金魚の飼い方
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国産金魚と外国産金魚の混泳がダメな理由!病気や違い、飼育ポイント

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金魚は日本人に親しまれている観賞魚です。
長い歴史の中で国産と外国産が存在し、どちらも美しいのですが、国産と外国産の金魚は混泳させる際に、注意したいポイントがあります

一番に挙げられるのが「産地が異なると、抗体の違いからお互いが病気になってしまう」という健康上の問題です。
金魚は病気にかかりやすい魚種なので、もっとも気を付けたいところです。

また、国産金魚と外国産金魚の違いや飼育における魅力についても触れていきます。

プロアクアリストの意見をもとに国産金魚と外国産金魚の混泳について解説

このコラムは、東京アクアガーデンに在籍するプロアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

日本では、国産金魚だけでなく、多くの外国産金魚が輸入されています。
安価で売られているものから、高価な個体まで価格はさまざまですが、アクアリウムショップなどで目にすることも増えているのではないでしょうか。

しかし、国産と外国産の金魚は、混泳に向きません。ここでは、その理由と金魚の違いなどを解説します。

国産と外国産金魚の混泳に注意する理由

国産と外国産の金魚同士の混泳は向いていない理由として、金魚は国産であっても、病気や寄生虫の持ち込みが起こることがあります。
生まれた環境の違う外国産との混泳では、そのリスクが増大するのです。
その理由について、詳しく解説していきます。

病気のリスクが高くなる

産地が異なる金魚を混泳させると、大きなリスクがあるので基本的には控えます。

金魚はもともと細菌性の疾患や寄生虫に弱く、また水槽内に持ち込む可能性が高い魚種です。
そして、育った環境が違う国産と外国産では、持っている菌の種類が異なり、お互いに耐性を持っていない菌のことが多いので、病気になる確率が上がってしまうと言われています。

出荷時の検疫では、金魚がどんな金を保菌しているか、どんな病気のリスクを持っているかまではわからないため、防ぐことが難しいのです。
そこで、同じ産地の金魚のみで飼育することで、そうしたリスクを減らすことができます。

出身が異なる金魚を混泳させる場合は、塩水浴と薬浴で『トリートメント』を十分に行ってから混泳させるのが望ましいです。
それでも、後々不調が出ることもあるので、毎日様子を観察しましょう。

適水温が異なる場合がある

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外国産の金魚は温かい地域で育てられていることがあり、特にタイなど東南アジアでブリードされた金魚には、日本の冬は厳しすぎることがあります。

消化不良になると、転覆症状を見せる可能性が高くなりますので、水槽用ヒーターを使用して保温するのが良いです。
特に体の大きな個体や丸みの強い個体は低水温に弱い傾向があるので、25度程度に保温してあげましょう。

その点、国産金魚は日本の四季に適応している種類が多いので、飼育しやすいと言えます。

国産と外国産の違い

(国産金魚) 金魚セット(コメット+朱文金 各1匹)

品種としては、『和金』などの長物は基本的に国産で、『オランダ系』などの丸物は外国産の流通も多いです。

国産金魚か外国産金魚かは、一部を除いて見た目で判断するのは難しいでしょう。
見た目で判断できるポイントとして、体型・肉付きがあります。

  • 国産金魚:体色の赤が濃い、筋肉質な印象 など
  • 外国産金魚:ややスリム、ユニークな特徴を持っている など

といった判断ポイントがありますが、最近では外国で作出された金魚を国内でブリードすることも増えているため、ユニークな特徴に関してはそれほど差はありません。

(金魚)キャリコ琉金 ショートテール(中国産)(1匹)

しかし、ショートテールなどで大型の個体は外国産であることが多いです。
外国産は輸出することを前提に育成しており、海外市場で目立つ存在感のある個体・品種で、価格も高額なものがいます。

安価な外国産の場合は輸送の関係でか、やや鱗にスレ感があることがあります。
飼育していく中でツヤは良くなるので、導入前には十分にトリートメントして養生しましょう。



原産国の違いによる金魚飼育ポイント

金魚の飼育には、国産と外国産の金魚のそれぞれに応じた適切な方法があります。

水温と水換えについて

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金魚の飼育では水温・水質の管理が大切で、品種によっては水槽用ヒーターで温度を調整する必要があります。
水温に関しては、前述の通りに外国産金魚のほうがシビアです。

また、金魚飼育で最も重要なのが『水換え』です。

金魚はバクテリアのいない新しい水にも順応性が高く、こまめな水換えに向いている魚です。
フンが大きく水を汚しやすいことからも、水換えは金魚の健康を維持する上で欠かせないと言えます。

ここで、水の硬度について考えると、より良く飼育できます。
例えば、中国やタイ、インドネシアなどの外国では水の硬度が高いため、輸入したての頃には日本の水道水とややミスマッチなことがあるのです。

基本的には流通している外国産金魚ではそこまで影響はないですが、カキガラなどで水質をアルカリ性に傾けてやると調子よくなりやすいです。

国産金魚と外国産金魚の餌について

(国産金魚)メタリックキャリコ和金 フナ尾(1匹)

国産金魚の特徴に「赤や墨が濃く、色鮮やか」というのがあります。
外国産金魚は、ややオレンジっぽい色合いが多めです。

これも最近ではそれほど差は無くなってきていますが、金魚のグレードによっては少し体色が薄いと感じることもあるでしょう。
そんなときは『色揚げ用餌』を与えることでポテンシャルを引き出すことができます。

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また、国産金魚は良い体つきの個体が多いです。
増体用の餌などを与えることでより立派な体型に飼い込んでいけます。

国産、外国産のどちらでも、冷凍赤虫に良く食いつきます。
丸い体型の金魚は消化の良い餌を与えると消化不良のトラブルを防げます。

国産と外国産の金魚の魅力


国産金魚は、美しい体色や尾ビレの広がりが魅力的です。
また、日本の金魚はその歴史と文化に深い関りがあるため、飼育することで日本の文化を感じることができます。
『和金』などの長物は日本らしさを特に感じさせるでしょう。
また、国産金魚は日本の風土になじんでいるので丈夫です。

外国産の金魚は、他国での品種改良によって独自の形状や特徴があるため、珍しい特徴を楽しむことができます。
中国などから輸入された金魚は、個性豊かな見た目で楽しさを感じることができるでしょう。

まとめ:国産金魚と外国産金魚の混泳がダメな理由!病気や違い、飼育ポイント

国産金魚と外国産金魚を混泳させる注意点や、違い、飼育ポイント魅力について解説しました。

産地の異なる金魚同士を混泳させるのはおすすめできません。
金魚同士の病気リスクや飼育環境の適合性を考慮するのが望ましいでしょう。

金魚はさまざまな品種がおり、それぞれに独自の魅力を持っています。
金魚飼育を通して、日本の文化や外国の品種改良の歴史を感じることができます。

お気に入りの個体を見つけたら、ぜひ飼育に挑戦してみてください。


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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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