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【金魚の病気まとめ】金魚の飼育で気をつけたい病気とその対策とは

コラムでは各社アフィリエイトプログラムを利用した商品広告を掲載しています。

金魚のヒレに白い点がついているなどの異常を確認し、時間とともに増えていく場合は病気です。
初期ならば0.5%の塩水浴などでも治療可能ですが、目に視えて症状が分かるころには、薬浴などの治療が必要ことが多いです。

金魚は非常に体力のある魚ですが、病原菌に感染してしまうと弱いところがありますので状況を確認しつつ治療することが大切です。

金魚がかかりやすい病気6つと有効な薬について考えていきます。

金魚が罹りやすい病気とは

  • 白点病
  • 尾腐れ病
  • 松かさ病
  • 水カビ病
  • エラ病
  • 穴あき病

これら6つが代表的な金魚の病気です。
病気はどれも同じなのですが、こじらせてしまうと厄介です。

しかし初期症状なら、約1~2週間で治療することができます。

酷くなる前にしっかり治してやることが重要です。
病気別に効果的な薬や、治療方法をまとめてみました。

治療は必ず専用の隔離水槽で行いましょう。

治療薬が水槽内に残存したり、飼育器具に吸着したりするからです。また、他の金魚への感染を防いだりじっくり養療してやる目的もあります。

プラスチックの水槽やバケツで良いので、是非用意しましょう。

寄生虫の症状についてはこちらの記事をご覧ください。

白点病(ウオノカイセンチュウ)

ヒレに白い点(つぶつぶ)が現れる病気が『白点病』です。

身体の末端部分(尾びれなど)から広がり始め、次第にエラに密着、呼吸困難から窒息死を引き起こします。

サイズは0.5~1mm程度で、その正体は『白点虫(ウオノカイセンチュウ)』という寄生虫です。

白点病の原因

水温の変化が大きかったり、体調を崩すと寄生されやすいです。なので、新しい金魚を水槽に入れたてで、まだ金魚が新しい環境や水温に慣れていないときに、特に発生しやすいです。

繁殖力が強く、天文学的に増えていきます。

白点病の治療法

■治療薬:アグテン、メチレンブルーなど

夜に浮遊するので、夜間に叩くように薬浴することが重要です。

白点虫は高温に弱いので、金魚の体調を崩さないように水温をヒーターで1日に1度の昇温を限度として28~30℃に高めつつ、薬浴すると効果的です。

症状が治まっても、念のため+1週間は様子を見てやるのが望ましいです。金魚への影響として、メチレンブルー系の薬(グリーンFリキッドなど)が弱めですが、アグテンのほうが強力な薬のぶん、短期間(3日~5日ほど)で身体の白点を消すことができます。

あまりにも治療期間が長引くと(2週間以上)、金魚は体力を消耗してしまいますので、緊急を要する容態(白点が広がってしまっているなど)なのか、金魚の状態を見て薬を選ぶと良いです。

ちなみに、海水魚も白点病にかかりますが、海水の場合は『クリプトカリオン・イリタンス』という別の寄生虫です。治療法も違いますので、ご注意ください。

淡水の白点病はこの記事も参考にしてみてください。

白点病の治療薬(淡水用)はこちら

尾腐れ病

ヒレに切れ目が入り、ボロボロになっていきます。さらに、日に日に溶けたようにヒレが小さくなっていく…それは『尾腐れ病』です。

尾腐れ病の原因

尾腐れ病は、カラムナリスという細菌が原因です。菌自体は、実は常に飼育水の中にいます。しかし、条件が揃うと増えすぎてしまい、金魚に感染してしまいます。

カラムナリス菌が繁殖する条件は以下の通りです。

  • エサの食べ残しやフンがたまっている(底砂の掃除が不十分)
  • 水換えの量が少ない
  • 水温が暖かくなってきた(23℃前後)

