メダカ水槽に入れてはいけない生き物・アイテム10種!快適な飼育環境とは

投稿日:2023.05.01|
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メダカは初心者から飼育しやすい魚ですが、一緒に飼育できない生き物や相性が悪いアイテムも存在します。
メダカ水槽に入れてはいけない生き物・アイテム例としては、以下のものが挙げられます。
- ザリガニ
- 亀
- 金魚
- カニ
- メダカが口に入る熱帯魚
- 冷たい水道水
- 水流が強すぎるろ過フィルター
- 水生植物用の化学肥料 など
今回はメダカと混泳NGな生き物7種類と、メダカ水槽に入れてはいけないアイテムを3つ解説します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにメダカと相性が悪い生き物・アイテムについて解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
- メダカと肉食性の強い生き物との混泳はNG!ザリガニやカメ、カニ、大型魚は厳禁
- 小型熱帯魚とは混泳できるけど、卵や稚魚は襲われることもあるよ繁殖を考える場合は別の水槽で飼育しよう!
- メダカは水質・水温変化に弱い!水換えの際には気を付けよう!水生植物用の栄養剤も要注意!
- メダカの水槽に入れてはいけないもの10種相性が悪い生き物とアイテムを解説
メダカは温和で様々な魚種と混泳可能な魚です。
しかし、肉食性が強い生き物には襲われがちで、一緒の水槽で飼育していたら、メダカの数が減ってしまうことも少なくありません。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、メダカの水槽に入れないほうが良い生き物やアイテムについて解説します。
メダカ水槽に入れてはいけないものを動画で解説!
この記事の内容は動画でもご覧いただけます。
メダカ水槽に入れてはいけない生物やアイテムを音声付きで解説します。
東京アクアガーデンではYouTubeチャンネル『トロピカチャンネル』を公開しています。
メダカ飼育の基本や繁殖について、屋外・室内飼育の違いなどを動画でわかりやすく解説しています。
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メダカ水槽に入れてはいけない生物7選

ほかの生き物を攻撃することのないメダカですが、ザリガニや亀以外などの肉食生体以外にも、プラティなど一部の熱帯魚とも相性が悪いです。
今回は似た飼育環境だけれど相性が悪い7種類の生き物を解説します。
生き物1:ザリガニ

日本ではごく普通に河川や湖などで外来種のアメリカザリガニが生息しています。
稀にメダカの姿を見ることもありますが、メダカはザリガニにとって食べ物です。
ザリガニは主に水槽の底面付近で生活するので、水位があれば上部を泳ぐメダカと生活圏が被らず大丈夫なようにも思えますが、弱っていたり休んでいる場合には、ザリガニに狙われます。
またザリガニは脱走の名人で、機材のホースなどを伝って上の方に行くこともあるので、水槽の高さがある・水深が深いから食べられないとは一概に言うことができないため、混泳は避けるのがベストです。
ザリガニを飼育する際は、高さが十分にある水槽か、フタを必ず閉めましょう。
※販売目的ではない飼育や譲渡は認められます。
2020年11月2日より、アメリカザリガニを除く外来ザリガニ全種が特定外来生物に指定され、規制が開始されましたが、規制が強まります。
放流は絶対に行わないようにして、最後まで育てましょう。
ザリガニの飼育についてはこちらのコラムをご参照ください。
生き物2:水生カメ

水生カメは基本的に肉食で、メダカのような小魚は大好物です。
お腹が空いている状態が続くと、メダカを食べてしまうので混泳には向きません。
活餌としてメダカを与えることがあるほどです。
カメの飼育に関してはこちらのコラムをご覧ください。
生き物3:金魚

金魚はザリガニやカメよりは危険性は下がりますが、メダカよりも金魚の方が性格が強め(食欲旺盛)な一面があるので、食べられないまでもいじめに遭ってしまう可能性があります。
また金魚は雑食性で食欲も旺盛、口に入るものは何でも食べてしまいます。
幼魚であるなど、金魚の口に入ってしまうほど混泳するメダカが小さい場合には、食べられてしまうことも珍しくありませんので混泳は避けたほうが無難です。
金魚飼育に関してはこちらをご覧ください。
生き物4:カニ

河川などで見かける淡水のカニも、自然界ではザリガニと同様にメダカを餌にしていることがあるためメダカとの混泳には不向きです。
カニの飼育関してはこちらをご覧ください。
生き物5:プラティなどの小型熱帯魚も要注意

