でダントツに赤みが強く出るのがエキノドルス ルビンです。
紫に近い深みのある赤色は、その他の水草と合わせてレイアウトしても埋没することが無い鮮やかさがあります。
根張りが強く強靭なため、生体メインの水槽にもおすすめで、底砂を掘り返すナマズ類に引っこ抜かれてしまう心配もありません。
ただ、育成には光量とCO2添加が必須のため、育成難易度はやや高めです。また、成長は遅いですが50cm程度まで大きくなる品種ですので、大型水槽の中景~後景にレイアウトするのが良いでしょう。
■エキノドルス ルビンのおすすめポイント
- 赤と緑のコントラストが美しく観賞性が高い
- 根張りが良く対応できる生体が多い
- 大きく成長するため大型水槽と相性が良い
28位:ブリクサ ショートリーフ
細長い葉が特徴のブリクサ ショートリーフは、前景によく使われるとてもポピュラーな有茎草です。
背丈は15cm程ですが葉が多くてふさふさとした豊かな茂みになるため、前景のポイントになります。
きれいに育てるには光量の強い照明が必要ですが、環境が合えば育成は難しくありません。
CO2は無くても育ちますが、添加すると鮮やかな緑を維持しやすくなります。
一点、ブリクサ ショートリーフを植える際に注意したいのが、水上葉で植え付ける場合です。
ブリクサ ショートリーフは水上葉から水中葉になるのにしばらく時間がかかります。その際に水上葉が枯れたように見えることがありますが、全体が枯れてしまったわけではないため、間違って抜いてしまわないようにしましょう。
しばらくするときれいな水中葉が出てきます。
■ブリクサ ショートリーフのおすすめポイント
- 背丈が低く前景草に最適
- ボリュームがありレイアウトのポイントになる
- 整った環境では簡単に育成できる/li>
29位:アヌビアス バルテリー
アヌビアス バルテリーは、アクアリウムでは一般的なアヌビアス・ナナの変種で、高さが約30cm程度に成長する大型種です。
W900×D450×H450mmのような大きめの水槽に最適で、育成は難しくありません。強い光量やCO2は必要ありませんし、流木や石などに活着させて育てることができるため、ベアタンク式の水槽にも入れることができます。
葉が硬いため、エビや草食性の強い熱帯魚に食べられる心配もありません。ただ、成長速度が遅く葉にコケが生えやすいので、育成する際は、コケ取り生体を導入するなどのコケ対策をしましょう。
■アヌビアス バルテリーのおすすめポイント
- 丈夫で育成が簡単
- 特殊な設備が不要
- 流木や石などに活着させて育成できる
30位:アルテルナンテラレインキー
幅広いサイズの水槽にレイアウトできるのが、アルテルナンテラレインキーです。
背丈が伸びやすい水草なので、小型~中型水槽の中景や大型水槽の前景など、水槽サイズに合わせた使い方ができます。
水上葉はややくすんだ緑色ですが、水中に植え付けると鮮やかな赤~赤紫に変わるため、どの場所にレイアウトしても良いアクセントになるでしょう。
大磯砂でも問題なく成長するため、様々なスタイルの水槽に導入できるのもポイントです。
ただし、成長がゆっくりで葉が柔らかいため、食害に合いやすいので一緒に飼育する魚の種類には注意しましょう。
強い光やCO2が無くても育成できますが、葉の鮮やかさをそこなわないためには、CO2添加が必須です。また、光量が不足すると茎が間延びしてしまうため、きれいに育成するにはそれなりの手間がかかります。
■アルテルナンテラレインキーのおすすめポイント
- 赤みが強く大きく成長するため大型水槽で映える
- トリミングの手間が少ない
- 大磯砂でも育成できる
まとめ:きれいでおすすめ人気の水草ベスト21~30!育てやすい種類を紹介
今回は、きれいでおすすめ・人気の水草ベスト21位~30位までご紹介しました。
水草の管理に慣れてきたら、ただ育てるだけではなく
- より色鮮やかに育てる
- 大きく育てる・繁茂させる
- 配置する場所や種類を工夫してレイアウトする
など目標を持った育成に挑戦してみましょう。
このコラムでご紹介した水草は育成に少しコツがいるものの、うまく育てられれば観賞性が高く水槽やレイアウトに深みが出るものばかりです。
新しい水草に挑戦することで、育成技術の向上にもつながりますので、ぜひ水槽にご紹介した水草を取り入れてみてください。
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