など、飼育水の質が悪化で繁殖します。
水質が悪化すると金魚はストレスを感じて免疫力が下がり、感染してしまうんですね。

尾腐れ病の治療法

■治療薬:グリーンFリキッド(メチレンブルー)、観パラD、エルバージュ、0.5%塩水

治療には、抗菌剤を使用します。メチレンブルー系でも十分ですが、強力なぶん、徹底的に治す『観パラD』がおすすめです。

ヒレは意外とすぐ再生しますが、治らない部分が残る子もいます。その場合は愛嬌として可愛がりましょう。

尾腐れ病の治療薬はこちらです。

松かさ病

金魚の鱗が、松ぼっくりのように、逆立ってしまう病気です。

糞をしなくなったり、目が飛び出したり(ポップアイといいます)とにかく凶悪な病気です。

松かさ病の原因

一般にはエロモナス菌が原因といわれています。しかし、『金魚の内臓機能の低下や疾患』が原因という説もあります。
うろこが逆立つ原因としては、不要な体液を排出できなくなり、身体がむくみきってしまうことです。

松かさ病の治療法

■治療薬:観パラD、グリーンFゴールド、頻繁で規則正しい水換え

筋肉組織にエロモナスが感染している可能性もありますが、なんにせよ薬浴は効果が薄いです。薬をしみこませた餌を与える治療法もありますが、解決策というわけではありません。

個人的な方法ですが、水換えを毎日、もしくは1日おきに行うことで、松かさ症状を軽快させたことがあります。水換えペースを遅らせると、また体が膨らんでしまったので、根本的な治療ではないです。

水換えをすると金魚の代謝が上がりますので、体液が排出されることがありますし、松かさになってしまった金魚の完治は困難ですが、毎日しっかり管理すれば治ったケースもあります。

内臓の状態はフンでわかります。注意深く見てあげてくださいね。

松かさ病の治療に効果が見込める薬はこちらです。

水カビ病

綿のようなものを金魚がまとっている…それはカビです!

水カビ病の原因

尾腐れ病と同じく、水質の悪化で発症します。感染メカニズムは同じ(水質悪化→菌の増殖→感染)で、こちらは、カラムナリス菌ではなく、真菌類が感染した状態です。

全身をカビで覆われると、金魚は死んでしまいます。

水カビ病の治療法

治療薬:メチレンブルー系、エルバージュ、グリーンFゴールド、水換え

軽い場合はあせらず、適度に水換えを行えばいつの間にか治っていたりもします。
もちろん中程度からの症状では薬浴が必要です。

水カビ病の治療薬はこちらです。

穴あき病


ニキビのような腫瘍ができ、鱗が剥がれは意表に穴が開くという、最も痛々しい病気です。

穴あき病の原因

エロモナスという菌が原因です。

穴あき病の治療法

■治療薬:エルバージュ、グリーンFゴールド(顆粒タイプ)、観パラD

穴あき病が怖いのは、患部からさらに別の菌が筋肉感染を起こすことです。

体内に菌が入ってしまうと、普通の薬浴だけでは治療が難しくなります。
抗菌剤ををしみこませた餌(薬餌)を食べさせる治療が効果的ですが、与え過ぎると内臓に負担がかかることもあります。

できるだけ初期の内に発見・薬浴したい病気です。
膿が出てくる場合がありますが、もし出てしまった場合は、速やかに全魚を治療(薬浴)する必要があります。

稀に、薬が効かない穴あき症状の病気もありますが、耐性菌によるものと考えられる場合があります。

穴あき病の治療薬はこちらです。

エラ病

エアレーション(空気がでる装置、通称・ぶくぶく)をしているのに金魚が一日中水面で口をパクパクさせ続けていたり、突然狂ったように泳いだりします。または底で動かなくなったときはエラ病の可能性があります。

症状としてはエラが白くなり、次第に捲れていきます。それにつれて、呼吸困難になっていきます。

エラ病の原因

原因はエロモナス菌の感染です。

金魚が餌にも目をくれず、苦しそうな場合はエラ病の可能性が高いです。
水温が、突然極端に変わった場合に発症しやすいです。水換え時も、水温はきちんと合わせてあげましょう。
しかし、中には寄生虫に感染することで起こすエラ病もあります。
その場合はトロピカルNなどの、寄生虫駆除役を使用します。

エラが極端に白くなるのは寄生虫のことが多いです。

エラ病の治療法

■治療薬:メチレンブルー、トロピカルN、0.5%塩水

穴あき病とは違い、薬を使わなくても初期ならば3日程度の塩水浴で治すことができます!
それでも治らない場合は、薬を使用しましょう。

エラ病の治療薬はこちらです。

金魚の病気の万能薬は『塩』

症状がごく初期だったり、薬は金魚にショックを与える可能性があるから…と気おくれしてしまう場合は、金魚の万能薬・塩をおすすめします。エラ病も尾ぐされも、初期ならこれで治療できる頼もしい存在です。

■なぜ塩が金魚の病気に効くの?