メダカは熱帯魚のプラティやグッピーなど、小型の淡水熱帯魚とも混泳可能です。
飼育水は23~26℃が適温でpHはメダカも弱酸性~弱アルカリ性、プラティやグッピーは中性~弱アルカリ性を好むため水質に困ることもなく、混泳している飼育者もいます。
しかし、プラティやグッピーなどの繁殖しやすい熱帯魚との混泳は不具合が起こることがあります。
プラティやグッピーは卵胎生、メダカは卵生で稚魚の状態で生まれてくるため、前者の方が生存率が高くなります。
どちらも口の中に入るものは食べてしまうので、混泳させているとメダカの卵を食べられてしまい、メダカが増えないことがあるため、繁殖を考えている場合はNGです。
またプラティの方がやや体が大きいこと・遊泳層がかぶってしまうこともあり、幼魚や稚魚がいじめられやすい傾向にあります。
プラティやグッピーに関してはこちらをご覧ください。
生き物6:モーリー

熱帯魚のモーリーも水温やpHに気を付ければメダカと混泳させることはできますが、やはり体の大きさの差と遊泳層が同じという点でメダカの稚魚がいじめられやすいです。またモーリーも卵胎生で、メダカの卵や稚魚を食べてしまうことが多く、気付くとモーリーが残ってメダカがいなくなった、なんてこともあります。
遊泳層が被る熱帯魚との混泳は避けたほうが無難ですが、ポイントに気を付ければ混泳が全くできないわけではありません。
混泳させたいという人はこちらの記事を参考にしてください。
生き物7:エンゼルフィッシュ

ゆったりとした泳ぎと小さな口をしているので、温和な性格と思われがちなエンゼルフィッシュですが、実は肉食性が強い魚です。
エンゼルフィッシュが小さな頃は問題が起きにくいですが、自分よりも小さなメダカや稚魚を襲うことがあり、いじめや食べられてしまうことも珍しくないので、メダカとの混泳は難しいと言えます。
エンゼルフィッシュの飼育や混泳についてはこちらをご覧ください。
メダカ水槽に入れてはいけないアイテム3選

メダカ水槽に入れてはいけない生き物を7種類ご紹介してきましたが、ここからはメダカ水槽に入れてはいけないものを3つご紹介していきます。今回ご紹介する『メダカ水槽に入れてはいけないアイテム』には、『アイテム(物)』と、飼育水の温度にあっていない『冷たい水道水』『化学肥料』の3つがあります。それぞれどのような理由でNGなのか、解説いたします。
アイテム1:冷たい水道水
『メダカはカルキ抜きなしでも死なない』という説があるほど、強健で日本の水質に馴染んでいる魚です。
とはいえ、見た目ではわからないダメージを受けていることがありますので、カルキはしっかりと抜いた水を使いましょう。
また、飼育水と水温が違いすぎる場合は、水温差でメダカが弱ります。
水温差は、ショック状態になることもあるほど魚に取って重要な数値ですので、必ず水温差を無くしてから注ぎましょう。
急に水温が高くなるよりも水温が低くなる方がダメージが大きいので、水換えや新しくお迎えするときの水合わせは水温もしっかりとあわせます。
カルキ抜きや水温についてはこちらのコラムをご参照ください。
アイテム2:水流が強すぎるろ過フィルター

メダカは活発に泳ぎ回るので、水流があっても大丈夫と思えますが、体が小さいため強い水流はあまり得意ではありません。
自然の河川や湖などでも水流の弱いところや、水流のない水溜まりにいることが多いのですが、これは常に水流が強い場所にいると体の小さなメダカは流されてしまいますし、体力を消耗してしまいます。
そのため飼育環境でもろ過フィルターの水流は程よくしてあげるのは大切なポイントです。
ろ過フィルターを使用する場合は自分で水流を調整できるタイプか、スポンジフィルターや外部式フィルターなど、水流の穏やかな物を使いましょう。
アイテム3:水生植物用の化学肥料
睡蓮や水生植物と一緒にメダカを育てたい、という場合に「水生植物用の化学肥料」を導入すると良いのでは?と考えられます。
しかし、メダカ水槽に水生植物用の化学肥料は使用NGと考えたほうがよいです。
使用してもメダカに影響のない商品もあるのですが、水生植物用の化学肥料の場合はアクアリウム用の水草のものよりも過剰な栄養分が水中に出やすい傾向にあります。
過剰な栄養分が水中に出てしまうと、コケが生えやすくなる・水質悪化が早まるといったデメリットもあるので使用は避けましょう。
メダカ水槽で水草も育てたいのであれば赤玉土かソイルがおすすめです。
水流と温度変化が穏やかな飼育環境を目指そう