金魚の体内には約0.9%ほどの塩分があります。
塩を適度に入れることで、浸透圧を調節して楽な環境を作り、金魚の自然治癒力を高めることができます。
また、濃度を調整することで寄生虫を駆除することもできます

薬の種類によっては併用できるため、治療効果を高めるアシストとしても役立ちます。

■それでも塩水浴のやりすぎは厳禁!

金魚が最も楽な塩分濃度は、0.5%です。10リットルなら50gの塩を入れてやる計算です。

それを超えたり、微妙な濃度の塩水は、逆に金魚の負担になります。

塩分濃度を高めて(0.6%以上)、短時間塩水浴をさせて、病気(細菌)や寄生虫を退治する方法もありますが、0.5%を超えると金魚の体内の水分も排出されてしまうため、病気にかかり弱った状態では大変危険です。

また、塩水は水質が悪くなりやすいです。気温が高い季節などは毎日換えないと、逆に金魚にダメージを与えることもあります。、常に新しい水を換えてあげられるようにしましょう。

目安としては、毎日半分以上は水換えしてあげると良いです。

■金魚を塩で治療するときの注意点

塩浴期間は1週間以上が望ましいです。あまり短期間でも効果はなく、逆に真水に戻したときに金魚の体力を奪ってしまいます。

塩浴を終えたい時は、濃度を一日に0.1〜0.2パーセントづつ減らしていくようにしてあげましょう。

また、上で書いた通り、塩水は水質が悪化しやすいので、ほぼ毎日、全部か1/2換水が必要です。しかし、毎日換水しすぎると、本当に弱った金魚は耐えられませんので様子を見ながら行いましょう。

塩水浴の時はエアレーションは必須です。長期戦の場合は、シンプルなフィルターを使用しても良いでしょう。

飼育水に薬を入れている場合、活性炭やゼオライトなどのろ材が入っていると、薬効成分を吸着してしまいます。

逆に、治療を終えたい時などには薬効成分を吸着できるので活用できます。

松かさ病の場合は、塩はよくないという意見もあります。要観察です。

金魚をイソジンで治療?!

うがい薬でお馴染み、イソジンで治療する方法もあります。

カルキを抜いた後、1Lに2滴ほどを添加し、一日1~2回を目途に、5分間だけ金魚をつける方法です。

あらゆる雑菌を退治できますが、イソジンは、金魚には強烈な殺菌効果ですのであまりおすすめはできません。

イソジンはあくまでも人間用の薬なので、自己責任で行い多用は避けましょう。

金魚を病気にしないのに重要なのは、水質です

どんな金魚も、病気になってしまう理由は大きく分けて2つです。

  1. もとから患っていた
  2. 水質の悪化による、ストレスや免疫低下

どの原因菌も、普段から水槽の中にいます。

それが、水質の悪化により急激に増えすぎたり、水槽内のバランスが崩れることで金魚が耐えられなくなり、発症してしまうのです。

なので、普段のお掃除や水換えなどのメンテナンスこそが、病気を防ぎ・治療する最良の手段であるといえます。

特に底砂の掃除は重要です。底砂には糞や餌の食べ残しなど、菌の大好物が蓄積しています。さらに、底砂が掃除不足だと、水に有機物が増えすぎて、『富栄養化』の状態になります。

そうなると、水槽にコケがはえたり、水が黄ばむなどのトラブルに繋がります。

金魚は特に糞をたくさんする魚なので、1週間~2週間に一度は、フンを取ってあげてくださいね。

金魚の病気は、未然に防ぐことが一番です!

もしも、金魚が病気を患ってしまっても、あせらず、治療を続ければ絶対に良くなります!

金魚の容態にあった、薬や治療法で対処するのはもちろん、普段から病気の原因菌を繁殖させないようなメンテナンス管理(お掃除など)で、大切にしてあげてください。

あきらめないことこそ、最大の治療なのです。

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このコラムへのコメントやお悩み相談に届いた質問の回答

  1. sora より:

    プラティのメスがおそらくお腹が大きく地底で動かなく
    なっているので妊娠しているのかなと思うのですが、
    最近、斜めに泳いだり勢いよくぶつかりに行ったりと
    変な動きをしています。これは病気を疑うべきなのでしょうか。

    一応、今、クリーンFリキッドを使用し薬浴をしているのですが
    様子が変わる気配がありません。
    どうしたらいいのでしょうか。

    • アクアガーデン編集部 より:

      実際に拝見しておりませんので正確な回答ではないことをご了承ください。
      症状から卵詰まり、消化不良、腹水病などが考えられます。
      卵詰まりと消化不良は、水温を少し高めつつ様子を見るのが良いですが、腹水病の場合はグリーンFゴールド顆粒での薬浴が良いです。
      泳ぎに異常がみられるのでおそらく病気ではないかと思います。

      腹水病についてはこちらもご覧ください。
      ※弊社運営の別サイトが開きます。

      魚のお腹が膨らむ!腹水病とは・グッピーや金魚などかかりやすい魚と治療
      https://tropica.jp/2018/10/20/post-22827/

      よろしくお願いいたします。

  2. 山本幹也 より:

    金魚は地金です。購入した時から元気がなく、下を
    向いて立った状態です。0・5%の塩浴をさせて1週間経ちますが、まだ変化はありません。
    エサは、勿論与えたとしても食べません。このまま辛抱強く塩浴させるか、また薬を投入させた方がいいのか、
    お教えください。
    なお、白点病や尾ぐされ病など、体表は問題ありません。
    よろしくお願いいたします。

    • アクアガーデン編集部 より:

      実際に拝見しておりませんので、正確な回答ではないことをご了承ください。
      その状態では、薬浴を行わないほうが良いです。エサをスポイトなどで目の前にもっていくと食べられる可能性はあります。
      地金はもともと難易度が高めの金魚です。大変恐縮ですが、元気がない個体は購入しないことをおすすめいたします。

      下記は熱帯魚の記事ですが、弱っている個体を見分ける方法です。

      ・こんな熱帯魚は買ってはいけない!ショップで見るべき魚の状態ポイント14
      https://tropica.jp/2019/10/06/post-31073/
      ※弊社運営の外部サイトが開きます。

      このような回答になり、申し訳ございません。何卒、宜しくお願いいたします。

  3. 河田秀雄 より:

    屋外(ベランダ)に置いた水槽(通称トロ船? 67cm×43cm×18cm)で和金(雑種)を飼っています
    最近、水槽の中に赤い小さな虫(ミミズのような形 5mm~7mm程度)がフィルタ-内に多数いるのを、フィルター材交換時に見つけました。
    水が濁っているのと、横から見ることができないため、フィルター以外の個所にどれくらいいるのか確認できていません
    フィルター材は2日に一回交換しています。毎回同じ程度数の虫がいます
    この虫を駆除するにはどうすればよいでしょうか
    また、金魚に対して(蛭のように血を吸うとか)有害なものでしょうか

    • アクアガーデン編集部 より:

      実際に拝見しておりませんので、正確な回答ではないことをご了承ください。
      おそらく、蚊の幼虫(赤虫)かチョウバエの幼虫ではないかと考えております。
      ろ材を交換しても一定数ついていることから、ろ過ポンプやトロ舟内で繁殖している可能性もあります。
      しかし、赤虫は金魚の好物です。金魚の血を吸うことはありませんので、トロ舟の沈殿物を清掃しつつ、様子を見るのが良いです。
      気になる場合はお湯で洗浄する方法もあります。

      こちらの記事もご参照ください。
      ・上部フィルターの虫対策!コバエの駆除と最適なメンテナンスの頻度とは
      https://tropica.jp/2018/12/04/post-24213/
      ※弊社運営の外部サイトが開きます。

      よろしくお願いいたします。

  4. 林 三冶 より:

    17歳位の金魚です。
    右のえらの内部よりできものが出ています
    体調はいたって元気です
    食欲も有ります
    写真を送れますか?