メダカ水槽に入れてはいけない生き物やアイテムについてお話ししてきましたが、メダカを長生きさせてあげるためには、水流が穏やかで温度変化もゆったりとした環境を維持するのがポイントです。
屋外飼育の場合は鳥や昆虫・犬・猫などの外敵などの脅威にさらされないこと、屋内飼育であれば人どおりが少なく静かな環境が理想です。
メダカの天敵についてはこちらのコラムをご覧ください。
メダカを長生きさせるポイントについてはこちら!
まとめ:メダカ水槽に入れてはいけない生き物・アイテム10種!快適な飼育環境とは

メダカ水槽に入れてはいけない生き物を7種類、入れてはいけないアイテムを3つご紹介しました。
普段は温和な生き物でも、メダカの稚魚を食べてしまうことがあるなど、混泳にはいくつかの注意したほうが良い点があります。
混泳に関してはうまく成り立つ場合もありますが、カメやザリガニなど、肉食性の強い生き物との混泳は避けましょう。
メダカや混泳させる相手の特性をしっかりと理解したうえで飼育することで、メダカの長生きにも繋がります。
メダカと混泳不可な生き物については、こちらの記事でも紹介しているので是非、参考にしてください。
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投稿されたコメントやご相談と回答
メダカ飼育してます
赤玉牡蠣からサンゴ
死ぬどころか元気に卵うんでます
何が正解なんでしょうか🤔
飼育水の水質が、メダカに負荷をかけるものにならなければ、そうした素材も入れてはいけないわけではありません。
しかし、水質が偏る可能性のあるものは、入れないことを推奨しています。
例えば、赤玉土やカキガラはメダカと相性が良い素材ですが、サンゴ砂や化石サンゴは水質をアルカリ性に傾けやすいので、メダカ飼育には向いていません。
しかし、少量なら問題ないこともあります。どんな素材も使用の度合いによると言えるでしょう。
メダカに最適な水質については、こちらのコラムをご参照ください。
・メダカが好む飼育水とは!pHなどメダカに良い水・悪い水を解説します!
https://t-aquagarden.com/column/medaka_ph
よろしくお願いいたします。
めだかをベランダで飼うためにカルキ抜きの水を用意したくてバケツに水を入れてベランダに置いています。その水にボウフラなどが湧かないか心配です。ふたつきのバケツでもカルキは抜けますか?
蓋を付けてしまうと、カルキが抜ける効率が落ちます。
カルキはおおよそ1~2日程度で抜けますので、ボウフラが湧いてしまったら汲み直すなどして、長期間放置しないようにするのが良いでしょう。
成魚のメダカならボウフラを捕食することができます。
稚魚や若魚は反対にボウフラに襲われることがあるため、注意しながら管理するのが良いです。
ビオトープでの飼育については、こちらもご参照ください。
・ビオトープでメダカを飼ってみよう!初心者向けポイントとおすすめ水草・メダカ品種
https://t-aquagarden.com/column/medaka_biotope
よろしくお願いします。
20匹居たメダカが10日で1匹になり死体や残骸もいっさい無し。室内飼育蓋付き60センチ水槽、混成は土壌4匹、エビ(ミナミヌマエビ4匹、ヤマトヌマエビ5匹)巻貝やタニシ類40個です。昨日水槽を掃除して2時間後に最後の1匹が消えました。なんの痕跡もありません。ミステリーです。メダカを買い足したいのですが心配です。原因何かアドバイスありましたら宜しくお願い致します。
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
水槽で飼育している魚が消えてしまうのは、実はよくあることです。
メダカがいなくなる主な原因は以下の通りです。
・何らかの原因で亡くなり、他の生き物に食べられてしまった。
・亡くなったあと、ろ過フィルターに吸い込まれてしまった。
・ドジョウに食べられた。
今回の水槽の場合、混泳生体が豊富なため、亡くなってから食べられてしまうまで時間がかからなかった可能性もあります。
ヌマエビ類だけでなく、巻貝やタニシ、ドジョウもメダカの死骸を食べます。
また、ドジョウのサイズが大きい場合は、メダカを襲って食べることがあります。
対策としては沈下性の餌をドジョウに十分に与えるか、隠れ家を増やすのが良いです。
こちらのコラムもご参照ください。
・メダカと一緒に飼える魚や生き物は何がいる?混泳におすすめ・向かない生き物をご紹介
https://t-aquagarden.com/column/medaka_mix_breeding
よろしくお願いいたします。