    • アクアガーデン編集部 より:

      写真の添付は出来ない仕様になっております。申し訳ございません。
      実際に拝見しておりませんが、症状からエロモナス感染症ではないかなと考えています。
      できものが大きくなっている場合は、グリーンFゴールド顆粒や観パラDのような抗菌剤での薬浴をおすすめします。

      こちらは熱帯魚のコラムですが、できものについて解説しています。症状の参考になさってください。

      ・熱帯魚の病気を症状別に解説!魚の泳ぎ方・体表の変化と治療・対処法
      https://t-aquagarden.com/column/tropical_fish_treatment

      よろしくお願いいたします。

  5. もも より:

    飼育して10年になる金魚が口腐れ病と思われる病気になってしまいました。YouTubeの動画を参考にさせていただき、グリーンFゴールド顆粒で1週間薬浴をしたのですが、よくなる気配が無かった為、もう1週間追加して薬浴をし終わりました。

    薬浴開始当初は口も開けることができ、体力があった為エサをピンセットで少しだけ与えていたのですが、今では完全に口が覆われたように閉じて(溶けて?)しまい、もうすぐ2週間になるほど餌を食べる事ができていません。

    水槽の底でじっとしている姿が見られ体力も落ちているの思ったので塩浴も併用しているのですが、このまま違う薬で薬浴を継続した方が良いのでしょうか?その場合は観パラDというもので薬浴しようと考えています。

    また、動物病院に行くことも考えたのですが、往復1時間半以上かかる上に外科的処置など可能なのか分からないので悩んでいます。

    なにか出来ることはありますでしょうか?アドバイスいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

    • アクアガーデン編集部 より:

      実際に拝見していないため、正確な対等ではないことをご了承ください。
      症状から、薬の変更は良いと考えています。
      観パラDは別の細菌用の薬なので、パフラジンFかエルバージュエースがおすすめです。

      残念ながら、日本では金魚を診てくれる動物病院はほとんどありません。
      これらの薬で様子をみるかたちになります。

      また、薬浴中であっても水換えはこまめに行うと症状が改善しやすいです。

      こちらのコラムもご参照ください。

      ・魚の薬・魚病薬の使い方!守りたい使用法・ポイントと薬浴中の対応
      https://t-aquagarden.com/column/use_fish_medicine

      よろしくお願いします。

  6. 鈴木若菜 より:

    60cm水槽 金魚:青文魚(4cm)ブラックドラゴン(4㎝)更紗オランダ獅子頭(6cm) 水温25℃~29℃
    はじめまして、こんばんは。
    つい先日から金魚飼育を始めたものです。トロピカチャンネルで金魚導入法を勉強させていただき、今金魚たちはバケツで0.5%塩水浴をして2日目です。
    青文魚とブラックドラゴンは順調なのですが、更紗オランダのバケツだけ水が妙に泡立ちます。水面を見ると粘液が異常に出ている気がして心配になって相談させていただきました。
    現在の状態です。
    1日目:車で該当魚を輸送。およそ1時間くらい。15時ころから塩水浴を開始する。水温27℃ 青文魚とブラックドラゴン 更紗オランダでバケツを分ける。暗い方が落ち着くかな&飛び出ししないように蓋をした。(日航は入らず、真っ暗になる)
    2日目:朝6時くらい水替え。同じように0.5%で全替えをする。水温25.6℃このとき、ほんの一部(1,2枚くらい)うろこが欠けていることに気づきました。
    15時更紗オランダのバケツを見ると水にとろみがあり、少し濁っていた。水温26.5℃ あまりにも汚れていたため、0.5%塩水に全替え。フンの色は薄茶色でちょうど良い長さ。

    塩水はエアレーションをつけて行っています。バケツを置く場所が半屋外なため、日中に水温が29℃くらいになっています。30℃を超えたことはありません。
    塩はホームセンターで購入したホームセンターオリジナルブランド金魚用塩、カルキ抜きは『テトラ金魚の水つくりうるおい守る水に』を10Lバケツに使用しています。
    更紗オランダに外傷があるかと思い、体もよく観察してみましたが、腹あたりのウロコが1,2枚とれているだけで出血はありません。白点や黒点は見つかりませんでした。車で1時間かけて運んだダメージが粘液になっているのでしょうか?
    いろいろな相談があり、お忙しいとは思いますが、ご回答いただけると幸いです。
    よろしくお願いします。

    • アクアガーデン編集部 より:

      実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。

      塩水は、金魚の粘膜を剥離する効果があることと、カルキ抜き剤に含まれている粘膜保護成分(ぬめりをサポートする成分)によって、水の粘度が増した状態ではないかと考えています。
      また、気温も高いので、塩水が悪くなりやすいです。

      水換えを毎日行えばトラブルになることはないと思いますが、気になる場合は投げ込みフィルターを入れることで、ある程度のぬめりは解消されやすくなります。
      塩水浴については、こちらのコラムもご参照ください。

      ・金魚の塩水浴とは!塩水浴の効果・濃度・期間・戻し方を徹底解説します
      https://t-aquagarden.com/column/goldfish_saltwater

      よろしくお願いいたします。

  7. 菅原 より:

    金魚の症状を検索していましたら、こちらにたどり着きました。質問させてください。7年目の和金です。以前背ビレが白点病にかかった為、塩水浴をしたのですが、白い点見えなくなったため、塩水浴をやめたのですが、今度は、同じ背ビレに白く小さい米粒のようなイボがひとつだけできてしまいました。イボの周辺は、少し赤くなっています。色々な画像を見て調べたのですが、なかなか同じようなものがみあたらず何の病気か判断が難しく…こちらも塩水浴の治療が有効でしょうか。また何かやれることがありましたらご教授いただけましたらありがたいです。よろしくお願いいたします。

    • アクアガーデン編集部 より:

      実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
      白点病と赤斑病の併発か、赤斑病の悪化(エロモナス感染症)かなと考えています。
      塩水浴だけで白点病を治療することは困難です。

      ・白点が増える場合=ヒコサンZかアグテン+毎日の水換えで治療
      ・白点が増えない場合=グリーンFゴールド顆粒か観パラDで薬浴+水換え

      というように、状態に応じて魚病薬を変えるのがおすすめです。
      白点が増える場合は、白点虫が駆除できていない状態ですので、そちらの治療を優先します。

      こちらのコラムもご参照ください。
      ・魚の治療薬はどうして効くの?魚病薬ごとの有効成分・効果の違いまとめ!
      https://t-aquagarden.com/column/fish_medicine

      よろしくお願いいたします。

      • 菅原 より:

        大変勉強になりました。試してみたいと思います。
        返信そして教えていただき感謝いたします。ありがとうございました。

  8. S・N より:

    こんにちは、初めてお便りします。生後五年ほどになる琉金を二匹飼っています。大きさは15センチほど大きくなっています。
     90センチほどの水槽に二匹飼っています。
     二匹ともとても元気に餌も食べて動き回っていますが、ロングテール琉金の方が、一昨日見たら、右目を覆う透明の丸い部分に白い影のようなカビのようなも2ミリのが見えました。
     そこで、前に購入し使わなかったアクテンという薬と粗塩を入れて様子を見ているのですが、それで良いでしょうか?
     その琉金は今年に入り赤い色が顔の正面にあったものが、色褪せてきています。なんとなく、水面に口を出す回数も多く感じます。

     水質をきれいにするために水槽の三分の1程度を5日に一回ほどの掃除としてしていますが、薬剤を入れた場合、水替えをしたあとは、水を足した分、薬剤も
    その度に入れた方がいいのでしょうか?

     二匹が仲良いし、粗塩も薬剤も元気な琉金にもいいかと思い一緒の水槽ですが、離して治療する方がいいでしょうか?

     困ってしまったので、質問させていただきます。

     どうぞ、よろしくお願いします。

    • アクアガーデン編集部 より:

      実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
      金魚の目が白濁する理由として、水質悪化の場合があります。
      アグテンは水カビと白点病に効果がある薬ですので、今回は使用しなくても良いかなと考えております。
      塩は体調不良に有効なので、粗塩のみの塩水浴に切り替えるのがおすすめです。

      薬浴を続ける場合は足し水にも同じ濃度の薬剤を添加しましょう。

      また、薬浴時は白点病などの感染力が強い病気以外は、罹患した金魚のみを別容器に隔離して行います。
      アグテンのような着色性の薬を本水槽に入れてしまうと、水槽のシリコンなどが青くなってしてしまうからです。また、水をきれいにするバクテリアにも多少影響があります。

      今回はまずは塩水浴で様子を見て、こまめに水換えするのが良いと考えています。
      こちらのコラムもご参照ください。

      ・魚の薬・魚病薬の使い方!守りたい使用法・ポイントと薬浴中の対応
      https://t-aquagarden.com/column/use_fish_medicine

      よろしくお願いいたします。

      • S・N より:

         素早いアドバイスに感謝です。今回は、アクテンを使わずに塩でトレイしてみますね。
         塩の分量も書いてくださっているので、参考にさせていただきます。
         PBS光合成細菌を入れた頃から、水はきれいに見えるけれど、緑の短めの苔が石とかに突き出して、
        金魚も楽しそうに食べているのでそのまま、苔をつけたままにしていましたが、参考の文章を読んでみて、
        やはり取ってあげたほうが水質には良さそうなので、それも含めて水質の浄化を頑張って、金魚に元気を
        戻してあげたいと思います・

         金魚は初めての二匹なので、どこに相談していいか分からず、本当に助かります。どうぞ、今後とも
        よろしくお願いします。

  9. 小林祐貴 より:

    金魚の質問です。この琉金の稚魚(生後5ヶ月約3.5cm)は病気ですか?エラが少し白っぽい気がします。
    エラ病(細菌性)、金魚ヘルペス等でしょうか?エラの縁が腐ってる感じなのはエラ病な気がします。1月3日に発見し、とりあえず3分の1換水して塩浴0・5%、絶食してます(このくらい成長した稚魚だとどのくらい絶食okでしょうか?)。下に今の症状と自分なりに考えた可能性のある病気、普段の世話を書きました。あと、エラが見えるのは生まれつきエラまくれだからです。何の病気か判断できましたらその病気の治療法、判断が困難でしたらこちらでもできる判断のポイント、それが特になかったら、その場合どういうことをすれば良いのか(考えられる病気全てに対応した治療法等)回答いただけると幸いです。お忙しい中すみません、よろしくお願いいたします。
    今の症状と考えられる病気
    水中で口パクパク→エラ病
    エラ白い→エラ病、金魚ヘルペス
    動き少し鈍い→弱ってる、エラ病、金魚ヘルペス
    あまり近づいてこない→弱ってる、エラ病、金魚ヘルペス
    エサ少し食べ残す→弱ってる、エラ病、金魚ヘルペス→1月5日全く食べなくなる。
    昼間でも底に時々沈む(前はなかった)(塩浴翌日少しマシ)→弱ってる→1月5、6日ほぼ無し
    鼻上げの様な仕草時々する(特に朝)(最近は結構減った)
    背びれ時々少したたむ→弱ってる
    口の下に赤い線みたいなのがある(塩浴翌朝出た)
    普段の世話
    1日3〜4回フレークの餌を一回につき半掴みほどやる。1〜2週間に1回4割程換水。フィルターはロカボーイコンパクト使用。水量は約6リットル。1匹で飼育。ヒーターは無しで、部屋の暖房も付いてる時とついてない時があるが、家自体に断熱材があるのと、アルミホイルとダンボール、ラップの蓋で水槽保温してるためか、基本1日中20℃程の水温。
    1月6日
    半換水

    • アクアガーデン編集部 より:

      金魚ヘルペスであるかは、弊社では断言することはできません。
      症状からはエラ病・細菌感染症と考えられますが、どちらにしても28度以上の昇温治療が効果的です。
      病気や不調について何度かご質問をいただいておりますが、総水量に対して換水量が少ないと感じています。
      病気や塩水浴の場合は毎日1/2~2/3以上換水が望ましく、本来は全換水が最もおすすめです。

      こちらのコラムもご参照ください。

      金魚の塩水浴とは!塩水浴の効果・濃度・期間・戻し方を徹底解説します
      https://t-aquagarden.com/column/goldfish_saltwater

      よろしくお願いいたします。

  10. ナガクラマサジ より:

    昨年生まれた琉金に特にしっぽ当たりに粟粒みたいな気泡が出来た。6個の水槽の内2つの水槽で発生している。病名と対策を教えてください。現在、金魚、タナゴ、ナマズ、めだか、ミッキーマウスプラテー、かだやしを飼育中です

    • アクアガーデン編集部 より:

      実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
      粟粒みたいな、ということで小さな粒状のものかと思います。
      粒の色・大きさにもよりますが、1~2mmほどで白いなら白点病と考えられます。

      白点病についてはこちらのコラムもご参照ください。
      ・白点病の初期症状とは!体をこする・白い粒が付くなど前兆を解説
      https://t-aquagarden.com/column/symptoms_whitespot_disease

      よろしくお願いいたします。

執筆者 中島

金魚に愛を注いでいるWeb担当。
かわいい金魚の為なら腰痛も何のその。金魚のテンションがMAXになる魔法の餌・アカムシを与えることに喜びを感じています!アクアリウムに親しめる、良い情報をお届けできるように勉強&実践中です。文章づくりも頑張ります!

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